18.《ネタバレ》 アメリカで夫の帰りを待つ家族など、戦場以外の心境を描いている所が他の戦争映画とは大きく違うところだと思った。特に死亡届けを配るシーンは死を受け入れる家族の苦悩がよくわかるし、その後の生還したシーンを引き立てていると思う。アメリカ寄りに話は進行するがベトナム側にもスポットを当てていることは評価できると思う、それぞれの指揮官の生き様であったり、部下を守ろうと言う使命感が伝わってきて他の映画とはまた少し変わった視点から見ることができた。 【taka-104】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-11-24 01:12:51) |
17.メル・ギブソンの戦争映画はアクション映画としてみる私としては良かった。 【あるまーぬ】さん [地上波(吹替)] 7点(2007-07-31 20:04:31) |
16.この手の映画って、リアリティがあるだけに、ヘタなホラーよりよっぽど怖い。ベタなんだけど、普通に戦争って怖ええ~って思えるから、制作者の思惑通りにさせられたかな(笑) 戦闘シーンは、大迫力。痛快さ、残虐さがびしびし感じられてヨカッタ。ただ、そもそも特にメリハリのないストーリーなのに、えんえんと戦闘シーンが続くのは、ちょっとダルかったかな。 【椎名みかん】さん [地上波(吹替)] 7点(2005-09-25 00:20:43) |
15.感動大作というにはいささか物足りない。それなりにうるうるとはするのだが、音楽とスローの多用が妙に重苦しいだけでいまいち迫力に欠ける。メル様は老けたのか、目が優しすぎるのか、ジョン・ウェインなどの往年の戦争映画スターたちに比べると存在感がない。まあベトナムだとこの程度がちょうどいいのかもしれないが。マデリーン・ストウも老けていて驚いた。最後に勝利できた理由もわかりにくい。とはいえ原作がノンフィクションなら納得するしかない。飛行機の大量投入が本作の一番の見せ場ではなかろうか。人間ドラマとリアルな戦闘シーン、現場と会議室、敵と味方と構図はわかりやすいのだが、いささかステロタイプに過ぎる。スピルバーグやリドリー・スコットを観た後だとその戦闘シーンも甘い。もっとぐっちょんぐっちょんにしつつ、銃後のシーンは抑制気味にした方がベターだったか。北ベトナム軍は誠実に描いていたと思う。しかし結局その監督の真面目さが仇になったような気がする。「ブラックホークダウン」と「8月のメモワール」を足して2.5で割ったような作品。しかし知識の習得としては有意義な作品といえよう。邦題はいいのだが。 【わいえす】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-05-17 02:29:27) |
14.最初にベトナムの兵にもこの映画を捧げると言っていたが、そうするためにはもう1本映画を撮り直す必要があるようだ。その理由は大きく2つ。1.ずっとアメリカ軍の視点で描かれベトナム兵やその家族の悲しみはほぼ100%描かれていない。2.最後に出てきた戦死者名はアメリカ軍のみ。またしてもアメリカのアメリカによるアメリカのための映画となってしまった。しかし、アメリカの良きために今回はなっていると感じる。 【000】さん 7点(2005-03-27 12:14:44) |
13.2002年の「理想の上司ベスト3」には選ばれたのでしょうか、メル・ギブソンが部下のためにする神への祈りや壮行会での演説の言葉が素晴らしい。あれなら誰でも「この人のためなら死んでもいい」ときっと思う事でしょう。映画のほとんどの部分を占める戦場の場面はなかなか見応えがあります。飛び散る血しぶき、爆薬に吹き飛ぶ兵士や爆撃の炎に包まれる兵士、本当に火傷したんじゃないかと思うほどのリアリティがあり、あたかも実際にその場にいるような臨場感と戦慄を感じられました。戦術的な賭け引きもあるけれどあまり重要ではなく、戦友同士の絆や殉職兵士に対する悲しみを描いたと思われるテーマは掘り下げ方がもう少し深ければいい作品に仕上がったのにもったいない。また原題の「We Were Soldiers」よりはいいがなぜ日本題をワンス・アンド・フォーエバーにしたのでしょう。 【WEB職人】さん 7点(2004-03-28 21:34:22) |
