女の一生(1962)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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女の一生(1962)

[オンナノイッショウ]
1962年上映時間:94分
平均点:7.00 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
公開開始日(1962-11-18)
ドラマモノクロ映画戯曲(舞台劇)の映画化
新規登録(2004-04-10)【彦馬】さん
タイトル情報更新(2012-11-26)【ESPERANZA】さん
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監督増村保造
キャスト京マチ子(女優)布引けい
東山千栄子(女優)堤しず
船越英二(男優)堤伸太郎
田宮二郎(男優)堤栄二
小沢栄太郎(男優)堤章介
叶順子〔1936年生〕(女優)堤知栄
浜村純(男優)三次
高橋昌也〔男優・1930年生〕(男優)堤伸太郎
伊東光一(男優)猪瀬
早川雄三(男優)刑事
原田[言玄](男優)刑事
清水将夫(男優)吉江大作
夏木章(男優)陸軍大尉
飛田喜佐夫(男優)御用聞き
橋本力(俳優)(男優)壮士風の男
浦路洋子(女優)堤総子
杉森麟(男優)人力車夫
村田扶実子(女優)おくら
小山内淳(男優)野村精三
竹里光子(女優)女中咲
脚本八住利雄
音楽池野成
撮影中川芳久
製作永田雅一
企画藤井浩明
配給大映
美術間野重雄
編集中静達治
録音渡辺利一
照明渡辺長治
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2.女の一生ってことで、その通り、両親がなく親戚からも疎まれ帰る家のなくなった女、おけいさん(京マチ子)の話です。物語は明治38年から昭和20年までの41年間が描かれ、京マチ子(当時38歳)は16歳から56歳までを演じています。私はこれが増村作品鑑賞2作目ですが、人物の偏りの構図など、そのタッチにだんだんと吸い込まれぎみです。この作品では、孤独な少女→裕福な家の養女→その長男の嫁→会社社長→一家離散→会社没落→孤独な老女、初めから終わりまで見る者の涙腺を刺しそうなこのコンテンツを実にクールに描いております。それだけにラストシーン。戦争の惨禍でも焼け残った裏木戸の門、あの門をくぐってふわふわと家に戻るおけいさんが口ずさむ歌。ここは、な、泣ける。この歌は、、、最初にふらふらとその家に吸い込まれていった時に家の中から聞こえてきた歌。んー、全体が抑制されているだけにこのシーンは効きますねー。ラストで私もこの映画にふらふらと吸い込まれてしまったのでした。
彦馬さん 7点(2004-04-22 09:44:30)(良:1票)
1.増村保造の映像美。これに尽きます。ワンカットごとの構図、光と影のバランス。もう映像的にはカンペキ。ため息すら出ますよ。減点は、もともとが長大な舞台劇の原作を無理に90分に圧縮してしまったために、どうしてもダイジェスト版のようなせわしさを感じてしまう点。この映像美なら、私は、3時間の上映時間であってもただただ身を任せてみたいくらいなのに。ほんとに勿体ない!
増村保造は、私の見た範囲でも、『華岡青洲の妻』といい『千羽鶴』といい、文芸モノでもキッチリ仕事が出来る監督ですね。(『音楽』みたいな外れもあるけど(苦笑)。)
娯楽も出来て芸術作品もこなせる。昔の人の職人技には心から感心してしまいます。
いのうえさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2007-01-04 00:11:26)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 7.00点
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600.00%
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