仁義の墓場のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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仁義の墓場

[ジンギノハカバ]
1975年上映時間:94分
平均点:6.83 / 10(Review 24人) (点数分布表示)
公開開始日(1975-02-15)
アクションドラマ犯罪もの青春もの実話ものヤクザ・マフィア伝記もの小説の映画化バイオレンス
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タイトル情報更新(2024-11-16)【イニシャルK】さん
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監督深作欣二
助監督小平裕
梶間俊一
演出日尾孝司(擬斗)
キャスト渡哲也(男優)石川力夫
梅宮辰夫(男優)今井幸三郎
多岐川裕美(女優)石川地恵子
芹明香(女優)ドヤの女
池玲子(女優)今井照子
山城新伍(男優)田村弘
室田日出男(男優)松岡安夫
曽根晴美(男優)遠山敏
今井健二(男優)青木政次
郷鍈治(男優)杉浦誠
浜田寅彦(男優)警察署長
玉川伊佐男(男優)岡部
汐路章(男優)徐辰
伊達三郎(男優)親分
中田博久(男優)
藤山浩二(男優)
近藤宏(男優)警察次長
三谷昇(男優)石工
浜田晃(男優)
河合絃司(男優)刑事
日尾孝司(男優)
苅谷俊介(男優)
久地明(男優)
関山耕司(男優)刑事
高月忠(男優)
木村修(男優)
相馬剛三(男優)警官
小林千枝(女優)河田の妾
成田三樹夫(男優)梶木昇
田中邦衛(男優)小崎勝次
ハナ肇(男優)河田修造
安藤昇(男優)野津竜之助
小松方正ナレーター
深作欣二(ノンクレジット)
脚本鴨井達比古
松田寛夫
神波史男
音楽津島利章
撮影仲沢半次郎
企画吉田達
配給東映
美術桑名忠之
編集田中修
録音小松忠之
スタント春田純一
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9.《ネタバレ》 実在したヤクザである石川力夫の壮絶な生き様を描いた深作欣二監督の映画。とにかくこの主人公 石川力夫(仮名ではなく実名で登場するというのがすごい。)がとんでもない男で、終始何を考えているのか分からない凶暴さを前面にむき出しにしていて、薬や女に手を出す、親分(ハナ肇)やいつも気にかけてくれている兄弟分(梅宮辰夫)にまで牙を向くというまさに仁義なきヤクザという感じでその異様さがめちゃくちゃ際立っている。それを演じるのがそういうのとは程遠いイメージの渡哲也(深作監督の実録ものということもあって先入観からつい主演は菅原文太と思い込んでしまっていたのだけど。)というギャップが面白いし、他社出身の俳優が主演だとイマイチ持ち味が生かせない監督も多くいる中、見事に全編通して「仁義なき戦い」のような熱気にあふれたこの時期の深作監督らしい映画になっていて、力夫には感情移入や同情といったものが全くできず、むしろ嫌悪感さえあるのについ見続けてしまう。渡哲也は最初は梅宮辰夫と一緒にいるシーンとか違和感を感じていたのだが、見ているうちに気にならなくなったし、イメージを覆すほどの怪演を見せていて、存在感も圧倒的。病み上がりで力夫を演じていたらしいのだが、その影響と撮影の疲れからか、とくに後半の力夫が麻薬におぼれてからは、役としての演技ではなく、渡哲也自身が体調不良なのではと思えてきて、役柄と役者の区別がつきづらくなってしまったが、それが却ってリアリティを感じさせるものになっている。力夫がうつろの表情で妻(多岐川裕美)の遺骨を食べるシーンが目に焼き付くのだが、とくにこのシーンの撮影時などは相当体調が悪かったのではと思えてしまう。中毒性の強い映画で、深作監督の映画の中でもカルト映画と呼ばれているのもわかる映画だが、中毒性だけでなく、渡哲也のそういう状況下での演技にもカルト映画と呼ばれる要因があるのではないかと思う。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 7点(2018-05-19 18:46:33)
8.ここまで酷い主人公って他にいるかな?ちょっと思いつかないぞ。本当にクズ過ぎて救いようがないんで、そんな映画が好きな人にはお勧めです。
