1.《ネタバレ》 絶対こんな男イヤだ!!!と思わせる千原と、こんな男に着いていくならきっと何かがあるんだろうと思わせる小島と、主演2人が、若者の抱える不安や葛藤、重圧などを体現し、とても良く演じている。2人とも、陰のある雰囲気を持っていて、ベストなキャスティングだと思う。
ストーリーは何の希望もなく、惨めなもので、なんでそうなっちゃうの??と腹立たしさを感じるが、最後まで惹き付けられるものはあった。
命がある時は、「死にたい」って言うのが口癖だったのに、実際死ぬとなると、「死にたくない」と泣き付く千原に、なんてヤツだ、最低だなと思ったが、やっぱりそうなのねって、なんとなく許してしまうのもわかる気がする。
人間の本心が出ていて、このシーンが一番好きかな。
しかし、好きな男の為にここまで出来るか・・・?って考えさせられますね。。。