25.四月の淡い青春を追った短い良作。途中からがぜん良くなってきて、最後に奇跡が起きる。 じつは苛烈な人生はこれから夏に向かう季節に続いていくのだが、そこは描かずに短い季節を切りとり、あえて事件など起こさずに淡々と描いた監督の試みが成功している。 主人公の松たか子が、どこにでもいそうで現実にはいない初々しい女性をみごとに演じている。 【mhiro】さん [地上波(邦画)] 7点(2016-06-10 09:10:05) (良:1票) |
24.《ネタバレ》 岩井俊二演出の小品 たわいない話だが松たか子が抜群だ 「みずみずしい」と言う言葉がぴったりの映画 高校を卒業して実家から離れて大学生活を始める、長い人生の中で一番きらめいている時期を、一番いい時期の松たか子で表現している こんな時期が自分にもあったかな?あるいは、あったあったと思わせる、又はうらやましく思い起こさせる、ノスタルジックな作品だ ラストのセリフはいくらなんでも恥ずかしい、笑ってしまった 67分という尺がちょうどよくこれ以上長いと見ていられなかっただろう 劇中劇の「生きていた信長」はなんだったんだろう もしかしたら瑞々しい新生活に対して対照的なモノクロ生活のようなものか?だったらちょっと無くてもいいかな そうすればもう少し尺が短くなってちょうどいいかも くそじじいになったらもう一度見て、がっかりして死ぬのも悪く無いと思わせる映画だった (笑) 【にょろぞう】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-12-20 22:49:25) (良:1票) |
23.ドキュメンタリータッチで描く入学式とクラスでの自己紹介、見ていて恥ずかしくなるくらいのリアルな初々しさが画面に溢れている。松たかこのプロモ?たしかにそうかもしれませんが、松たかこはちゃんと卯月という名の女の子になっていました。岩井監督の作品を見ていつも思うのは”綺麗で淡い映像”というのもありますが、それ以上に役者が映画の中の役にちゃんとなっている、綺麗な映像の世界にちゃんとはまっている、というところ。これは役者の力というよりも監督の演技指導という演出の力がやっぱり大きいのではと思う。そういう意味でもやっぱり「映画」してると思います。短くない短編映画って感じ。作中に卯月が見ていた白黒映画『生きていた信長』のキャストの方が豪華で、いかにも年季の入ったフィルムを丁寧に再現していたのも面白かった。 【R&A】さん 7点(2004-11-11 11:58:02) (良:1票) |
22.あこがれの先輩と出会って これからって時に 物語終了かよwwwwヽ(`Д´)ノウワァァン!! まぁ家族総出による松たか子宣伝映画ですね^^ かわいかったから許すか^^;ww 【アキト】さん 7点(2004-06-23 03:07:15) |
21.岩井作品はなにげない日常の様子を独特の撮り方で伝えようとしていますね。それがおかしいほど自然で、映画と言うよりはまるでホームビデオを見ているような錯覚に陥ります。この四月物語も同じ。上京したての女子大生の新生活に慣れない様子がうまく描かれています。季節感が溢れた、さわやかな映画ですね。松たかこ、可愛かったです。 【未歩】さん 7点(2004-03-28 14:11:07) (良:1票) |
20.《ネタバレ》 ドロドロしたリリィリッシュ観たあとに鑑賞したので大分癒やされました。こんなに短い作品だと知らずに見て急に終わったのでビックリ。人生のホントに短い一瞬をクローズアップした作品で初々しい雰囲気が素敵ですね、松たか子も良かったですよ 【映画大好きっ子】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2017-06-22 23:10:13) |
19.映像も音楽も綺麗。一人暮らしを始めた頃の淡い気持ちを思い出しました。 【黒ネコ】さん [地上波(邦画)] 7点(2013-01-13 09:30:17) |
18.《ネタバレ》 なんかわかんないけどほんのり良い話だった。 淡い系の映像と繊細な感じの音楽が妙に四月という感じがして良かった。 温かな陽光とささやかな物語は初々しい心の表れだろうか。非常に心地よい。 多くの人が経験したかもしれないかつての四月の感覚を見事に表してると思う。 「”リリイ・シュシュのすべて”みたいな映画だ」と書こうとしたら同じ人が監督みたいだ。 監督の名前も俳優の名前も一切覚えないからな自分・・・。 平凡なものを素敵に見せるのは素晴らしいことだと思った。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(邦画)] 7点(2012-09-29 00:08:26) |
