58.《ネタバレ》 近未来が舞台の映画なので荒唐無稽なのかなと思っていたら、案外そうではなく現実の世界でも起こりうるようなストーリーだったのでけっこう面白く見られた。でも最後のほうで普通のアクション映画になってしまったのがちょっと残念。これは余談だが、ジェームズ・クロムウェル演じる博士の声を日本語版で演じているのは大木民夫。だから彼の「コンピューターの中にゴーストがいる。」云々のセリフが「攻殻機動隊」の荒巻が言っているようにしか聞こえなかった。 【イニシャルK】さん [ビデオ(吹替)] 7点(2023-12-04 17:45:32) (良:1票) |
57.《ネタバレ》 “I, Robot”『私、ロボット』。アシモフ博士の同名の短編『われはロボット』の原題まま。SF好きならちょくちょく耳にする『ロボット三原則』もこの作品から産まれた模様。原作はロボットに関するスーザン・カルヴィン博士の回顧録なんだって。面白そう。 ウィル・スミスのSFモノにしては結構シリアス路線。事故で女の子でなくスプーナーを救ったNS-4。あぁ、感情のないロボット君は現実的にそっちを選んでしまうのか。三原則ネタの一つとして、なるほど!って思えた。 NS-4は昔ながらの人間の役に立つロボットって感じで、無表情なのに温かみが感じられる。廃棄されて倉庫でじっとしてるNS-4の哀愁。襲われるスプーナーを助けようと新型に飛びかかる様子型がとっても健気。 でもNS-5は不気味だなぁ。どう考えても日本で売れるデザインじゃないなぁ。でもそんなデザインも、当時、新時代感を出すための工夫だったんだろう。 ストーリーはシンプルで、登場人物も少なくまとめられている。ロボット嫌いなスプーナーの奥の手、片腕サイボーグの出し方も上手い。何よりカメラワークもグルングルン動いたりする割に観やすい。余計な情報を入れすぎない作りに好感。 ヴィキのような中枢コンピュータって、大抵のSF映画で悪者になる。この大モトを倒さなきゃいけないんだけど、映画後半の人間 VS NS-5みたく、末端機械を相手に原始的に力で戦うんだよね。 この映画から19年。便利なロボットが街を歩く未来にはなってないけど、1人1台スマホを持って、そこから得られる検索結果やニュースを事実として信じる時代。なんか気が付かないうちにアッサリ支配されてそう。怖い怖い。 【K&K】さん [地上波(邦画)] 7点(2023-08-27 17:22:31) |
56.人間中心主義のロボット工学3原則だったけど中味はなかなか面白い。脳内ニューロンの電気化学的反応だけで意識を説明できれば、心を持つロボットも現実味を帯びてくるけど、実際はどうなんだろ? 【ProPace】さん [地上波(吹替)] 7点(2016-09-12 22:11:58) |
55.《ネタバレ》 ロボット三原則を生み出した事であまりにも有名なアイザックアシモフ(正しい発音だとアジモフ)の小説「アイロボット」を元に映画化したのかと思いきや、なんと「ロボット三原則」というキーワードだけ使った完全オリジナル映画。 実際、映画を観てるとアシモフ先生だったらこんな話は絶対書かねーwという、この手のSF映画で超ありふれた「賢すぎる人工頭脳反乱もの」。 (アシモフ先生はミステリ作家でもあったのでこういう謎の殺人事件は「裸の太陽」のようなミステリに仕上げちゃいますから) まぁ映画の場合は地味な推理をやられてもなかなか観客は飽きるわけで、派手なアクションと展開、そしてわかりやすいラスボスという意味で、この「高度な人工頭脳反乱」物が後を絶たないんだと思うわけですが、しかしさすがにこのネタの映画はあまりに大量に作られている昨今、さすがに観客が食傷気味になってしまうのは、観客側のせいだとは言えないでしょう。 と、後半の展開にはわりとがっかりした本映画ですが、観る前の(個人的な)予想と違って映画の中盤まではかなり真剣につくられたしっかりした映画で、「あれ、これ結構おもしろいじゃん」と思ってたのは事実。 謎解きが進むほどにがっかりする展開とありがちラスボスでマイナス1点は避けられませんが、しかし予想よりずっと面白い映画だった事は確かです。 いい意味で裏切られました。 残念なのは警察の上司とかをもっと生かせなかったかな?ってとことかでしょうか。あのキャラただの無駄になってますよね。 ヒロインのブリジッドモイナハン、外見的にも、博士という役どころからも映画を観てるときはアラフォーかと思ったんですが、この映画の撮影時点でまだ32歳。 飲み会あたりで「私の歳あててみて!」と言われたら、「たぶん40近いと思うんだけど、安全考慮でここは思い切り下にふって32歳くらいで答えとくか?」と考えるくらいの雰囲気なのに、それでほんとに32歳と言われると「え、老けてね?」と思ってしまうのは避けられないところ。 日本人以外の年齢ってほんとわかんないなぁ、と思う今日この頃です。 ちなみに、女性に年齢を聞かれたときはあまりわざとらしい下の年齢を答えてもしらけるので「ギリギリありそうな範囲の下限」を答えるのがミソです。これ豆知識な。 【あばれて万歳】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-08-25 09:16:59) |
