14.S・ペンがやや苦手なのとゲイの映画ということで敬遠していたが、ついに鑑賞。悪くはなかった。映画において食わず嫌いはダメ。でもまあ、ぼちぼちか。 【kaaaz】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-04-14 19:47:24) |
13.《ネタバレ》 言いたいことはわかるけどやはりノーマル側からすると男同士のキスシーンはうっとなってしまう。これが黒人差別だったらもっと感情移入できたのかな。でも史実の映像を交えながらラスト暗殺につながるつくりは上手い。 【とま】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-11-27 13:15:58) |
12.30年前のアメリカで堂々と差別を認める法律がまかり通ろうとしていたことが驚き。 それにしても、どんな役でもこなすショーン・ペンの演技がすごい 【のははすひ】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-03-14 22:18:13) |
11.《ネタバレ》 男性同士の絡み合うシーンはちょっと直視できない面もあったが、伝えるべき事はきちっと伝えている作品。ショーン・ペーンの演技力は凄すぎる。脇役人も上手い。マイノリティーよ自ら立ち上げれ!。しかし日本はまだまだ差別や偏見を乗り越えていない国だなーと実感した。 【カボキ】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-01-08 02:22:41) |
10.《ネタバレ》 ハーヴェイ・ミルクの物語というのは、実際には、彼を殺してしまうダン・ホワイトの物語でもあるわけで、個人的にはこの2人の関係をどう描くかがポイントかなと思っていました。この映画のなかでは、友人でもあり敵でもあるという2人の関係を丁寧に描いており、ジョシュ・ブローリン(何と『グーニーズ』のお兄ちゃん!)も、生真面目で偏執的なダンというキャラクターを静かに、見事に演じていたと思います。どこか時代に乗り切れないダンの姿は、急速に変化していく社会のなかで「大切なもの」が失われるという保守派の人々の危機感を見事に表していましたし、その「大切なもの」が実際には少数派の人々の苦難や苦しみのもとに築かれていたのだということを、ミルクやその仲間の生き方が示してくれています。ガス・ヴァン・サント監督は、この2人の人物が体現する2つの時代を、あえて対照的に表現するのを控えながらも、見事に物語の底流に位置づけたと思います。ただ、ミルクが市の執行委員になるまでの前半が、エピソードの切り貼り的になってしまって、やや退屈だったのが残念です。前半の伏線が、終盤になって生きてくるわけですが、その伏線張りだけのために前半があったような印象を受けてしまいました。 【ころりさん】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-07-17 09:47:28) |
9.ゲイの映画は敬遠気味で、積極的に観ようとはしないジャンルですが、アカデミー賞主演男優賞を取るほどの作品ならと権威主義的な理由で観てみました。先日DVDで観た「デッドマン・ウォーキング」ではマイノリティ蔑視の殺人犯を演じていたショーン・ペンですが、本作では打って変わってゲイに成りきっています。ただし、僕は実際のゲイと親交が無いので、あくまでイメージでしか評価できませんが。まあ、これが僕がホモセクシュアルの映画をあまり観ない理由の一つで、単純に彼らのことをあまり知らないため、感情移入が困難だからです。あとは、どうしても男性同士のラブシーンに違和感を覚えてしまうというのもありますが。 このようにホモセクシュアルの映画にはあまり思い入れがない僕ですが、この映画はとても楽しめました。というのも、主人公ハーヴィー・ミルクが戦うゲイの権利を侵害する法案の内容がかなり凄まじく(ゲイの教師資格剥奪等!)、比較的彼に感情移入しやすかったからです。ホモセクシュアル反対派の主張が現代では考えられないほど差別的で、自由を標榜するアメリカもこうなんだと興味深く鑑賞しました。彼らが戦って偏見を打ち破り、そして社会は変わっていくんだと思いました。僕は、他人の迷惑にならない限り、個人の自由は極力守るべきと考えるかなり自由主義的な性質なので、ミルクの発言にはとても共感できたし、彼の行動力には感心しました。 男性同士のキスはどうしても正視できない僕ですが、この映画の精神には深く感銘を受けました。監督がゲイなのも、この作品の出来に良い方向に影響したのかもしれません。 【枕流】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-06-13 17:24:15) |
