地獄の警備員のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

地獄の警備員

[ジコクノケイビイン]

The Guard from the Underground

1992年【日】 上映時間：97分

平均点：5.27 / 10点(Review 11人) 

公開開始日（1992-06-13）

（ ホラー）

監督	黒沢清
助監督	佐々木浩久
	青山真治	（監督助手）
キャスト	クノ真季子(女優)	成島秋子
	松重豊(男優)	藤丸
	長谷川初範(男優)	兵藤哲朗
	内藤剛志(男優)	白井
	大杉漣(男優)	久留米浩一
	諏訪太朗(男優)	吉岡実
	由良宜子(女優)	高田花枝
	加藤賢崇(男優)	エレベーターから最初に出てくる会社員
	洞口依子(女優)	兵藤の妻／兵藤の秘書の声
	篠崎誠(男優)	屋上でコーヒーを飲んでいる男／ラスト・カットで垂幕を外す警察官
	緒形幹太(男優)	野々村敬
脚本	黒沢清
製作	ディレクターズ・カンパニー
制作	篠崎誠	（制作宣伝）
美術	清水剛
	原田満生	（美術助手）
	赤松陽構造	（タイトル）
	尾関龍生	（装飾協力）
録音	井口奈己	（録音助手）
その他	東京現像所	（現像）

【クチコミ・感想（7点検索）】[全部]

1．これって『エイリアン』じゃん、設定だけは。もちろんＳＦではありませんが。殺戮の理由が語られないことが不評を買っているようですが、理由が語られないからこそ終始ホラー的恐怖感が持続しているのだと思う。ストーリーはモンスターパニックに沿っているけども、相手は人間でしかも殺人の動機が不明ってのが襲われる側にとっての現実的な恐怖の最たるものを導き、殺す理由が語られないことで警備員をひたすら暴力そのものとして描くことに成功している。『ドレミファ娘の血が騒ぐ』で「何故？と問うてはいけない」とあったがこの作品では「それを知るには勇気がいるぞ」と牽制する。意味を求めてはいけない。殺人者は人を殺す。意味は意味でしかなく、目で見えるものでもなく、つまり映画ではない。ここでもゴダールの遺伝子が蠢いている。

【Ｒ＆Ａ】さん [映画館(邦画)] 7点（2007-06-13 10:33:42）（良：1票）

【点数情報】

Review人数			11人
平均点数			5.27点
0	0	0.00％
1	0	0.00％
2	1	9.09％
3	0	0.00％
4	2	18.18％
5	3	27.27％
6	3	27.27％
7	1	9.09％
8	1	9.09％
9	0	0.00％
10	0	0.00％

【その他点数情報】

No	名前	平均	Review数
1	邦題マッチング評価	3.00点	Review1人
2	ストーリー評価	8.00点	Review1人
3	鑑賞後の後味		Review0人
4	音楽評価		Review0人
5	感泣評価		Review0人