7.《ネタバレ》 道端に注射器が落ちているような退廃した北アイルランド、そこへ立ち上がる女性ジャーナリスト。使命感を大きく抱き、ガッツに溢れて妥協せず、容赦せず。なにしろ組織の黒幕オヤジが女相手に攻撃性向を100%むき出しにしてくるほどの、ある種の厚かましさもある。このタイプの人を身近なPTAなどのオバサンに当てはめるとイヤな気持ちになってしまいそうですが、ケイトで良かった。クールな美貌でテンション高く突き進むその姿、りりしく美しい。実に映画的。彼女が亡くなった翌週に法が改正されたなんて。何なのよ、できるのならもっと早くやれって。実話ならではの、やりきれない思いでいっぱい。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-11-10 00:47:35) (良:1票) |
6.《ネタバレ》 悲劇性が強調されがちなテーマだが、これほどまでに家族や自分を危険に陥れてもなお自分の好きな仕事に全情熱を捧げられたヴェロニカは色んな意味で幸せだったはずだ。脚を撃たれてもなお「やっぱり自分の読みは正しかった!!」とアドレナリンを放出しまくってハイになっている彼女はいいが、本当に辛いのはその彼女をただ見守り無事を祈るしかなかった周囲の人間達だったろうと思う。フリッカーの演技はリアルでした。 【lady wolf】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-09-18 00:40:38) (良:1票) |
5.《ネタバレ》 淡々と話が進む作品。冒頭とラストの組み合わせかた、映像的にもう一捻りほしいな。ブラッカイマー制作の事実に基づく話はドキュメンタリー的に作りすぎてて、エンタテインメントになりきれていない気がする。でも好きな作品でした。ギリガン役の人の暴力シーンはおそろしく現実的で、メチャメチャ怖かった。私の住んでいる街では現実にあんな人いますから。 【shintax】さん 7点(2004-09-02 10:21:09) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 徹底的に悪と闘うママさんジャーナリスト。脚を撃たれたり、子供がさらわれそうになったり、現実の暴力には怯え、恐怖に負けそうになりながら、それでも信念を通す。だけど、どこにもいそうにないスーパーウーマンでなく、現実の人間の弱さが描かれているところが良かった。人間、誰だって自分がかわいいし、辛い思いはしたくない。自分の職業上の信念を通すために何かの力と闘わなければならない人はどんな職業にだっているに違いない。それに、実話ベースだけにおもしろく見ることが出来た。 【しまうま】さん 7点(2004-06-18 21:34:50) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 ヴェロニカ・ゲリンはアイルランドの女性新聞記者の名前。麻薬撲滅に身体を張って貢献した物語で 実話に基づいているらしい。ブランシェット好演。でも凡人には勇気も正義感も真似が出来ない。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-05-11 16:36:37) |
2.「ヴェロニカ」ってタイトルから何となくポルノ女優のストーリーかと一瞬思ってしまった、罪深きオイラ・・・。ブレンダ・フリッカー扮する母親とヒロインとの、あえて何も語り合わないけど心は繋がってるっていう関係が良かったですね。社会性とエンターテイメント性を程よくミックスさせた良心作。ケイト好演。 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-04-29 12:38:36) |
1.これが事実に基づいて作られている以上、私ごときが何か言う資格は無いが、この映画が彼女の行動や理念を誇張・美化する事無く、真摯に事実を伝えている事を願うのみ。 少しでも監督の意図的な脚色が入っていると、彼女の行為とその結果の価値をも変質させる事に繋がるからである。 【FSS】さん [ビデオ(吹替)] 7点(2005-04-29 11:21:23) |