ランボー/最後の戦場のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ランボー/最後の戦場

[ランボーサイゴノセンジョウ]
Rambo
(John Rambo)
2008年上映時間:90分
平均点:6.51 / 10(Review 138人) (点数分布表示)
公開開始日(2008-05-24)
アクションドラマサスペンス戦争ものシリーズものハードボイルドバイオレンス
新規登録(2008-03-22)【M・R・サイケデリコン】さん
タイトル情報更新(2024-03-28)【イニシャルK】さん
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監督シルヴェスター・スタローン
キャストシルヴェスター・スタローン(男優)ジョン・J・ランボー
マシュー・マースデン(男優)スクール・ボーイ
ジュリー・ベンツ(女優)サラ・ミラー
ケン・ハワード〔男優・1944年生〕(男優)アーサー・マーシュ
佐々木功ジョン・J・ランボー(日本語吹き替え版【ソフト/テレビ東京】)
佐々木敏サミュエル・トラウトマン大佐(日本語吹き替え版【ソフト】)
古澤徹(日本語吹き替え版【ソフト】)
岡寛恵サラ・ミラー(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
山路和弘(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
木村雅史(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
牛山茂(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
天田益男(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
内田夕夜(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
勝部演之サミュエル・トラウトマン大佐(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
阪口周平(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
出演リチャード・クレンナサミュエル・トラウトマン大佐(回想)
脚本シルヴェスター・スタローン
音楽ブライアン・タイラー〔音楽〕
ジェリー・ゴールドスミス(テーマ音楽)
撮影グレン・マクファーソン
製作ジョン・トンプソン〔製作・(I)〕
シルヴェスター・スタローン
アヴィ・ラーナー
ミレニアム・フィルムズ
Nu-Image
ジョセフ・ローテンシュレイガー(共同製作)
ケヴィン・キング・テンプルトン
製作総指揮ハーヴェイ・ワインスタイン
ボブ・ワインスタイン
アンドレアス・ティースマイヤー
トレヴァー・ショート
ランドール・エメット
ジョージ・ファーラ
ダニー・ディムボート
ボアズ・デヴィッドソン
ピーター・ブロック[製作]
配給ギャガ・コミュニケーションズ
特撮スコット・コールター(視覚効果プロデューサー)
ワールドワイドFX(視覚効果)
美術フランコ=ジャコモ・カルボーネ(プロダクション・デザイン)
その他ブライアン・タイラー〔音楽〕(指揮)
テッド・コッチェフ(テクニカル・コンサルタント)
ジョージ・ゲイル〔その他〕(プロダクション総指揮)
あらすじ
タイでひっそりと暮らすランボー(シルヴェスター・スタローン)に、キリスト教系のNGOがミャンマーへの案内を依頼する。なんとか無事ミャンマーまで送り届けたランボーだったが数日後、NGOのメンバーたちがミャンマー軍に捕らえられた事を聞かされる。NGO救出のため、傭兵部隊と共にミャンマーに乗り込むランボーだったが、傭兵たちはランボーを戦力とは認めず、ボートに残れと指示する。ランボーを残しカレン族の村にたどり着いた傭兵部隊は、そこで想像以上の惨劇を目にする。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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12
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35.《ネタバレ》  ストーリーらしいストーリーはなし。アクションに特化した作品。
 前作から20年後に制作された本作。
 過激な映像を求める風潮からか、シリーズのなかでもかなりグロいほうだと思います。
 よく言えば刺激的。悪く言えば悪趣味。
 当然のように四肢切断。子供に銃剣突き刺すシーンなんか見ていられないです。
 ミャンマーの軍に対して、悪いイメージを植え付けるという意味では成功しているのかな?
 でもその方法をひたすら残酷な映像の羅列だけに頼るっていうのは、いささか芸がなさすぎやしませんか?
 『2』に出てきた上官のように、『こいつムカつく』と心底思わせるようなキャラをつくってほしい。
 せめて救出対象が、『この人たちは絶対に助けたい』って思えるような人物だったらまだ良かったのですが・・・。そこまでの魅力は感じられませんでしたねぇ。
 まあ、今作でなんと言っても良かったのはアクションでしょう。
 傭兵部隊がみんなとっつかまって、絶体絶命のピンチのときに、スッと背後から現れるスタローンのカッコよさ。ここだけでも見る価値大です。アクション映画を見ていて、久々にテンションのアガる瞬間でしてた。
 途中出場とはいえ、傭兵部隊のみなさんも良いお仕事していました。
 狙撃のスクールボーイはもちろん、ひげの傭兵や、部隊長のおっさんもなかなかの活躍ぶり。
 こーゆー、脇役端役までしっかり見せ場があるのは、一流のアクション映画だと思っています。
たきたてさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2024-09-09 02:52:25)
34.《ネタバレ》 映画のシリーズものは侮れない。
いい例がロッキーである。
毎回、それぞれ人生の課題を描写していて、面白いシリーズである。