17.脚本も映像もどこか在り来たり。でも、いや、だからこそ感動できる。気持ちのいい、清々しい作品。 【ボビー】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-04-01 18:07:22) |
16.松たか子をはじめてカワイイと思ったぞコノヤロチクショー。 【ゆうろう】さん 7点(2004-10-05 21:16:03) |
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15.岩井監督の作品を観ると必ず、「あ、こんな時があったなぁ」と、自分の思い出とシンクロしてしまい、すごく切ない気持ちになります。 「打ち上げ花火~」は小学生、「リリィ・シュシュ~」「Love Letter」は中学生(リリィほど過激じゃなかったけど)。この作品は、主人公と同じで一人暮らしを始めた大学入学当初です(ちなみに「スワロウテイル」は何故か地元を思い出します)。 初めての土地で右も左も分からず、知り合いが一人もいない中、主人公が新しい生活・人間関係を何とか構築していこうとする様子を、松たかこが初々しく演じていてとても好感が持てました。 また他の作品同様、舞台は東京なのに季節感溢れる風景がとても美しく撮れています。うまく表現できませんが、春先のふんわりとした感じが。 岩井作品には、「日常、季節感」というキーワードがピッタリですね。 【なおてぃー】さん 7点(2004-09-21 00:52:26) |
14.ただ淡々と淡々と、美しい春の風景と初々しい大学生の松たか子を鑑賞する映画。 物語らしい物語も盛り上がるところも特に無くんだけど…たま~に見たくなるから不思議。 なんなんでしょうねぇ…自分にもわかりません。 【ふくちゃん】さん 7点(2004-06-03 20:10:13) |
13.岩井俊二監督は季節を映像化するのが抜群にうまいです。夏の「打ち上げ花火~」、冬の「love letter」、などなど。この作品にはストーリーの妙や目を見張るシーンなどはないに等しいが何気ないせりふやしぐさの積み重ねで1人の女性の周りに広がっていく小さな世界を魅力的に描いている。映画の面白さはそれぞれだし、この作品の面白さも認められるものだと私は思いましたのでこの点ですが、地味すぎな分チョット低めになってます。 【goose】さん 7点(2004-04-03 00:12:14) |
12.ストーリィはどこまでも起伏なく、独特の単調であるが心地いいリズムに乗せて進行します。物語性が希薄化した物語。そこに落ちていそうな、あなたの、わたしの四月。見終わってそのタイトルの余韻にしばし浸りました。 【彦馬】さん 7点(2004-03-21 12:07:33) |
11.若い頃にぼけーっとすごしてしまい、ふと気づけばあまりこれといった楽しい想い出がないって人、多くありませんか。わたしも恥ずかしながらそんな人間です。ところで、この作品の主人公は雰囲気も淡々として、嫌味がなく、なんとなく「仲間」のような気がします。自分の代わりに松たか子が穏やかな日常を送ってくれる、というか手の届きそうな青春を描き出してくれているような感想を持ちました。一種の癒し系?もちろん万人受けする作品だとは思えませんけど。観てよかったです。 【バッテリ】さん 7点(2004-02-12 22:53:59) |
10.あーわかるわかるってシーンが多々あってよかった。北海道出身なら 【のりまき】さん 7点(2004-01-19 13:01:42) |
9.シネスコ、DTSなキャンバスに松たか子を置いてみました、という、ただそれだけの映画。でも、その1時間ちょっとの間、ドラマらしいドラマもない映像を、のんびり眺めてるだけっていうのもいい感じだよなぁ、って。別に松たか子も岩井俊二も好きではないけれど、こういう、なーんにもない映画があってもいいよね、って感じでした。2100円のプログラムは高すぎでしたけど。何しろダンボール&藁半紙ですよ。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 7点(2003-12-06 13:45:27) |
8.冷静に見れば、たいした作品ではないんだろうけど、なーんか、好きなんだよな・・。恋愛で、勇気を出してエイヤッと行動したときの、心の高揚が、ラストでよく出てる。松たか子、演技がいいとは、けっして言えないんだけど、でも、いい。エンディングの余韻の独特の後味の良さってのは、「バグダットカフェ」とそっくりだと思うんだけど、どうだろう? 【せんぼう】さん 7点(2003-10-24 03:24:36) |
7.春先のぽかぽか陽気、舞い散る桜、まぶしい陽射し。 現代の日本の美しき風景。日常のささやかな幸せ。 何気ない毎日を素晴らしい映像に収める岩井俊二監督はやっぱいい 【紅蓮天国】さん 7点(2003-10-12 21:51:40) |
【ひなた】さん 7点(2003-06-23 22:39:44) |