1.《ネタバレ》 この時代の東京って、こんな若者だらけだった・・・というのはウソ。
ただ、「偽造テレカ」は懐かしい。
時代を象徴している。
吉川ひなのが、おそらく最も輝いていた頃。
そんな彼女が出演しているだけでも価値がある。
あのミニスカートは素晴らしい。
それに手を出さない武田真治も、かっこいい(?)、いや、ダメだ。
なんか東京都心をフワフワと歩いている感じの気分になった。
まったくもって、時間的感覚がない。
せかせかと東京で働くサラリーマンと全くもって異質な世界。
だが、そんなサラリーマンも、同じ東京で生活している。
同じ東京という場所で、こんな人間達が居ても、おかしくはないかもしれない。
吉川ひなのの演技はダメダメだが、そのダメさ加減が、彼女を何倍にも魅力的に映しているところが面白いし、とても良い。