5.《ネタバレ》 面白いのか面白くないのか分からない映画。
同性愛をテーマにもしているし、政治ものでもある。
ヒューマンドラマ、刑務所もの、恋愛ものとも取れる。
同性愛を扱っているから、直感的にNGな映画だと感じてしまう。
描かれている内容は、とても密度が高いし、映画としての完成度も高い。
それだけに評価が難しかった。
基本、悲劇というものを重要なテーマとして扱っているようにも感じた。
同時に、幸せの瞬間、これも大切に描かれていると思う。
人生の悲喜こもごも、これを際どい材料で描き切った、濃密な作品である。