妖刀物語 花の吉原百人斬りのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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妖刀物語 花の吉原百人斬り

[ヨウトウモノガタリハナノヨシワラヒャクニンギリ]
1960年上映時間:109分
平均点:8.00 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
時代劇
新規登録(2005-09-18)【青観】さん
タイトル情報更新(2018-09-02)【イニシャルK】さん
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監督内田吐夢
助監督倉田準二
キャスト片岡千恵蔵(男優)佐野の次郎左衛門
水谷良重(女優)八ツ橋
木村功(男優)栄之丞
山東昭子(女優)
千原しのぶ(女優)八重垣
沢村貞子(女優)お源
花柳小菊(女優)岩橋
三島雅夫(男優)太郎兵衛
原健策(男優)越後屋丹兵衛
星十郎(男優)清助
片岡栄二郎(男優)治六
阿部九洲男(男優)三浦屋四郎兵衛
千秋実(男優)丈助
高橋とよ(女優)おきの
岡村文子(女優)お安
利根はる恵(女優)おまん
八汐路佳子(女優)見合いの娘
松浦築枝(女優)おせい
高松錦之助(男優)弥助
北竜二(男優)三浦屋四郎左衛門
尾上華丈(男優)
大崎史郎(男優)上州屋の亭主
青山京子(女優)お咲
中村時之介(男優)妓夫
尾形伸之介(男優)地廻りの若い衆
源八郎(男優)海老屋
水野浩(男優)次兵衛
加藤浩[男優](男優)奉行所の役人
丸平峰子(女優)新宿のおえん
脚本依田義賢
撮影吉田貞次
企画玉木潤一郎
配給東映
美術鈴木孝俊
編集宮本信太郎
録音佐々木稔郎
照明中山治雄
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1.MoMAで開催となった内田吐夢祭、日本から持ち込んでの一挙19本上映ときた。金曜トップバッターは本作!

片岡千恵蔵にはちょうど1年ほど前の同じくMoMAでのJapanese Early Talkieシリーズに含まれていたお見かけしたのが初であったような。「赤西蠣太」(1936) という一風変わったタイトルのその作品で彼は一人二役を見事に演じており、実はお恥ずかしながら自分はそれを完全にダマされて(つまり同一役者だとは気づかず)鑑賞していたのが記憶に新しい。それ故今回のその作品からはほぼ四半世紀のちの、ちょい歳のいった千恵蔵を眺める視線はリメイク版「雪之丞変化」(1963) でちょい歳のいった長谷川一夫を観た視線とついダブってしまったりも。

「二代目 水谷八重子」が誰の二代目なのかを把握するには、これまた昨年のJapanese Early Talkieシリーズに含まれていた「上陸第一歩」(1932) において「初代」の方を鑑賞してしまってるから話が早かった。登場時はふてぶてしさ満点の下品な女がどんどんと格上の花魁へと変身を遂げてゆく様を見事に演じているのは観ていて爽快でもあった。この「観てるうちにその人への美の意識がふらふらと変わってゆく」という体験は、ふと「愛のコリーダ」(1976) での松田英子を彷彿としたり。(どちらかというとあえて「吉原炎上」(1987) での名取裕子というよりは。)

鑑賞後にJapan Societyで顔見知りの人に会い、どうクライマックスを予想したかということで面白い会話をした。というのは彼は英題「Killing in Yoshiwara」しか頭になく、原題を理解していなかったからもう少し幅のある結末を予想していたということなのだ。公開当時は元ネタの歌舞伎の演目を知っていた人が多かった訳で、「百人斬り」というタイトルが幾分ネタバレ感ありすぎであったという判断にはならなかったのだろうが、これは英題をつけた人がエラかったという分かりやすい例になりそう。
keiさん [映画館(邦画)] 7点(2018-06-10 23:54:10)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 8.00点
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200.00%
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400.00%
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600.00%
7133.33%
8133.33%
9133.33%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 6.00点 Review1人
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