12.詰め込んでいる割には、ストーリーは無きに等しい。ただ映像は素晴らしい。また可能な限りCGを使わず、また北ベトナム軍側を描こうとした姿勢は評価したい。個人的に北ベトナムの将軍とアメリカの将軍が同じ月を見上げているシーンがお気に入り。二人とも同じ立場だと言うことを意味しているのだろう。 |
11.メロドラマになってしまっているのがちょっと残念な気がしました。戦場の緊迫感は中々のものでした。 【じふぶき】さん 7点(2003-12-03 10:53:31) |
10.『兵士が最後に言い残す一番多い言葉を知ってる?妻に伝えてくれ「愛してる」と。』っていう予告編。予告編だけで感動してしまう。でも、実際このセリフは本編に含まれてなかった気がする。そこが残念。でも家族愛と共に反戦を訴える映画ではあると思う。『ベトナム戦争についてもう一度考え直せって!』っていうメッセージは多少伝わってくる。またこの映画はアメリカの戦争映画には珍しく、相手の北ベトナム軍の視点からも描いている。彼らにも家族がいて、この戦争でどれほど血を流し、どれほど涙を流したかってことを描いている点は良かったと思う。ただ、他の戦争映画に比べればっていう前置きは付く。絶対的に言えばまだまだ描き足りなかったってのも事実。また、戦地におけるマスメディアの存在についても終盤で描かれていて良かった。【プライベート・ライアン】なんかに比べれば映像は劣る。でもメッセージはこっちの方が伝わってきた。個人的には評価したい。 【ブン】さん 7点(2003-11-12 06:53:44) |
|
9.この映画は、出征前の部分や銃後の妻達の不安を描いたところが、60年代という時代背景を考慮したのか、映像も内容も意識的にか少し古めかしさを強調していたように見える。しかし大半を占めるベトナムの戦場シーンは今風のリアリスティックな描写になっている点、その間に若干のギャップが生じたようだ。出征前の部分はもう少し刈り込んで2時間10分くらいにまとめたほうが座りがよかったのではないかな?北ベトナム側の描写も残念ながら付け足しの感は否定できない。ただし戦闘シーンは迫力満点で、米軍の苦しい戦いがうまくとらえられていたように思う。空爆シーンなどまことに凄まじい。また終わりの方ではメルギブのマッチスモ全開といった趣があり、エンターティメント作品として大いに満足でした。そう、戦争映画は高い意味でのエンターティメントなのだと思う。反戦メッセージが見つからなければダメ、では心が狭すぎるし、なんの為に映画をみているんだということになってしまわないか?ところでこの作品を批判するのはもちろん自由だが、一言たりとも根拠を示さず、一方的な罵詈雑言を書き連ねている人が2,3いるのは情けない。それでは所謂荒らしと同じで、とてもこのサイトの趣旨に沿っているとは思えない。意識の改善を望む。 |
8.おもしろいとは思うが見てると疲れた。 あとこの映画にもむかつく批判の仕方をしてるやつがいるが、見ていてむなくそ悪いからやめろ 【天下無双の豪傑】さん 7点(2003-07-01 21:00:21) |
7.壮絶な戦闘中であっても、ジミーのように努めて明るくふるまって恐怖に耐えた兵士がいたと信じたい。ごまかしかもしれないが、北ヴェトナム側の描写もあり、最近のアメリカ万歳映画とは僅かばかり違う印象をうけた。 【やな太郎】さん 7点(2003-06-24 23:25:32) |
6.あんなにアメリカ軍が苦戦した戦争だとは知りませんでした。戦争映画ってあんまり好きではないんですけど、こちらはおもしろかったです。。。 【mako】さん 7点(2003-06-21 12:22:19) |
5.実戦指揮官の手記を元にした作品って多いですね。その手のもののなりがちな落とし穴というのは、自分たちのやっていることを正当化しようとするあまり反感を買ったりするものが多いのですが、この作品の場合はさほど感じないですみました。ただ、反戦映画としての趣旨はわかるのですが、北ベトナム軍を対等な敵として描こうとしたり、アメリカでの家族の様子を描こうとしたり、戦場で起きたできごとをできるだけ客観的に描こうとするあまり、何もかもが希薄で中途半端に終わってしまった気がします。