そのスタローンのもう一つのシリーズもの、それがこのランボーである。
このシリーズも、同じような話は創らない。
ランボー3が、あまりにも人間の域を越えて、漫画みたいな話だったので、
もうこのシリーズは終わったかのように見えた・・が、続くのである。

今、ミャンマーはクーデターが起きて、大変なことになっているが、
民衆があれほどまでにデモを起こすのは、以前の軍事政権が無茶苦茶だってことが、この映画を観て分かる。
これほどの非人間的な描写が許されるほど、世界はミャンマーの軍事政権に
戦慄していたのだ。

おとろしい・・。
トントさん [DVD(字幕)] 7点(2021-03-04 22:23:51)
33.「怒りのアフガン」から実に20年ぶりの続編です。
当時のミャンマーの状況を伝える映像から始まり、これまでに無いほどに残忍な描写が多く、
ランボーが単独でジャングルを縦横無尽に駆け回り、ジャングル無双ぶりを見せる時間帯も少ない。
それよりもミャンマーで起こっていることに対するスタローンの怒りが爆発しているようです。
20年ぶりにジョン・ランボーを復活させた理由もそこにあったのかもしれません。
作品に込めたスタローンの思いを強く感じる内容でした。
とらやさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-11-25 18:13:54)
32.鑑賞中は十分に面白いと思いました。ただ、メチャクチャ強いのに悲哀も背負う戦士・ランボーの第一作目を愛する者としては、ああ、完全に別物になっちゃったなあとしみじみ感じます。ジョン・ランボーが主人公でないと成立しない物語かというと、全然そんなことはないですからね。別俳優・別キャラクターでも問題なし。せっかく20年ぶりに新作を作るのだから、ラストでランボーに帰郷を決意させる、説得力のあるお話が欲しかったです。
次郎丸三郎さん [DVD(吹替)] 7点(2020-08-07 08:34:24)
31.ランボーは毎回とりあえずは依頼を断るのである。2から彼は超強くてラッキーなNOと言えない善人の人生が始まっちゃうのである。そして3では瀕死の重傷を受け(作品として酷評)たのに、まさかまさかの復活で、ロッキー復活以上に驚いた記憶。恐る恐る劇場に行ったら、、、あれ、、、良かった。80年代の能天気さが消え、陰湿具合が1に近く、いろんな辻褄も計算され、戦闘アクション映画としてはなかなかの見応えのある作品です。ただしグロが苦手な人はご遠慮ください。
movie海馬さん [映画館(字幕)] 7点(2020-06-28 01:41:06)
30.《ネタバレ》 なんと…前作から20年ぶりの続編。都度、時々の世界情勢を反映した「戦場」で戦ってきてたランボーだが、今回はミャンマーが舞台。この20年の間に「プライベートライアン」が作成されたことにより、映画界では戦闘シーンの描き方が変わった。本作も「プライベートライアン」後の作品らしく、徹底して人間の死に様をリアルに描くことに注力している。ここまで描いてしまうと、確かに見る人を選ぶだろう。しかし今の時代にランボーを作るのであれば…とスタローンがとりたかったのがこの方法論だったということか。アクション映画としては、とにかく戦闘シーンの連続で、終始緊張感もあり、何と言っても実質上映時間80分という短さのため本当にあっという間に終わってしまう。(上映時間90分とあっても、最後の10分はエンドロール)スタローンの演出ってこんなにエネルギッシュだったっけと思う次第である。ファンとしては、エクスペンダブルズもいいけど、ランボーの活躍ももっと見たい気もするが、ランボーが作られるということはどこかで紛争があり続けるということだから、複雑だ。
rain on meさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2017-12-05 23:15:49)
29.《ネタバレ》 ランボーシリーズの中で1ほど深くなく、2.3ほど金がかかってない(推測)が、ラストの戦闘シーンはこれぞランボーです。ランボーは細かいことを論じる映画ではなく、ともかく映画の中での正義が悪をバッタバッタとぶちのめしていく勧善懲悪が見所と思います。(1を除く)ただ、シリーズ中一番グロイので苦手な人は注意が必要ですが、これがリアルな戦闘というものなのか。TVでも観ましたが、グロシーンが数箇所カットされていました。最後に故郷に帰るランボー。長い戦闘の日々がようやく終了しました。ちょっと感慨深いです。
ikuhiroさん [インターネット(字幕)] 7点(2016-12-05 13:16:30)
28.ランボーシリーズの中では一番の傑作と言っていい出来。1900年代の映画と2000年代の映画の差なのか?演出の差なのか?とにかく、ランボーという設定の元で新たに作られた新ランボーという感じで楽しめた。まあ、やってる事は一緒なのだが。これはスタローンの監督力なのだろう。エクスペンダブルスもそうだが、スタローンは監督の才能が高いのだから、もっと映画を撮ればいいのにとおもう。
