4.これぞキートン映画!後半のマンションでの逃走劇は本当に面白いです。エレベーターを使ったギャグは今では再現することができないとてもアナログなネタですが、キートン映画のリアリティラインを通して見ると「全くおかしなことではない」と思えてしまうから不思議です。 【カニばさみ】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-05-14 23:08:29) |
3.《ネタバレ》 これもなかなか面白い。キートンが警察官に追われる。追われる。追われるキートン、追う警察官、キートンが交差点の真ん中で交通警備の人達の間に紛れこんでみせたり、軍隊か何かの集団の中に一緒になって手を挙げるシーンの馬鹿馬鹿しくて面白い笑いなどはやはりキートンらしくて、良いです。作品全体に漂うどこかチャップリンを感じさせるキートンの動きなどは、キートンが同じ喜劇の神様チャップリンを尊敬しているように思えます。 【青観】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-09-01 20:43:53) |
2.《ネタバレ》 恐ろしいくらいのテンポの良さ。物語はただキートンが追いかけられ続けて逃げ回るだけの話なんだけど、そのプロセスに詰め込まれたキートン流早業ギャグに抱腹絶倒!特にキートンを追う警官の数が一人、また一人と増えていくところはニヤニヤしながら観てしまいました。さり気なく巧みに影を取り入れた演出なども有り、最後のエレベーターが建物の屋根を突き抜けてしまうところなんて極地と言えるのではないでしょうか。 【かんたーた】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-11-11 19:04:28) |
1.《ネタバレ》 邦題が少しばかり???なとこを除けば、総じて楽しめたと思います。中でも、エレベーターを使って逃げまくるシーンが特に好き。針を動かせばエレベーターそのものを動かせるという発想がばかばかしくて面白い。釘をたたいて針を1階まで来れなくすれば降りてこられなくなり、振り切れば空めがけて吹っ飛ぶという下らなさ。また、最初は人間だと思っていたらマネキンで、インディアンのマネキンかと思いきや今度は本物の人間だったりと、単純な一発ギャグの寄せ集めではなく、ちゃんと繋がりがあるところがいいですね。 ちなみに、中盤あたりで馬の蹄鉄を放り投げたのは「蹄鉄を後ろに投げれば福が来る」という迷信をもとにしたプロットらしいです。 この作品でキートンを初めて見たのですが、キートンって端正な顔立ちをしているんですね。 【もっつぁれら】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-10-16 01:08:39) |