室町無頼のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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室町無頼

[ムロマチブライ]
Muromachi Outsiders
2025年上映時間:135分
平均点:6.20 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
公開開始日(2025-01-17) (公開中)
アクションドラマ時代劇小説の映画化
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タイトル情報更新(2025-01-05)【イニシャルK】さん
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監督入江悠
キャスト大泉洋(男優)蓮田兵衛
松本若菜(女優)芳王子
遠藤雄弥(男優)赤間誠四郎
前野朋哉(男優)七尾ノ源三
武田梨奈(女優)超煕
水澤紳吾(男優)伝助
岩永丞威(男優)鎖鎌の斬ノ助
吉本実憂(女優)伏士のお千
ドンペイ(男優)孫八
中村蒼(男優)足利義政
矢島健一(男優)伊勢貞親
三宅弘城(男優)法妙坊暁信
柄本明(男優)唐埼の老人
北村一輝(男優)名和好臣
堤真一(男優)骨皮道賢
脚本入江悠
音楽池頼広
津島玄一(音楽プロデューサー)
撮影大塚亮
製作東映(「室町無頼」製作委員会)
東映アニメーション(「室町無頼」製作委員会)
テレビ朝日(「室町無頼」製作委員会)
東映ビデオ(「室町無頼」製作委員会)
読売新聞社(「室町無頼」製作委員会)
企画須藤泰司(企画プロデュース)
配給東映
特撮野口光一〔特撮〕(VFXスーパーバイザー)
美術武田双雲(題字)
照明杉本崇
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1.《ネタバレ》 ちょっと珍しい室町時代を舞台にした時代もの…ではあるのですが、お話の内容というのは本質的には非常にシンプルな(で実際の成り行きも最初に最後まで見通せてしまうだろう…的な)モノではあるので、これもやはり「ナニが」というよりは「どう」語られるか、という、より見映えその他の部分に力点を置いて鑑賞すべき作品には思えますね。その意味では何よりもまず第一に、かなり気合の入った大掛かりな邦画だった様には思えていて、その見た目等のクオリティというのはワリと隅々まで行き届いてハイレベルだったな…と思いますね。他方、重ねて、お話の内容自体はだいぶシンプルなのですが、画づくり自体の感じは結構こだわって薄汚れて荒んで=観易いというよりは逆、みたいな感じでもあり、また台詞による説明や・そもそも台詞の言葉遣い自体も(これも多分こだわりとして)ごく古めかしい=ちょっと分り易くはないモノになっていたりもして、個人的には、最も一般的な(こーいう大規模な)邦画の娯楽作よりは、より芸術的というか作家性を感じられるというか私の好みには近い方の全体の質感ではあったかと思ったりもしますね。

もう一点、当然の如くに時代劇的…と言いつつも、私としては、より正確には(更に)西部劇的…みたいな感覚をも覚えられましたのですね⇒音楽なんかが率直に完全にソッチ系のヤツだったよな…と。タイトル通り「無頼」が主人公・中心人物なので、そこについては確かに西部劇の方がむしろ近いのかも…と思ったりもしますが(⇒侍って、なんだかんだ、やっぱ秩序立って=畏まってますからね)とは言え特に後半は、そんな西部劇みたいに寂寥・寂寞にニヒルをカマす…みたいな感じでもなく、もっと脂切って血腥い「濃ゆい」物語にはなってゆくのですよね。取り分け、またなんだかんだ西部劇でも必ず中心に据えられている、遂にその暴力がもたらす「カタルシス」というモノ自体は、今作では(通常の西部劇のソレよりも)遥かに強大なモノになっていた、かとは思うのですね⇒暴力でしか世界を動かせなかった時代に、より大勢でそれをつくり上げて+更にはそれを大勢で「共有」する行為のそのモノがまたカタルシスとなる…コトをも描き出して居る、と。ただ、結局のトコロでは今作は、先立つ数々の優れた西部劇と同じく、最後にはその暴力によるカタルシスを「礼賛」するものではない…というコトもまた、確かに示してくれてはいたとも思えては居りまして、その意味でもごくオーソドックスな=シンプルに共感が可能で+それ故に普遍的である、と言って好いだろうお話であったかな、と思います。再度、端的な映画としての(物理的な)クオリティは全編通して非常に申し分の無いものだったし、内容もごく「王道」であったな…と⇒クライマックスの大泉洋にはかなり感情移入できたな…と⇒素直に楽しめたな…と感じました。オススメできます。
Yuki2Invyさん [映画館(邦画)] 7点(2025-01-26 12:58:35)《更新》
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 6.20点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6480.00%
7120.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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