5.《ネタバレ》 【酪農で三日と続かず 真夏の網走 労働篇。今回のマドンナは浅丘ルリ子さん。】
寅次郎を訪ね遊びに来たリリーを囲んだ食卓で、とらやの面子が 寅次郎の過去の失恋相手の名をズバズバ挙げてゆくシーンが熱く嬉しい。
そこでちょっと再現してみました。確かこんな感じやったです→
寅次郎「ばかやろー!それじゃ俺が一年中恋してるみたいじゃねえかよ!」ってところから始まって。笑い始めたリリーがその話に食いつく食いつく。
そしてすったもんだの挙げ句、リリーがさくらに寅の失恋相手の名前を〝おねだり〟〝おねだり〟
そしてついに、さくらが口を開いた 「強いて言えば、、」と言いかけた途端に
寅次郎→「お千代ぼうでしょ? ばかだなあ あれは単なる幼友達じゃないか ばかだなあ ねぇおいちゃん」とおいちゃんに同意を求めた寅次郎、
そこでおいちゃん→「じゃ、ほら、小説家のお嬢ちゃん、なんつったっけ」と言えば、寅次郎→「うん、歌子ちゃん。あれはダメ 歳が離れてる」
「それじゃほら」と畳み掛けるおばちゃん→「喫茶店のたかこさん」寅次郎→「あ!たかこさん 居たっけなぁ(そんなひと) 」と思いに耽りながらも
「その前は?」とついに、さくらに催促 寅次郎、
さくら→「花子ちゃんよ」
寅次郎「ああ!そうだ!」
さくら「あの子どうしてるかしらねぇ~」
と言った感じに盛り上がった話の後で お寺の鐘がゴーーン。
いやあ、わくわくしました このシーン。
(文字数の関係にて後半、割愛せざるを得なかったところが悲しい)
でも、考えたら不思議なもんです 過去に10作ということは過去にマドンナ10人いたわけです。それなのに今回マドンナの名前が9人しか出てきてないんですよね はてと、忘れ去られてしまったマドンナって誰なんだろう・・ 必死で調べましたさ 答えは第6作のマドンナ:夕子さんこと若尾文子さん。あなたが忘れ去られていました 何かワケ有りだったのでしょうか どうもお気の毒様でした。
あと、変な風になってたのが“幼稚園の綺麗な先生 秋子先生”ってさて誰だ? 正確には 第4作にて栗原小巻さんが綺麗な先生役でマドンナ演じてたんですが栗原小巻さんって役名 春子先生だったんですよね その辺わざと違う名前を出していたのか 単にミス台詞だったのか答えは今となっては分かりませんが、気になって眠れなかったですなあ、なんか自分、あほだな、ばかだなあ・・ では 終了。