Junkerさん [DVD(邦画)] 7点(2017-06-02 16:28:13)
7.《ネタバレ》 力夫に感情移入できるわけないし、同情も出来ない。ただの狂っている男にしか見えない。そこには、ギャング映画のようなスタイリッシュさもないし、滅びの美学もない。ひたすら惨めで、悲惨でしかない。暴力の果てにあるものを飾らず、目をそらさず、誠実に描ききっていた。
ちゃじじさん [DVD(字幕)] 7点(2014-02-11 13:34:18)
6.《ネタバレ》 「仁義なき戦い」と同じく深作欣二監督による実録ヤクザ映画と聞いて、なんとなく手にとったのですがとんでもない作品ですね。カルト映画とされている訳も良く分かります。序盤は「ああ、スカーフェイスと同じく跳ねっ返りヤクザの一代記か」と思っていたのですが、中盤で酔った勢いで親分を殺した辺りから「単なるツッパリを超えちゃってるだろ」と思い、兄弟分の今井を殺した時点で「なんだこの怪物は……」とどんどんと主人公の印象が変わっていきました。とにかく主人公の意味不明な凶暴性が目に付き、余りにも言動が不愉快で不可解なのですが何故か目が離せませんでした。全く好きにはなれませんでしたがね。
主人公を演じた渡哲也の鬼気迫る演技と、その凶暴な演技を際立たせている深作監督のコンビネーションが素晴らしくも恐ろしい、良作ヤクザ映画だったと思います。
民朗さん [DVD(邦画)] 7点(2013-08-03 12:34:14)
5.《ネタバレ》 渡哲也も田中邦衛もみんな顔色悪っ!!
シャブにレイプに裏切りに・・・。
ここまで破滅的でなにが言いたいかわからん映画も珍しい。
セピア色で展開されるシャブ中毒のシーンが印象深いんでこの点。
CBパークビューさん [DVD(字幕)] 7点(2012-04-23 23:22:09)
4.《ネタバレ》 前半の乱痴気騒ぎとその後の転落が対照的に描かれ、まさに「三十年のバカ騒ぎ」と言った石川力夫の人生。ヤクに溺れてからの石川はまさに「狂犬」。よくこんな男を野放しにしてきたものだ。やくざも怖れたやくざらしく、警察とやくざが一緒になって、籠城した石川に投石する場面が何だか可笑しかった。自殺した妻の遺骨をぽりぽりやる場面は圧巻。
フライボーイさん [DVD(邦画)] 7点(2008-05-05 11:14:36)
3.《ネタバレ》 自分がヤクザ映画観るなんて思わなかったですが、意外と衝撃を受けました。渡哲也にも悪役ってイメージがなかったのですが・・・役では本当にどうしようもない男で危険極まりないところが裏社会で生き残っていく様が凄い。仁義もなんのその・・・親分を刺しちゃうし、女を襲って働かせちゃうし、ヤク中にはなるし、骨食べるし(/(エ)\)それが実在した人物ってところが、あまりにもドラマチックで深いです。若い頃の俳優さん達見れるのもいいかも♪さすがに女性向とはいえませんが(笑)
うさぎ大福さん [DVD(邦画)] 7点(2007-03-15 16:11:38)
2.《ネタバレ》 そんなに好きな感じじゃなかったけど圧倒はされる。こんなに破滅的で狂気の世界が実話を基に...てのにも驚かされる。ただちょっと思うのはハナ肇が金子信雄だったらもうちょっと渡哲也の行動にも納得できたかなぁと。まぁそれにしても自己中すぎるな…。
バカ王子さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2006-05-21 00:01:41)
1.本当の意味でヤバイ映画。田中邦衛がなんか可愛い。
ゆうたさん 7点(2003-03-15 21:40:29)
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【点数情報】

Review人数 24人
平均点数 6.83点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
414.17%
528.33%
6625.00%
7937.50%
8312.50%
9312.50%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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