2.《ネタバレ》 LSD、サイケデリック、ポップアート、ホモセクシャル、それだけ言えば、この映画がどんなものか想像がつくと思います。
邦画でも同じようなものが作られていますが、邦画の欠点は、如何に普通の人達に納得させるかということで失敗している(個人的意見)のに対し、本作は女性が男性二人の間に入ることで、何か、こう、サッパリしたものを感じさせてくれます。
最後のシーンは股間に出来た斑点と重なり、一人は自分の死期を感じているんだなと思わせ、それが二人のセリフのやりとりを重くのしかかる様に感じました。
シシー・スぺイセクを検索して発見した映画ですが、タイトルが悪すぎます。
これでは、一年後には「あの映画、何てタイトルだっけ…?」で終わってしまいます。
90分なので一見の価値ありです。
ところでセリフのやりとりで「アルプスの少女ハイジ」という言葉が出てくるのですが、アメリカでも有名な話なんですね。