8.《ネタバレ》 グレンフォードの何という存在感! 西部劇にロバートデニーロが出たら、こうなるって感じデス。 最後まで観ると、あれ?ホントにこの人、悪い人なの?って思う。 やっぱり、敵も人間がスゴイって感じを描いてくる。 だから西部劇は面白いって唸るんだよなぁ・・ 西部劇の懐の深さを思い知る一本! リメイクも観てみたい。 【トント】さん [DVD(字幕)] 7点(2024-05-17 00:58:59) |
7.《ネタバレ》 「敵同士だったのが、同じ時間を過ごす内に お互いを認め合うようになる」ってプロットが、きれいに描かれてますね。 西部劇というと早撃ち等のガンアクションがメインのものも多いけど、本作は心理面に注力してるのがよく分かります。男の美学を映すハードボイルドものですね。 【くろゆり】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-04-22 09:29:45) |
6.《ネタバレ》 リメイク版を先に観ていましたが、こちらの作品とリメイクはちょっと話が変更されているんですね。こちらの作品は、主人公の息子はまだ子供で駅にもやって来ません。リメイクでは父としての誇りに比重が置かれてた気がしますが、オリジナルのこちらは夫としての心に比重があり、駅へ向かう前の宿に妻がやって来ます。リメイクは「父と息子」の物語、オリジナルは「夫と妻(男と女)」の物語の印象。ベンが自ら列車に乗る動機も違います。その動機の描き方はリメイクの方が好きです。宿を出てから駅までの描写は、派手さは断然リメイクに軍配が上がるものの、より緊張を感じたのはこのオリジナルの方でした。でもオリジナルは最期に何もかも簡単にうまく行き過ぎ(でもハッピーエンドは気持ちいい)、リメイクは魂の部分ではグッドな出来だけど悲しく辛い。両方の中間ぐらいを観たいなぁ。 【だみお】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-11-13 23:50:00) |
5.《ネタバレ》 はじめは金のために引き受けたベンが、次第に違うものをよりどころとして行動するところがいい。その展開に持っていくため、口のうまいダンにあれこれ喋らせたり、家族やアレックスといった人物を配しているのもうまい。中盤会話が中心になったので、ちょっとダレた感はありましたが、最後のダンの「男気」など、うまい終わり方だったと思います。フランキー・レインはあいかわらずいい声してますね。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-11-24 10:04:27) |
4.《ネタバレ》 悪役に魅力がある映画はやっぱり面白いです。ベンウェイドの悠然としながらもどこか切ない表情と、ダンの貧しくも清い家族愛と勇気が導いたラストのベンウェイドの意外な行動は、意外ではあるが筋が通っていると思いました。この難しい心理と行動の筋を通したデルマーデイビス監督の細かな演出が特に素晴らしかったと思います。最後に雨が降るのも抜かりなく心地良いものでした。 【さわき】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-04-15 20:36:34) |
3.2回目鑑賞。フランキー・レーンの主題歌がローハイドと比肩する程良い。 2012.04/10 3回目鑑賞。 なんと言ってもフランキー・レイン "3:10 To Yuma" が素晴らしい+1点。 【ご自由さん】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-04-10 22:10:25) |
2.《ネタバレ》 〝決断のとき〟が訪れるのは3時10分より少し前、ダンの奥さんが馬車でホテルに乗り込んで来て夫と抱き合った瞬間です。生活に困窮している実直な夫婦は、ここで「やっぱり生きてるだけで丸儲けね」とばかりにきつく抱き締め合い、2人の絆を目の当たりにした余裕綽々のグレン・フォードは初めて敗北の表情を見せる…。極悪には見えないスマートなグレン・フォードと、ヒーローとは形容し難いしかめっ面のヴァン・へフリンの曖昧とも思える善悪の境界線に決着が付いたこの瞬間がとても感動的です。 また、全編に渡って緊迫感の緩急が良くついていますし、酒場のシーンなどもとっても洒落ています(僅かな登場ながら酒場女が良い)。 ・・・ただ欲を言えば、アレックスの酔っ払いという属性が活かされていませんし、ホテルのロビーで寝ている子分にしてもさらに一工夫した使い方を求めたくなってしまいます。 【ミスター・グレイ】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-02-28 18:37:41) |
1.私の好きな監督の一人デルマー・ディヴィスらしく、これこそがストレートで典型的な本格西部劇。グレン・フォード、ヴァン・へフリンの両者どちらに悪役をやらすか、迷ったんじゃないでしょうか?脇役アレックスを演じたヘンリー・ジョーンズの存在も見過ごせない。 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-04-28 13:12:25) |