32.《ネタバレ》 ○だらしなくて、ネガティブで、認めてくれる人もいなくて、でも良いやつ。そんな奴いるな。自分もどちらかといえばそっち側の人間なもので共感できるところはある。○人妻を寝取った相方の代わりに財布を取りに行くシーンが最高に笑える。そんな勇気ある癖に、女の前でヘタレとか。その辺の勇気加減が絶妙だった。○最後にマヤの電話を元に訪ねるが、ノックして終わりなんて意地悪。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-09-03 15:42:40) |
31.《ネタバレ》 人生に疲れ始めた中年男二人が旅に出て…そこで不意に素敵な異性に出会って…再び前を向くきっかけとなって…などと想定しつつ見始めて、だいたいそういう風に進んでいくのだが、思ったよりも友人がかっとんでいて、素敵な異性とは今ひとつうまくいかないし、友人の方は異性にボコボコにされるし(自業自得だが)、全裸の男に追いかけ回されるし、と、予定調和から少し外れた展開が良かった。 ただ、こうした作品を好んで見ること自体、自分が疲れ始めているのだろうかと思ってしまった。それでも、余韻の残るラストにより、マイルスの今後の人生に幸あれと願い、ついでに私の今後の人生にも幸あれと祈る、そんな印象が残る一作。 【カツルギ】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-04-06 18:57:15) |
30.人生半ばで岐路に立たされた中年オヤジ2人のロードムービー。こんな映画を楽しめるようになったなんて、なんか自分も年とったんだなぁと感じてしまった。 クロスワードしながら車を運転したり(危ない)、ワインパーティーしながらドライブしたり(いいのか)、途中ゴルフを楽しんだり、なんか楽しい旅でした。 ただ、2時間もの間ひたすらワインと女の話ばかりなので、あまりワインに興味の無い私には少々退屈でした。 この映画の言いたい事を一言で言うならば、時に人生には息抜きが必要だよという事ですかね。 【ヴレア】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-11-20 00:22:53) |
29.この空気感好きです!だめだめなところがお互いにあるのですがいい親友がいてうらやましいです。ラストは送り届けたところで終わってもよかったのかなと思いましたが、楽しく、ワインが飲みたくなるような作品でしたね。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-06-21 11:45:59) (良:1票) |
28.《ネタバレ》 いや~、面白かったです。アレクサンダー・ペインの映画は初めてでしたが、これほどまでに中年男性のダメ人間振りを面白可笑しく描ける人は貴重ですね。最初は冴えない中年のポール・ジアマッティを親友のトーマス・ヘイデン・チャーチが励ましながら旅をしていきジアマッティのトラウマが消えていく人情ものだと思っていたのですが、全く違いましたね。最後までダメ中年のダメーな人生を描いていてホントに救いが無い。それでも最後にでも「死ぬほどの人生なんて無いな」って思わせてくれる辺りのバランスが良いですねぇ。 【民朗】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-05-28 20:53:13) (良:1票) |
27.売れない小説家マイルスの物語はちょっとシビア。 真面目なマイルスより身勝手なジャックが得をする理不尽。 マイルスも母親の誕生日には一応顔を出すけれど、出来合いの花束(バーコードつき)が彼のカサついた心をあらわす。 ポルノ雑誌の「新しい方」を買うのも古いのは持っていていつも買っているということ。 別れた妻への未練タラタラで仕事も順調とはいかず友人の挙動は最悪、と主人公を痛めつけるサディスティックさが辛辣。 ジアマッティの演技は巧いけれど彼だとリアルすぎて見ててツライ気がする。 エージェントから返事を聞いた後の暴挙は今までの鬱屈が爆発してヤケになったとはいえ、感じわるかった。 2人の女性も対照的でヴァージニア・マドセン演じるマヤは素敵、きれいであたたかく品があり。 「砂の惑星」(84)ではイルーラン王女だった彼女、この少しギスギスした世界で柔らかな光を放っていた。 リアリズムとロマンティシズムの融合が絶妙とはいかず過激で万人向きでもないけれど、あっさりめのラストが後味よし。 「苦あれば楽あり」 【レイン】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-09-09 06:51:29) (良:1票) |