シネマファン55号さん [インターネット(字幕)] 7点(2015-06-09 15:14:40)
27.過激な描写だけに率直、ランボーじゃないランボー映画みたい。
でもこっちの方が自分好み。
mighty guardさん [DVD(字幕)] 7点(2014-07-28 00:12:06)
26.◆まだ怒りのアフガン見てなかったのにっ 
◆ちゃんと順を追って見ていくって心に決めていたのにっ 
◆順番無視して 目の前の誘惑に負けてしまった  
◆1・2で 急に4まで飛んでしまった 
◆アフガン跳び越して 急にミャンマーまで飛んでしまった 
◆結果、3抜け 急にシリーズ終焉。
なんだかすごく損した気がする。シルベスターの誘惑たるや恐るべしだな。
でもさ、やっぱり、もちろん見てよかった。 
シブイ シブすぎるよ 最終回を迎えてしまったランボーは。
3737さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2013-10-09 23:02:47)(笑:2票)
25.《ネタバレ》 軍事政権がカレン族に対してあれだけの悪事をしてたら、そりゃ腹が立ちますよね。過去の戦場経験からの冷静で的確な判断と行動力は心強いです。ラストの新しい未来への描写が印象的。
山椒の実さん [地上波(吹替)] 7点(2013-06-16 20:54:15)
24.《ネタバレ》 まさかの続編(今作)の報せに驚愕したのを覚えています。3まではハッキリ言ってドンパチやってりゃそれでよかったって感じですが、敢えていまランボーをやる意味があるのかと???実際観た4のランボーはもう疲れています。疲れ切っています。それなのに悪い奴ってのは後を絶ちませんね。もうランボーを休ませてあげましょうよ!!っと思ったら、スタローン、エクスペンダブルズとかやっちゃってるし…。冗談はさておき本作は結構シリアス調で戦闘もグロいですよ。
ろにまささん [DVD(字幕)] 7点(2012-03-06 00:13:48)
23.《ネタバレ》  良くも悪くも今までどおりのランボー(正確には2,3)でした。
 男の子大好きな変態司令官が指揮する、少年を無残に刺し殺し、赤子を火に放り込み、無抵抗な捕虜を使った殺人賭博を行なう、うじ虫よりも嫌悪感を抱かせる最低鬼畜な悪魔の軍隊。
 そんなゴミ共に捕まってしまったボランティアの方々を救うべく、『必中』『ひらめき』『熱血』がほぼかかりっぱなしのランボーと最強傭兵野郎共が立ち向かう!
 わかり易く(?)言えばこんな感じでしょうか?
 設定も何となくこれまでのランボー2,3に似ていなくもありませんが、逆に今はそのようなド直球のアクション映画が少なく新鮮に感じました。
 仲間が銃殺されそうになった瞬間、機銃座を構える兵士の後ろからぬ~~っとランボーが現れた瞬間は、ベタながらもシビレてしまいました。
 ミャンマー情勢については詳しく存じないので、あのような残虐行為(上に書いたこと以外にも四肢を切り落としたり、柵に人の首を刺したり)が本当に行なわれている(いた)のかわかりませんが、『ああ、コイツ等は殺されても仕方ないクズ共だ』と『悪』の認識を植えつけるには十分だと思いますし、戦争(虐殺)の惨さを映像として表現するにはかなり成功していると思います(オブラートの包まなさに正直気分悪くなりました)。
 なんで、『グロ(敵も五体満足で死ぬ方は少ないです)』に耐性があり、これまでのランボー好きなら観て退屈しないと思います。
 ただ惜しくべきは、ここからもうひと山ありそうと思ったところで終わってしまう(大規模な銃撃戦が1回だけ)ので、ちょっと物足りない気がしました。かと言って『ここは削れたろ』と言う場面も無いので、出来ればあと30分は尺が欲しかったです(それだけ長くても全然観れます)。
 スタローンの老化によるアクションの衰えを心配する方もいるかもしれませんが、心配いりません、『すごいアクションだ!』とは違いますが、『アンタ本当に俺の親父より年上かよ!?』と感心するくらい、60歳のジジイが動きまくります。そのスタローンの努力と根性に+1点です。
ムランさん [映画館(字幕)] 7点(2011-07-30 20:00:23)(良:2票)
22.《ネタバレ》 「待ってました!」とばかりの登場。無双っぷりの銃乱撃…やはりランボーは強すぎです。(運が良すぎるだけとも言える) それとは逆に生々しいシーンが多くて戦争映画みたいだった。戦闘シーンは迫力あった!あっという間の90分でしたね。
ライトニングボルトさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-12-12 01:08:28)
21.「ランボー」シリーズは、シルベスター・スタローンというスター俳優の「ロッキー」と並ぶ代表作であるわけだが、過去の3作品をそれぞれ観ても、その面白さが微塵も分からないシリーズだった。同時に、この俳優をあまりに固定的なイメージに縛り付けてしまったシリーズだとも感じていた。

