1.イーストウッドはこの頃、政治家への道を模索していたのかもしれませんね。事実、後に小さな市か町の長になったはずですし、アーノルド・シュワルツネッガーも路線がコメディ色が強くなってきたなぁ~と思っていたら、加州知事でしょ?イーストウッドも1980年ごろの一連の作品で南部の支持を得たいとでも思ったのでしょうか…?…と言う邪推はおいておき、邦題の「ダーティファイター」は無いでしょう???少しもダーティじゃない!この映画のイーストウッドは男気があって腕っ節は強いが、女に純情でほれっぽく騙されやすい男を好演しているのに「ダーティ」だって…。「ダーティハリー」の印象が強かった時代なのは分かるにしても、邦題と内容が違いすぎるのもどうかと…それにコメディですから、この映画…。湖面で釣りをしていたイーストウッドの背後から迫ってきた刺客?の倒され方の馬鹿さ加減(まさに新喜劇!?)、ソンドラの「カントリー、にあわねぇ~」ぷりといい、クライドの存在とか…。面白いですよ、やはりこの映画は。