【Memento】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-12-02 11:51:15) |
53.《ネタバレ》 マザーコンピューターの暴走話はもうごまんとあるし、ストーリー自体には新鮮味はないけれど、結構面白く観られた。ベタと言われて開き直ってか、余計な枝葉をつけずにシンプルにロボットvs人間の構図に集中した潔さが吉と出た。人間側にはアナログにこだわるW・スミスというキャスティングも正解で、この人は仕草や表情が多彩で魅力的。人を惹きつける生まれ持った特性というのはロボットには決して持ち得ないもので、対機械の相手として実に適役。一面ロボロボロボのCGには圧倒された。きっともっと外観も人間そっくりに進化して、無機質な気色悪さも払拭されてゆくんだろうな。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-05-30 00:57:28) (良:2票) |
52.面白かった。ロボット三原則を勉強したことがあったので楽しく見れました。 【黒ネコ】さん [地上波(吹替)] 7点(2013-06-28 22:54:40) |
51.《ネタバレ》 公開当時、クリス・カニンガムが手掛けたビョークのPVに登場するロボットのデザインの盗作騒動で話題になった映画。 無機質な白いロボット、陽気でアナログな黒人という分かりやすい対比で描かれる本作は、そういった図式的な構図が目立つ。 スプーナーとサニーという、完全な人間でも完全なロボットでもない中間にいる半端な存在が理解し合えた時(握手)、両極にいる人間とロボットの新しい関係を結びつける<<架け橋>>になる。 スプーナーは片腕がロボットであり、サニーは人間の心を持っている。 この両者のグレーゾーンである部分が最後に命を救い、ヴィキへの勝利に貢献するという事を見逃してはならない。 ラストカットは十字架型に朽ちた<<橋>>をバックに、サニーがロボット達の救世主となった様が描かれる。 (「大昔に水の上を歩いた男が1人いたな」というセリフはサニー=キリストである事を暗喩している。) 単純なSFアクションと割り切れないのは、ストーリーを構成するパズル要素が周到に配されており、神話的アプローチも多分に施されているからではないだろうか。 冒頭の左肩を気にする仕草や、「上っ面だけみて中身まで分かった気になる」というセリフ等、伏線も細かい。 アレックス・プロヤスの作品全般に言える事だが、この監督の映画は画作りに凝っている。 それも内在のセンスに頼らず、その都度新しい物を吸収し、時には少し模倣し、咀嚼して発信している事が伺える。 芸術家ではなく、デザイナーに近い仕事だと感じる。 しかし、やはりウィル・スミスは人間以外と絡んでいる方が観ていて面白い。 【¥$】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-12-13 20:12:51) (良:1票) |
50.《ネタバレ》 「これはあなたです」と描いてみせた絵がウィルじゃなかったラストはすごく好きです。そのラストの気持ちよさだけで7点献上。でも、これを『アイ、ロボット』と題して見せるのはなんかイヤでした(その点では『アンドリューNDR114』の方に好感持ちます)。【以後10/10/26書き変え】この映画は原作の面白さがどこにあるのかを見失っていると思います。原作は三原則は破られません。破られないのに人間の思惑通りにならない。三原則があるのになぜそれが役に立たなかったのか、その謎を解いていくところがスゲーのです!! そしてルールにがんじがらめに縛られて追い込まれた人間が、すげぇ思いもよらない解決策を思いついたり、あるいは悲しい選択を強いられたり、そういうヒューマンドラマを見るような感動をロボットに見いだせるから唸るのです。ところが、この映画は人間を否定し反乱し始めるボス・ロボが出て来て原作の大事な構造をぶっ壊してくれました。この点だけは原作に対する冒涜に思えてなりません。この映画のサニー(ロボット)が発する「あまりにも心がない」なんてセリフ(物語の落ち)はセンスなさ過ぎ&シラケるばかりです。そこを「言葉」じゃない何かで表現することこそが、このテの表現物の大事なポイントのはず。そうした中身は2点にしたい程度ですが、ほんとラストに対してだけ「なかなか面白い」の7点。 ただし、あくまでもアシモフ原作とは全く無関係のものとして。ラストがなきゃ、アシモフ原作が好きな身としては、この映画の中身はかなりガッカリなのです! 【だみお】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-10-26 22:57:16) |