ただ、20年という歳月を経て、再びスタローンが“ランボー”というキャラクターの「体現」に挑んだ今作は、ストレートに映画が持つエネルギーがガツンと伝わり、非常に面白かった。

かつて観た“ランボー”と何が違っていたのだろう。と、思う。

まずは鑑賞者である自分自身の変化があると思う。
前述した通りかつて同シリーズが公開されたのは20年以上も前のことであり、度々テレビ放映されていた各作品を観たのは、自身が小学生くらいのことだ。
おそらくは、このシリーズをただ単にアクション映画としか捉えられず、独特の戦闘シーンの生々しさや、主人公のもの憂うダークなキャラクター性の異質さに、娯楽性を得られず拒否感を覚えてしまったのだろう。

そしてもう一つは、絶対的な主演俳優シルベスター・スタローンの円熟味。
「ロッキー」そして「ランボー」で、一躍スター俳優となった彼だが、両シリーズでのイメージが強過ぎて、以降俳優としての新境地を切り開いていけなかったことは否めない。
アクションスターとしての地位を確立しつつも、歳の衰えとともに年々影が薄くなってきた。
そういった経緯を経て、2006年「ロッキー・ザ・ファイナル」、そして2008年の今作で復活してみせた。
そう言うと、結局「ロッキー」と「ランボー」しかない俳優だという風に聞こえるかもしれないが、一概にそういうことではないと思う。
かつて映画史を代表するほどの二大キャラクターが生まれ、全世界を熱狂させた。
それから数十年経ち、色々な意味で疲弊した世界は、再びかつてのヒーローの復活を望み、それを体現できるのは、どんなに歳をとってしまっていても、やっぱりシルベスター・スタローンしかいない。ということだったのだと思う。