26.ジャックってだれ? えっとお名前は‥ なになに、トーマスさん? なんだ知らん人じゃないか 初耳なんですが‥ 長いお名前ですね。自分はてっきりジャックって、もしかして、老けたヒューイ・ルイスなんじゃなかろーかって思ってましたが 最終お名前確認するまでは。まさか違いましたね エイティーズボケなんでしょうか 困ったもんですね (-"-) 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-11-17 22:15:26) |
25.ちょっと想像して欲しい。絶倫の松岡修三と、少し知的な小日向文世が男二人で旅している所を。 ね? 面白そうでしょ? ほんっとに、くだらないおっさん二人のロードムービーなんですが、人生の深みや味というものを教えてくれます。気だるい休日の午後に最適の映画。そのままワイン飲みながら、シエスタってのもオツですね。で、全裸のオッサンが全力で追いかけてくるシーンで起こされるっと(笑) とにかく、ほんと好きです。じわじわくる良さといいますか。しかし、知りませんでしたがゴールデングローブ賞など賞取りまくってるんですね。かなり、お下品な内容なのですが…(失礼) んー、アメリカの懐の広さを感じる…。 【Nujabest】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-07-14 16:41:05) (笑:2票) |
24.《ネタバレ》 さえない中年おっさん2人組を主人公にした点で話題を読んだ本作、期待通りの展開を繰り広げてくれます。ロードムービー好きには満足できる作品ではないでしょうか。ダチョウに追いかけられて“Those fuckers are mean”っていうセリフに爆笑してしまった。 【JUKE】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2008-02-11 20:46:00) |
23.ラストの終わり方が良かったです。なかなか味わい深い作品だった。 【ギニュー】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-08-26 20:45:52) |
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22.《ネタバレ》 人生の転機を向かえた2人の男のハチャメチャな生き方がニタニタと笑えた。映画を見た翌朝、目が覚めたら映画に集中していて気づかなかった隠しネタに愕然とした。マイルズはステファニーのワイナリーでは「カベルネ・フランから偉大なワインは生まれない。ピンボケで締りのない味だ。」レストランに入るシーンでは「メルロー種は大嫌いだ、死んでも飲まないぞ!」と言ってましたが、マイルズが後生大事そうにとっておいて紙のコップで飲むシュバル・ブラン。このワインはカベルネ・フラン66%とメルロー34%から作られています。大した意味はないのかもしてませんが、何となく気になってます。監督に会えたら聞いてみたい。(ちょっと大げさ)このネタで+1の7点です。 【hld】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-08-10 23:26:24) |
21.《ネタバレ》 ワインに詳しいと、より一層馬鹿笑い出来る映画。ヨーロッパ諸国の人は大抵アメリカ人みたいなおおざっぱな人種には芳醇なワインの味なんて分からないはず…と揶揄する事が多いけど、そんなおおざっぱな米国人でもワインオタクは居るわけで。それを物の見事に表現。脚本勝ちだね。ガム噛みながらワインを表現したあたりのシーンとセリフは噴飯しました。ワインを知りたいなら、この作品を観た後ガブ飲みしてから、又観てみると味わいが深くなるはず。たぶんね。 【成田とうこ】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-07-25 08:12:00) |
