7.映像良し、音楽良し、キャスト良し、世界観も素敵。悲しい恋の話が苦手、という個人的な好みの問題はこの際おいといて、すごく引き込まれる映画だった。たまたまCS付けたらちょうど始まるとこだったからボンヤリ観てたんだけど、どんどん引き込まれてってついに最後まで観てしまった。全体に流れる静かめな雰囲気とは裏腹に、ストーリーはけっこうハラハラドキドキ。ラストも「えー?そんなー!でもこれでいいのかもー!うーん!」と一人で大騒ぎ。この映画の評価とは関係ないけど、やっぱ前情報が無いのっていいですね。映画の予告っていっつも見せすぎだと思うよ。この映画も、この二人の関係とか前情報で知ってたら、ここまで引き込まれたかどうかはわからない。でも今の世の中、前情報を入れずにいるのって難しいんだよなぁ。うーん。 【エムラ兄妹】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-09-07 20:42:28) |
6.ただの恋愛映画なんだろうが雰囲気があって良かった。が、結局のところこの映画の肝はサマンサ・モートンの個性か。ティム・ロビンスはちょっと役柄に合ってないような気もしたが、これも彼の個性が強すぎて少々邪魔だっただけかもしれない。 【Robbie】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-09-05 05:07:38) |
5.《ネタバレ》 近未来のロマンス系にはちょっと甘くなります。マリアがなぜ妊娠していることがスフィンクス社にわかったのか?なんで車は転倒したのか?最後にいろいろな事情をなぜ妻に話しちゃうのか?秘密にしておいたほうが、管理しやすいと思うのですが・・。サマンサ・モートンの後の方のベットシーン(←死語?)は、インアメリカと同じだったので、これは偶然なのかしらん? ま、SFにはありがちの突っ込みはいろいろあるけど、切なくて良かった。 【さら】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-07-05 14:17:08) |
4.《ネタバレ》 よくある近未来モノのSFを期待したんでちょっと肩透かしやってん。甘ったる~い、甘ったる~くてせつな~い恋愛映画な感じやったから。女の人はこーゆうの好きかもしれへんね。俺は普通はあんまり好きちゃうねんけど、主役の女の子が最後の町でエッチしたときのどこかせつないよーな幸せそーなあの笑顔を観てると泣いてもーたんで、点数は甘めにしとくわ。一部記憶消去とかウィルスにより色々な能力を習得したり制限されたりするってゆうSF的な設定も、恋愛映画の小道具のよーな描き方をしてるところが、この映画に関してはなんかフィットしててよかった。二股をかけたことのある又は過去に付き合ってる子をふったことのある男性は、罪の意識が残る余韻にひたれ、また女性もせつない余韻にひたれるんやろな~、多分。ただこーゆう終わり方って女性やから絵になるんよね。男性ならキショイ、で片付けられるもん。男はせつないの~。 【なにわ君】さん 7点(2005-03-20 01:50:12) |
3.上海ってなんだか絵になっててカッコよかったです。高速道路はソラリスしてましたね。でも左ハンのエスティマやセルシオは近未来カーってのがなあ。ガタカやマイノリティリポートチックな薫りは結構しますが、絵と音楽でOKです。まるで磁石のように遠くにいるときにはNとSが強烈な磁力で引き付けられ、近づきすぎると極が変わって弾かれてしまう。誰にも罪はないのだが、ただ2人が愛し合うことだけが罪である。かなりの純愛ラブストーリーでした。 【亜流派 十五郎】さん 7点(2005-03-14 22:59:03) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 ティム・ロビンス主演ということで興味をそそられた。いかにもイギリスっぽい。近未来モノとして、その町並み・風景を含めた設定は、「ブレードランナー」を初めとする主流派SFのギラギラ、ガチガチといった過剰感のある現実離れした設定ではなく、「ガタカ」のように違和感のないリアリティが感じられる雰囲気を作りあげて、「内」と「外」を対比させた点はよかった。ただし、テーマについては、最終的には、「不倫相手の近親者を強姦し逃走するが自滅する」というタブーの四重奏的な内容であり、そこに人間としての感情、はかなさ、寂しさを感じられるか、ということになるだろう。エンディングについても、ハッピーかアンハッピーか、意見が分かれるところだと思う。視聴者にテーマを投げかけている点では評価したく、他の人の感想もぜひ聞いてみたい映画である。 【ぼぎー】さん 7点(2005-03-13 15:15:54) |
1.舞台は近未来の上海。そこで展開されるラブ・ストーリーでCODE46とは遺伝子が近いもの同士の性交渉及び妊娠・出産を禁ずる法律のこと。ストーリーに関しては舞台となっている世界の説明がないので「何でそうなるの?」とイライラする人も多いかも。私自身ティム・ロビンスの行動は生理的にどうしても許せない部分もあるし。けど、ウィンターボトムのファンを自称する人ならある程度気に入るんじゃないかな。と言うのは、相変わらずの彼らしい映像と音楽はそれだけで気持ち良くて脳からなんか出てくるのだ。今回の撮影はロビー・ミューラーではなくリム・ラムジー作品でお馴染みのアルウィン・カックラーだけど、やはり素晴らしかったなぁ。ラストに流れるコールドプレイは思わず観賞後CDを購入したし。私はオープニングの「惑星ソラリス」を思わせる高速道路のシーンで既に「良い映画だ!」と思ってしまったウィンターボトム・ファンなので評価は甘めです。 【黒猫クロマティ】さん 7点(2004-10-25 14:33:56) (良:1票) |