3.《ネタバレ》 面白い。テレビでやってるとボーッと必ず観てしまう型映画だ。
くだらないとしか書きようがないイタズラでグイグイ引っ張っていって、中盤で爆破!
中盤で爆破クライマックスしてしまう。子供心、フランス映画のセンスに慄然とした瞬間である。
このシーンの笑って良いのかいけないのか分からない、ギャグの調合具合に初見では凍り付いた。そのあとプププだ。「ありましたー!」ボーン!である。あの骨の有り様はドリフだ、これの根底にあるのははドリフだたぶん。
この後カンニング作戦と相成るが、実は中盤までの流れが美しすぎてこの部分が後日談のようになってしまっている。やっぱりハリウッドの方が構成が巧いんじゃないかって思った。
とはいえ、頭空っぽにして観られる非アメリカ映画としてかなり貴重だ。もう一度12チャンで昼間にでも放映してほしい。