47.《ネタバレ》 戦艦大和の模型を作っていると、必ず驚かされるのが、 側面の機銃の多さ。 この映画は、その機銃部隊の話である。 小さい頃、戦艦大和に誇りを持ち、そしてその最期に、皆、ショックを受ける。 帰りの燃料のない旅に出る、そのドラマを丁寧に見せる。 飛行機の時代と分かっていたのに、どでかい戦艦を作ってしまう日本という国。 戦闘シーンは、なぶり殺しの感すらある。 アメリカはそれにしても、やりすぎっちゃ。 P.S.戦艦大和のどでかい模型を使った映画は、ほかに「連合艦隊」。 こちらは、さだまさしの唄が心に刺さる。 【トント】さん [DVD(邦画)] 7点(2021-02-06 21:15:20) |
46.これは戦争の是非やましてや作戦の是非を問う作品ではないでしょう。こういう歴史が過去にあった。その歴史の延長線上に今がある。その事に何を思うのか?そういう鑑賞者の想像力が試される作品。(CGの出来不出来といったテクニカルな評価は別として) 大和というひとつの箱物を舞台とした戦時中の青春群像劇という印象で、過去にあまりなかった戦争映画になっている点は評価できる。蒼井優を除いて、役者の演技がイマイチだったのが残念。 |
45.軍隊の生活には思い入れが強くなります。戦闘シーンがものすごくリアルでした。獅童は血の気多すぎ。長渕の歌いいね! 【獅子-平常心】さん [映画館(邦画)] 7点(2012-02-17 21:28:47) |
44.《ネタバレ》 監修のクレジットに、悪名高い故瀬島龍三氏の名前がありますが、彼は必要だったのでしょうか。大和の関係者はどう思うでしょうね?さて、難点はいろいろある。人物紹介と状況説明をテロップとナレーションに頼るのはいかがなものか。照明技術が古い。50年代のハリウッドみたい。冒頭のフリゲート艦は必要だったのか。海自が無理やり押し込んだっぽい。大和のスペックと戦闘シーンの説明が不足。沈没があっけない。松山よ、何故蒼井を押し倒さない?一茂のスタンスが謎。意外と元気な反町の最期が謎。ラストがオーバーアクト。脚本も監督の担当だが、明らかに練り込み不足。脚本家がいないのか。その他にもいろいろあるが、まあ邦画としては頑張った方でしょう。最初から最後まで涙腺がうるみっぱなしでした。これは原作の力か。戦闘シーンは血飛沫使いすぎだが、凄い迫力で、CGもあまり違和感がなかった。コンセプトは「タイタニック」+「プライベート・ライアン」といったところか。BHDのレビューで私が書いたとおりになった。しかし角川と東映が総力を挙げても、やっぱりハリウッドには叶わないのか。そういう意味でも、実に大和的な作品である。 【わいえす】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-05-11 01:55:07) |
43.《ネタバレ》 戦艦大和は不幸のイメージがつきまといます。建造されたとき、山本五十六が「こんな時代遅れなものを作っても仕方がない」というように語ったというエピソードが残っています。時代はすでに空母、戦闘機中心の戦術に変わってしまっていて、敵戦艦と接近して水上戦を行う機会がまずないわけです。 唯一活躍できたのがレイテ沖海戦ですが、そのシーンは短いエピソードとして挿入されているだけでした。(その後の”謎の栗田ターン”なども期待して観ていたのですが、カットされていました) 最後の天一号特攻作戦も、作戦といえないほど稚拙なもので、わざわざ轟沈されにゆくようなものでした。そのあたりの部分はあまり説明されてなかったように思います。日本の被害は、戦艦大和、軽巡洋艦1隻、駆逐艦4隻、戦死3,700名。アメリカの被害は、艦載機損失10機、戦死12名。これだけをみてもいかに無謀な作戦だったかがわかると思います。 片道燃料しか積まなかったというのは伝説で、実際には往復の燃料を積んでいます。 (悲劇的といってもまったく活躍できなかった、同型戦艦、武蔵、信濃よりめぐまれていますが…) さて映画の感想です。邦画にしてはVFXの出来がよく、戦争シーンは迫力がありました。 人間模様もきめこまかく描かれていますね。タイタニックと同じ、回想ものとしたのも、現代に先の戦争の意義を問いかけるものとして成功しています。