ビジュアル的にも、メンタリティ的にも、“肉厚”になったスタローンが、あの憂いた表情で再び躍動する。
映画のストーリーがどうこう以前に、その“姿”で心がふるえる。そういう俳優は今なかなかいないと思う。
鉄腕麗人さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-04-02 15:31:47)
20.民族紛争という我が島国ニッポンには今ひとつ現実味が沸かない内容も、ここまで徹底的に軍事政権を「悪」として描き切ることで無理やりにも憎悪感を煽られる。そこをベースにアメリカ万歳的な戦いっぷり。正直言って痛快です。勿論、現実的には何も考えずに殺されていくミャンマー兵だって一人ひとりの人生があって家族があって…でも、そんなことなど考える間もなく積み上げられていく死体の山。これが戦争なのですね。この短い作品、かなり見事に現実を描いていると思います。単に娯楽作品としても見ることも出来るけれど、ここはひとつスタローンさんなりのメッセージに耳を傾けても良いのではないでしょうか?
それにしても、稀に見るリアルな殺戮シーンですね。ただ、あんな対物兵器で生身の人間を射撃したら、実際にはもっと悲惨だと思いますけれど。それじゃ視覚的に酷過ぎるから抑えたのかな?
タコ太(ぺいぺい)さん [DVD(字幕)] 7点(2010-02-24 02:10:36)
19.《ネタバレ》  今回のランボーは娯楽色があまりありません。ランボーが戦う動機についてはよくわかりませんでしたが、迫力のある映像は評価できると思います。
海牛大夫さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-01-17 21:42:13)
18.《ネタバレ》 くどくどと長くやればいいってもんではないので、潔い上映時間でしたね。迫力は相当なものでした。見た後に残るものは何もなかったけど、お馬鹿映画と化した2・3に比べたらよかったと思います。
ディーゼルさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-01-02 18:15:34)
17.第一作はアメリカの暗部を扱ったマジメな映画だったもののこれが意外と不評だったため(同年の「ロッキー3」の3分の1しか稼げなかった)、「2」以降は正反対のドンパチ路線に変更。スタさんはアメリカ万歳映画の人というのが一般のイメージですが、この人には明確な政治思想はないのだと思います。その時々で、敵とするのに調度良い相手を選んでいるだけなのでしょう。このアバウトさがさすがイタリアの種馬なのですが、その傾向は本作にも当てはまります。ミャンマーというホットな軍事政権を相手としていますが、彼らの圧政や少数民族への弾圧は「ランボー4」をやるための舞台にすぎません。なのでミャンマー軍の度を越した残虐ぶり、登場人物としての固有の人格すら持たされない純粋悪としての描写には呆れてしまいます。90年代に香港でよく作られていた日中戦争ものにおける日本軍の描写と大差ないレベルです。こういうスタさんの浅はかなところは、ソ連を悪者にしていた頃から何も変わっていません。一方で監督としての腕前も全盛期と変わっておらず、こちらには良い意味で驚かされます。スタさんは「ロッキー4」を最後に20年以上も監督をしていないのですが、ジョージ・ルーカスやテレンス・マリックの例が示すように、これだけ長期間監督業から離れていると、普通は感覚が衰えるものです。しかしスタさんの演出は衰えるどころか逆に良くなっており、これは野生の勘なのか、実は物凄く頭が良いのか、非常に不思議なところです。例えば川上りの最中で海賊に襲われる場面。ランボーはギリギリまで話し合いで解決しようとするものの、ダメだと判断した瞬間に銃を抜き、数秒で海賊を全員殺してしまうくだりの演出のキレには素晴らしいものがあります。ここでの間の取り方や緊張感の煽り方、それまで舐めた目で見られていたランボーが、実はとんでもない奴だと判明するというカタルシス、アクション映画に必要な感覚を十二分に味わわせます。同時に、ミャンマー上陸前にこのエピソードを入れておくことで、「これからシャレにならない場所へ行こうとしている」という構成上の前振りの役割も果たしています。その後は「プライベート・ライアン」と「アポカリプト」を合わせたような一大地獄絵図が繰り広げられますが、これまでさほど残酷な映画を扱ってこなかったにも関わらず、ここで見せる演出のインパクトも凄まじいものがあります。
ザ・チャンバラさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2009-10-21 20:12:58)(良:2票)
16.明確なテーマよりもとにかく何かをしようとするという内容。ヒーロー娯楽アクションの前作も好きですが社会派の原点を考えると見事な復活。大佐かかつての戦友の事ぐらいしか頭に入らず自分の居場所を探したり戦車でヘリコプターに絶叫しながら突撃していた彼がもともとはあまり接点のない人たちを救う姿は感慨深い。
spputnさん [DVD(字幕)] 7点(2009-08-16 17:51:21)
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【点数情報】

Review人数 138人
平均点数 6.51点
000.00%
121.45%
232.17%
321.45%
464.35%
51813.04%
63424.64%
73525.36%
82417.39%
9117.97%
1032.17%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review23人
2 ストーリー評価 5.14点 Review28人
3 鑑賞後の後味 5.48点 Review29人
4 音楽評価 6.20点 Review20人
5 感泣評価 4.11点 Review17人
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