49.ロボットの反乱みたいなものを描いただけのそこそこの映画だと思っていたら、期待以上のおもしろさだった。映像表現、ストーリー、セリフなど随所にうまい、おもしろいと思わせるものがちりばめられてた。完成度の高い作品。 【ばかぽん】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-02-07 04:39:53) |
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48.トランスフォーマーよりはちょっとメッセージ性があるものの、ロボット好きな子供と楽しく観られるお約束を外さないSF作品。ラニング博士の「正しい質問をしないと答えないプログラム」で、もっと遊びたい。サニーの無垢と無機質感を併せ持った表情デザインは秀逸だと思う。ただ、まぶたのない無理矢理ウインクはちと不気味だった。 【lady wolf】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-11-05 12:00:01) |
47.サニーのつぶらな瞳と、その優秀さに惚れてしまいます。映像が綺麗で楽しめました。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 7点(2009-10-28 23:43:10) |
46.《ネタバレ》 テーマよし、アクションよし、の佳作だがラストが飛躍しすぎ。上映終了後ぽかんとなった客の顔が忘れられない。 【わさび】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-08-19 16:35:03) |
45.昔からあるテーマを、最新の技術でリメイクしたという感じ。 映像や脚本など、なかなかよくできてるのでは。 テーマ自体は、またそれか…と思わないこともないけど、 その話的マンネリ感を映像の見事さで補っていると思う。 主人公がロボットを嫌う理由は納得いかなかったけど。 ロボットNS-5のデザインがあまりかっこよくないのが残念。 個人的には、機械に人間のような人格、感情、本能、思考とか主体性を 持たせようという発想自体が、無意味で非現実的だと思う。 【且】さん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2009-04-06 01:17:14) |
44.ウィルスミスの体がすごい。アクションも派手だしアウディもかっこいい。ストーリーは単純明快でありながら、スプーナー刑事がロボット嫌いのエピソードとかほろりとくる。あと、この映画はCMのかっこよさが半端じゃない。CMを見たら見ずにはいられないくらい。 ただ大量のロボットが壁をはって登るシーンはちょっと気持ち悪い。虫みたいで。この映画見るとハリウッドのCGってすごいな~って思う。ターミネーター2の液体金属もすごいと思ったが、この映画のロボットにまた驚いた。動きがなめらか。本当に人みたいだ。 【ましゅまろシナモン】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-02-25 22:23:15) |
43.アクションも派手で、テンポは良く退屈さもなく、何気に悪くないストーリー展開。ハリウッドの娯楽大作としては充分じゃないでしょうか。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-02-01 14:47:28) |
42.《ネタバレ》 SF+ミステリーという印象です。舞台背景もあらすじも良かったです。でもなんだかパンチが足りないん感じですね。 【エカ】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-08-12 01:45:14) |
41.ウィル・スミスはアクションとコメディがミックスされた作品をやらせたら右に出るものがない。 【あるまーぬ】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-07-28 07:45:29) |
40.パッケージを見て、「あ~またこういう駄作映画を作っちゃったわけね」と思いながらレンタルで見たのですが(まあ、見るほうも見るほうだが)、これが意外と面白かったです。 複線もあるし、考えさせられるメッセージも入ってる、アクションも見ていてハラハラさせられたと。意外と他人に薦められる映画かもしれません。 【SAKURA】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-05-26 21:31:33) |
39.とてもわかりやすく、安心して観られました。安全、従順、頑丈。 【よしふみ】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-11-18 01:57:13) |