最近の作品でのメル・ギブソンは、いつの時代の作品でも家族のために戦う父親を演じている気がしますが、「パトリオット」や「ブレイブハート」の場合は、自らの独立を勝ち取るために侵略者である敵と戦うという必然性もありましたが、ベトナム戦争の場合そういう理由も明白ではなく、「共産主義の脅威」という抽象的命題のために戦うということで、その辺のとまどいが演技にも出ていたように感じます。だからこそ小さな娘の問いかけにも歯切れが悪い回答しかできないし、出撃前の演説にしても戦う目的はさらりと流すしかなかったわけですね。UPIの記者として従軍するバリー・ペッパーが「この戦争は何かが違う」と言って、「だから銃でなくカメラを持ったんだ」という台詞には共感するものがありました。それでもベトナム兵が押し寄せてくると、結局銃を持って「プライベート・ライアン」でのジャクソン二等兵のように戦ってしまうのが虚しいですね。でもその後すぐに銃を捨てカメラを手にするあたり、初志を感じてグッと来るものがありました。ただ最初に書いた、中途半端に感じられた原因はベトナム側の扱いですね。映画の冒頭でアメリカとベトナムを対等に扱うような献辞が出ていたにもかかわらず、ベトナム兵の背景にある家族が、黒髪の美人一人だけというのはバランスを欠いているなと思ったし、映画のエンディングで出てくる犠牲者の名前もアメリカ軍に限られていて、ベトナム側の戦死者の名前がまるで出て来なかったのは大きく幻滅しました。どうせ出すんだったら、延々と10分以上かけてでも両軍の戦死者を出すべきだったでしょう。また、ベトナム側の民間人での犠牲者がほとんど描かれていなかったのは、意図的に描かれなかったのではないかというものを感じました。この映画全体を通して、このような「本来あったはずのものが素通りされている」という感覚が、この映画の焦点を希薄にさせ、中途半端に終わっているという印象を与えるものだと思います。戦闘シーンをリアルに描くのは最近の戦争映画の流行ですが、最初から最後まで違和感があったのは、あの戦場になった場所というのが、どう見ても亜熱帯のジャングルではなくて、もっと乾燥した地域の自然に見えてしまったことですか。実際の「死の谷」を見たわけではないので詳しいことはわからないけれど、もっと湿潤気候であることを観客に伝えるような描写をした方が"ベトナム戦争"ものとしてはよかったような気がします。たとえば「地獄の黙示録」がフィリピンでロケをしたように。思うにこの映画は、4時間でも5時間でも時間をかけて、もっと細部を描いた方が成功したのではないかと思います。とにかく中途半端になってしまったのが惜しい! 【オオカミ】さん 7点(2003-04-15 12:38:22) |
4.メルギブソンがよかった。的確な命令を出し部下を動かしてた。↓全く眠くなりませんでしたけど。 |
3.この映画に限らず、沢山の映画がベトナムを扱ってきました。どれだけの人がそこから興味を持って、ベトナム戦争について調べたり学んだりしたのでしょうか。きっとただ映画として見て終わる人がほとんどなのでは?映画の内容は史実に近く、リアルに描かれており、戦争の悲惨さという理論上のキレイごと的教訓よりも、もっと心に迫るモノがつまっていた気がしました。 |
2.辛口評が多いですね。私としては、戦争ものだしある程度のリアリティは必要だと思いつつ観てたので許容範囲内でした。それよりも、いかにもアメリカ万歳!的なノリがさほど強くない印象を受けて、むしろ意外でした。観客の大半がアメリカ人でしょうし、これに迎合するためベトコンンを少々軟弱に描いていた感は否めませんが、極力両軍を対等に描こうとしていたのではないでしょうか?指揮官と指揮官の知恵比べも、それなりに見ごたえがあったと思います。ベトナム戦争というものについて、両国兵士について、いろいろ考える余地を残してくれたような、そんな客観性を受けたのですが…。ただラストの、マイホームへの帰着シーン、あれは蛇足だったと思います。「ヨカッタ、ヨカッタ」を煽られてるような気がして、これについてはチョットあざといな、と。戦場を離れるメル・ギブソンの目線でカメラが引いて、ヘリから谷全体の景色ををのぞみながら、部下の戦死シーン・家族の心配げな表情などの回想を透かしで重ねつつ、そのままテロップ画面の方が余韻が残ったと思います。 【かちょりき】さん 7点(2002-07-11 23:51:23) |
【4U】さん 7点(2002-07-10 20:59:15) |