ただヒロインと芸者さんを広島の被爆で死なせたのはあざとい気がしましたが。戦争で犠牲になったから尊いとか、むだ死にだったとかいうのではなく、戦争そのものが悲劇なわけです。その中でどれだけ人間を描けるかが評価の分かれ目となるわけですが、この映画はまず合格点があげれるでしょう。演技もおおむねよかったですが、若いときの神尾役だけは間が抜けていて、他の人がやったほうがよかったでしょう。 【よしのぶ】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-01-06 10:57:08) (良:2票) |
42.大作ぶっていても「所詮邦画か」というものが多い中、非常に頑張ったなと言う印象を受けた。ストーリーもベタだけど泣かせる。戦争物だけど、政治的思想が薄かったように思えたし、いい映画だったと思う。 【智】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-01-01 17:42:35) |
41.大和の映像は凄かったので、是非映画館で見たかった。現在沈んでいる大和を、現実の記録として見せてくれたのも良い。途中間延びしてしまうところもあったが、日本のために戦う男たちを見せてくれて、戦争映画として伝わるものがあった。 【Ad】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-12-07 22:03:44) |
40.《ネタバレ》 色々な見方・意見があって当然の映画だと思います。しかし、昨今の昏迷の日本を見れば、白淵大尉(長嶋一茂演ずるところの)が云うセリフの変形ですが「全てを失って目覚める。それ以外にどうして今の日本が救われるか?」という気持ちがさらに倍加されます。長渕剛の歌う主題歌の「君」とは愛する者でしょうが、その具現が蒼井優さんの演ずる「妙子」だと感じました。あの笑顔は崇高なる笑顔でした。 【亜酒藍】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-11-10 00:48:13) |
39.思っていたより悪くなかった。後半がおもしろかった。 【ギニュー】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-08-14 18:13:20) |
38.長渕剛の音楽がなぜか凄く良かった。これを契機にもっと良く・真実を・悲惨さを・人間味溢れる・本当の戦争映画を・その時代を生きた当事者が生きている内に作り上げて欲しい。アメリカがまさしく「つくる」のではなく、日本人自らの手で。 【あるまーぬ】さん [地上波(邦画)] 7点(2007-07-28 08:03:23) (良:2票) |
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37.《ネタバレ》 何の先入観も持たずに見たおかげか、非常におもしろかった。戦争映画といっても、泣かせるための映画ではなく感じさせる映画だったと思います。 ただ、物足りない描写が多かったように思う。もっと1つ1つのエピソードを深く掘り下げてほしかった。 そして、みなさん書いているように、最初と最後の現在のエピソードは全くいらない感じです。(原作未読なので、小説で読んだら必要なシーンだったかも。) おさない少年兵たちを思い、「あいつらは死ぬことの意味もわかっていないんだ。 」という台詞は、なんともやるせない戦争の悲しさを感じさせられました。 【pani】さん [地上波(邦画)] 7点(2007-06-05 16:08:16) |
36.戦闘シーンのちゃかちゃかして状況がはっきりしないカットつなぎと、北京原人のマンモスほどではないけどやはり重みの感じられないCG。かなり甘めに評しても軍人には見えない若手俳優陣(獅堂以外)、映画全体を締めなきゃならない役柄のはずなのに異様に出番の少ない渡哲也。文句をつける点は多いですが、70年代大作映画を思わせるストレートな作りには好感を持てました。と思ったら、角川春樹-佐藤純彌の「証明」コンビだったんですね。ある意味納得。いい部分も大味な部分も。 【KYPA】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-04-22 22:02:07) |