20.《ネタバレ》 ワインには詳しくないですが批評するシーンが妙に好きですね。マイルズの表情(上目遣いするなよ~)がなんともいえずいい。高級車に囲まれているマイルズの車(個人的には好きな車だが)がなんとも切ないが大急ぎで帰ってクローゼットに頭を突っ込み泣くシーンも切ない。ここで終わってくれと思ったところで終わって良かった。ピノと聞いてアイスクリームだと思った自分が悲しかった。でもこのワインが飲みたくなった。 【カリプソ】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-07-12 00:02:15) |
19.面白かったけどいまいち実感がわかない。僕が若いからかもしれませんが…。しかし、アメリカン・スプレンダーといい、ジアマッティはうだつの上がらない男が上手いですね。僕はダメ人間大好き男なので彼には注目していこう。映画的にはまさに日常を描いた映画って感じで非常に地味な成長物語といった感じですね。もう少しコメディの要素がほしかったかな。 |
18.《ネタバレ》 いやぁリアルだなぁ~(笑)マリッジブルーのセックスマシーンと、売れないワインオタク作家の1週間の独身卒業旅行ですが、結構リアリズムがあるので、淡々と進むのに決して目が離せない作品になっています。出演者が皆演技が上手いのも素晴らしいです。しかし世の中って不公平なんですよね、実直だけど奥手な男より、アクティブだけど浮気男の方が幸せを勝ち取ってみたり・・・。でも「トスカーナの休日」でも思いましたが、人生における幸せって、些細な事から見つけられるものなんだなと感じました。でも女性があそこまでモーションかけてるのに、まだワイン話続けるか!とちょっとイラっとしました(笑) |
17.《ネタバレ》 性表現がストレートだけど、こ洒落てて好きです。 特に言葉が。マイルスとマヤの掛け合いは聞き入ってしまった。 淡々と染み入るその雰囲気にじんわりときてしまう。 ワインそっちのけで愛し合う二人、片やワイン談義に花を咲かせる二人。 このシーンはアッサリと場面転換し短いけれども、なんか良い。 ラストのあの切り方も良いですね、基本ハッピーエンドだけど。 【HIGEニズム】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-11-18 00:13:05) |
16.後戻りのきかない年齢故の焦燥感、自己評価の低さを水と油のようなマイルスとジャック双方が抱いています。真っ直ぐな道を颯爽と走らなくても、寄り道、回り道しながら曲がりくねりながら歩いて行こうとする事に、もうこの歳からでは遅すぎるという事はないと言う事を、ユーモア溢れる珍道中の中にほんのりと感じさせてくれます。ラストシーンは好きですね。マヤと結ばれる、結ばれないという結果以上にドアをノックした事が素晴らしいのですから。 |
15.人生の折り返し点を過ぎてしまった男としては思わず涙腺が弛みますね。それもワンワン泣くというわけではなく、じわーんとこみあげるような上品な感涙。主人公たちはほとんど私と同世代です。夢の実現などほんの一握りの人間にしか許されないことがわかってしまった年齢でもあります。世間が認めてくれなくても一人でいいから認めてくれる愛しい人がいればとりあえず生きてゆける。それが幸せというものだし、そう思うしか生きてゆくすべはないのかもしれません。辛いよね。辛いけど生きているだけハッピーだと思わなければいけないのでしょう。多くの男はマイルズのようにアキラメを繰り返して、たまにはキレたり、アルコールやプロザックを手放せなかったりしています。そのうちアキラメることにも慣れていくんでしょうな男もそして女も。人生をそこはかとなく肯定する意味合いに満ちた結末には味わいがあります。余談ですが、アジア系の彼女は現実にペイン監督の奥さんだったそうです。ス、スゴイ。1点プラスしちゃいます。 【ただすけ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-06-16 16:10:48) |
14.《ネタバレ》 露骨なセックス描写があるのが邪魔臭いけど、結構良い映画でした。 【MARK25】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-04-22 14:06:51) |
13.良かったです。いくつかグッとくるセリフがありました。「人生半分過ぎたのに、何もなし得てない」とか。諦めと焦り。誰でも持ってるんですよね。"ワインの基礎知識"でも読んだあとにもう一度みたいかも。 【ハクリキコ】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-01-02 11:44:24) |