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チート

[チート]
The Cheat
1915年上映時間:44分
平均点:6.33 / 10(Review 9人) (点数分布表示)
ドラマサイレントモノクロ映画
新規登録(2003-05-25)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2011-02-15)【M・R・サイケデリコン】さん
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監督セシル・B・デミル(ノンクレジット)
キャストファニー・ウォード(女優)イーディス・ハーディ
ジャック・ディーン(男優)リチャード・ハーディ
早川雪洲(男優)ヒシュル鳥居(オリジナル版)/ハカ・アラカウ(1918年版)
ジェームズ・ニール(男優)ジョーンズ
阿部豊(男優)アラカウの付き人
脚本ヘクター・ターンブル
ジャニー・マクファーソン
撮影アルヴィン・ワイコフ
製作セシル・B・デミル
製作総指揮ジェシー・L・ラスキー(ノンクレジット)
編集セシル・B・デミル
その他ジェシー・L・ラスキー(プレゼンター)
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2.《ネタバレ》 およそ100年前の映画だと思うと、実に感慨深い。
保存状態も、この時代のサイレント作品にしては、とても良く、さすが戦勝国アメリカ。

話もよく出来ている。
“刻印”を女性に焼き付けることにより、我が物にしたかと思いきや、その“刻印”が災いして、墓穴を掘ってしまう男。
話として実によく出来ている。

早川雪洲という俳優だが、名前しか知らず、本作で初鑑賞。
ソリッド感があって、実にカッコイイ俳優。
当時、人気があったのも頷ける。

尺もコンパクトにまとまっており、サイレント映画にしては、気軽に観ることのできる作品である。
にじばぶさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-06-30 02:51:37)
1.《ネタバレ》 アラカウ氏の「承知ですね?」のひと言(&不敵な笑い)だけではその意味が全く解りませんが、夫の投資が成功して「このお金を返せば白紙に戻せるかも」と思いついたときの表情で少しずつ状況が把握出来始め、「金で解決する気か!」でやっと状況が飲み込めるわけなのですが、この段階を踏んだ表現のしかたが絶妙です。
ところでこの映画のタイトルですが、夫が株で儲けた金のうちの1万ドルを妻に渡し、その後に妻の後をつけて様子を探るところで“the cheat (裏切り)”と字幕が出るところを見ると、実はこの映画は、夫が妻を愛し妻がそれに応える、というごく単純な夫婦愛を描いたものだったのかもしれません(この映画のクライマックスはアラカウ氏が刻印を無理やり押し付ける場面や法廷のシーンなどではなく、実はこのシーンなのかも)。実際、夫が妻に愛情を注ぐ姿がはっきりと描かれていて、最後に妻が本当のことを法廷で訴えるという形で夫の愛を受け止める、という全体のストーリー構成からもそう言えるのではないでしょうか。“チート”というタイトルを付けておきながら実は夫婦愛を描いている。この逆転の発想が唸らされます。
それにしても、早川雪州の演技は見事!「これは私のものという印です」や、上記「承知ですね?」の表情にはなんとも言えない恐怖感が滲み出ていてゾクゾクしてきます。
もっつぁれらさん [DVD(字幕)] 7点(2005-06-24 23:42:33)
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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 6.33点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4222.22%
5222.22%
6111.11%
7222.22%
800.00%
9111.11%
10111.11%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.50点 Review2人
2 ストーリー評価 9.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 8.66点 Review3人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人
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