1.《ネタバレ》 ジャズに興味はない私でもグレン・ミラーは馴染みがあります。
昔、社交ダンスをしていたのでムーンライト・セレナーデ他ほとんどダンス音楽で・・
彼の生涯を描いているのですがDVDがほしくなりました。
廃盤なのですが、なんとハイビジョン&ビスタが選べ、
ミュージック・チャプタまで入っているのです(好きな曲だけ選べると)
あらゆるところで探しましたがないのです・・
レンタルしかありませんが、DVDはいいですよ。
伝記ものということで構えて観たせいか感動までは至りませんでしたが、
気分によって感動できるかもしれません。
アメリカの歴史も同時進行してゆくのとR・アームストロングなど往年のジャズプレーヤーも出演。
これは音楽、特にジャズファンには保存版にしたいだろうと思います。
ラストがもうわかっていることから客観的に観てしまいました。
素晴らしき哉!人生と同じようにクリスマスのシーンでエンディング。
しかしその差はかなりのもので、決してクリスマスには観たくはない。
J・スチュワートが本人のまんまのような誠実な当たり役だったので特にリアル・・
欲を言えばもっと恥ずかしいくらいになってもいいから覇気がほしかった。
まあ遺族のかたも現存していらっしゃるので伝記モノは仕方ないのでしょうけど、
やっぱり明るい音楽と裏腹に寂しいものがありました。
音楽が他の映画でも使われていた場面や、
ホールでの演奏で色が変わってゆく演出や、
古きよきアメリカのそれもカラーでの映画ということでよかったです。
楽団へのアイディアも(ケガの巧妙)という実話で微笑ましいです。
保存版にして音がほしいとき流しっぱなしにできる映画だと思うので、
またDVDが安く再販されればいいなぁとおもいます。