2.《ネタバレ》 なんか懐かしいものを見たような気がしました。
初めて観たのですが、子供のころ見たサーカスを思い出しました。
私もサーカスが好きで見終わったあと真似してました。
高いところに上ったりヨガみたいなことやってみたり・・
そういえば小学生のころの思い出ですが、
歩道橋の手すりに上がりサーカス気取りで歩き大騒ぎになったり・・
(決して真似しないように!)
セシル監督といえば「十戒」スペクタクル映画で有名。
主演もモーセをやっていたC・ヘストン。
面白くないわけがない。
さらに最近好きでよく観てるJ・スチュワートがピエロ役。
でもピエロのままで通すとは思わなかったなぁ・・(爆)
これでは「キングダム・オブ・ヘブン」のE・ノートンだよ(笑)
日本の昔の映画にありそうないい役なんですよ。
ピエロは実は・・コレ言うとネタバレなのでやめますが、
ピエロの最後の扱いが特に日本人の私から見ると不満。
誰に感情移入するかが難解なドラマであります。
なぜならば登場人物の心境がコロコロ変わり共感できないから。
そこで真の裏主役であるのがこのピエロだと思うのです。
この映画の無口な語り部でもありますので、
もっと演出してくれたら感動的になったかもしれない・・
最後があれで仕方がないならさらにそう思う。
ピエロの目で冷静に見て客観的に楽しもうではないですか。
観客は何年も前からこのサーカス団にいてて、
夢をともにし裏も見ながら共存はできないのです。
ところでこの映画のDVDを検索しましたところアマゾンでは残念ながら見当たらず。
実は500円で売っていたりするわけで・・
最近正規版ではないけどきちんと店で500円で売ってたりします。
画質が当時のビデオと変わらないのですが廃盤なら買うしかない。
わりと種類も出てるのでクラシック好きには嬉しいです。