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ナビゲーター ある鉄道員の物語

[ナビゲーターアルテツドウインノモノガタリ]
The Navigators
2001年スペイン
平均点:8.00 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
ドラマ
新規登録(2004-05-10)【かんたーた】さん
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監督ケン・ローチ
音楽ジョージ・フェントン
撮影バリー・アクロイド
あらすじ
1990年代はイギリス中部の地方都市。英国鉄の民営化に伴い、この田舎の保線区にも合理化の波がやってきた。鉄道員たちは全員、民営会社へ移籍。やる事は変わらないがルールは変わった。競争原理の導入、作業の外注化、組合の解体…そして、変わるはずのなかった彼らナビゲーターに、少しづつ亀裂が入り始めるのだった…。社会と人、人と社会インフラのデリケートな関係を、切ないペーソスを交えて描く社会派ドラマ。
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1.1993年に始まる英国鉄道分割民営化の過程を、ある保線区の鉄道員達の視点を通して描く労働者映画。厳しくなる一方の労働条件、歯が抜け落ちる様に退職していく仲間達、毎月の様に変更される企業方針や社名、そして外注化されていく、鉄道の安全を下支えする保線業務等、効率化の名の下に行われるリストラの実態が淡々と、リアルに描写されていく。やがて鉄道員達は、その誇りさえも捨てざるを得なくなる。ここに描かれることは、今回のJR福知山線事故と根っ子は同じ。特に事故電車に乗り合わせてた運転士2名が、現場に残らずノコノコ出勤したという事実は、何よりも利益を優先する体質が、誇り高き鉄道マンをセコイ作業員に貶めてしまう実態を如実に現してたと思う。失敗に終わったとされるイギリスの民営化に対し、成功と言われてる我が国の民営化ですけど、果たしてそうだったのか、今一度立ち戻って考える時期に来ているのかもしれません、7点献上。
sayzinさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-05-25 00:09:49)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 8.00点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7133.33%
8133.33%
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