35.《ネタバレ》 日本の映画にしては、制作費かかっているだけあって大和沈没シーンは迫力がある。 戦争映画を評するのに当時を体験してもいないのにリアルさなどと口軽しく言えないが、言葉通りスクリーンの中の「必死」さは感じることはできたと思う。 【湘爆特攻隊長】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-04-19 11:28:58) |
34.戦艦大和(独活の大木)に乗船した尊い命たちの虚しさがよく伝わりました。前半はクソ映画ですが、後半は悪くないです。 【Keicy】さん [地上波(邦画)] 7点(2007-04-16 21:02:52) |
33.戦争はいやだと素直に感じさせてくれた所は高く評価しますが、どうもキャスティングが気になって仕方なかったです。若手の俳優さんたちは良かったのですが、ベテランさんの良さが出ていない気がしました。反町さん一茂さん共に頑張っていたけれど、違和感あってセリフに重みが感じられなかったし、渡・勝野・林・奥田さんたちはみなさん好きな俳優さんなんだけれど、ミスマッチな気がして、私の中ではしっくり来なかったです。寺島さんや京香さんも…。じゃ、誰にする?と言われると悩んでしまうのですが。 【キャロル】さん [地上波(邦画)] 7点(2007-04-14 22:46:37) |
32.映像>>>脚本>>>演技 折角これだけの経費と映像を作ったのに、グダグダになってしまったという 典型的な東映映画。広島の原爆については完全に蛇足。かえってわざとらしい。 映像のみに採点 【JCBN】さん [地上波(吹替)] 7点(2007-04-09 21:56:57) |
31.およそ邦画の“大作”はハズレが多いので、「大和よお前もか」になるかなと思いながら見たのですが、意外に良作でした。原作(ノンフィクションです。念のため)を読んだ者として言えば、原作どおりの部分もあり、おおいに美化している部分もあり、ヘンな付け足しもあり。特に「内田」のエピソードについては、もっとエゲツない話もあるのですが、完全にカットされていました。“感動映画”としてまとめる関係上、これは仕方のないことかもしれません。ちなみに、悪評高い鈴木京香のシーンですが、「ただいま帰りました」は一字一句原作どおりです(ただし船ではなくヘリ)。映画にするとクサいだけですが、事実だとすればグッと来ますね。 【眉山】さん [地上波(邦画)] 7点(2007-04-09 18:14:26) |
30.《ネタバレ》 日本人はアメリカの戦争映画を観ると「アメリカ万歳映画だ」とよく言いますが、自国を美化する映画を作る、という点では日本も負けてない気がします。むしろ、被害者意識があるぶん「ドライな目」で戦争を見られないのではないだろーか… 私はこの映画のオチを見て「海にゴミを投棄するなよ!」と思ってしまうくらい薄情ですごめんなさいorz(ゴミって中身じゃないですよ 器)映画自体は、戦争映画としてはそこそこだと思います。アクションシーンは「プライベート・ライアン」にも負けない…かな? 戦争やだなあ下っ端は大変だなあ… 【えむぁっ。】さん [地上波(邦画)] 7点(2007-04-09 02:22:03) |
29.さすがに東映がお金をかけただけあって戦闘シーンの迫力はなかなかのものでした。特に大和が沈没に至る終盤は圧巻で、戦争の凄惨さ、悲惨さが伝わってきました。ただ、実際には3000人以上がなくなっており、映画以上に凄惨だったようです。 【ジム】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-04-03 18:11:43) |
28.想像を越えて、戦闘シーンが過激に描かれていたので満足です。戦闘が終わってから、親友の母親に会いに行ったときの母親の対応と、その翌日の会話が忘れられません。 【SAKURA】さん [映画館(邦画)] 7点(2007-02-20 15:14:40) |