8.日本人の私には、白人の顔と名前の区別がつきにくくて、やや混乱したが、それでも、最後まで飽きることなく楽しめた。なんといっても、ゲイであるガス監督のミルクに対するオマージュが伝わってくるのが、良いです。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-05-04 22:49:43) |
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7.自分はノーマルであると思っている人は、それを守るために、自覚もなくマイノリティを迫害していたりする。一般的なファミリーの健全な環境を守るべきだと。ゲイは、はなから子供も普通の家族も求められない。失うものはあまり無い。なのにミルクは何か「誇れる事」をせねば、と思う。多くの人は普通であると思っているくせに、なんと多くのものを傲慢にまで求めてしまうのだろう。あえて?ひさびさの商業的映画でこれを撮ったガス・ヴァン・サント。彼も、成し遂げるべき「誇れる事」をもとめてこの映画を撮ったのでは、と思わされた。すこし残念なのは、「エレファント」などここのところのインディーズ的作品たちに見られる繊細な映像美のほうがイメージとしては印象的で、むしろ感覚的にゲイっぽいかな・・・と。 【ETNA】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-03-05 11:40:31) |
【Junker】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-02-21 01:56:54) |
5.ショーンペンの仕草一つ一つがゲイの動きを表していると聞いて、じっくり見てしまった。自然にゲイ(っぽい)のように見えてきて違和感なく楽しめた。ディエゴルナのゲイ役はちょっと冷や冷やした。普段ゲイと知り合う機会がないのでいろいろ知れて面白かった。まあ、つまりゲイ映画。 【おっちょ】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-12-11 23:42:16) |
4.《ネタバレ》 ガス・ヴァン・サントの描くミルク像は、国中の人の意識に波を起こす活動をしながらも、成り行きからぼちぼち…という感じのごく普通の男だった。当然後半は政治的な顔もちらつかせていたけれど、人懐こくよく喋るニコニコ顔は政治家というよりは「みんなの人気者」だった。そしてオペラを口ずさむときの物憂げな表情も持ち合わせていた。ずっと彼のサポート役として心も支えたスコットやガラスのようなジャックの姿、最終的にはミルクに銃弾を浴びせたホワイトの迷いや焦燥の様子など、主人公も含めて「人」の捉え方が力強くもあり、なんとなく寂しい感じもした。公民権運動や暗殺事件よりも、人間そのものに迫りなおペールブルーな印象を映画全体に感じさせるのは、やっぱり監督の持ち味なんだろうか。 【のはら】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-11-11 19:07:53) |
3.みなさんはご存じだろうか?歌手のマドンナと結婚。マスコミからヒモ扱いされていた頃のショーンペンを。無名だった彼を金目当てと決めつけ、容赦なく叩くマスコミのステレオタイプには本当にうんざりしたものだ。それがどうだ。「カジュアリティーズ」、「カリートへの道」あたりから花咲き始め、その後は「デッドマンウォーキング」、「I an Sam」、そして「ミスティックリバー」と、前妻を遙か彼方まで突き放す活躍ぶり。そんな彼のオンステージであるこの映画。役になりきり度ではデニーロやアルパチーノクラス。映画としてはまあ、主役以外が霞んじゃうんだよ。古いたとえで恐縮だけど、ガラスの仮面の北島マヤみたい。立派になったな-。それにしても、のりピーの旦那にもショーンペン魂があればと思ってやまない。 【正義と微笑】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-11-03 01:34:58) |
2.ミルクって名前が本名だったことにビックリした。 【mimi】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-11-02 00:13:47) |
1.その時代によって「普通」という感覚は違っていて、それまで「異常」とみなされていたものがあるキッカケで「普通」になっていくという、そのキッカケを見せてくれる映画でした。 一部の人間に対する偏見とか、好き嫌いは、ある程度しょうがないにしても、嫌いだからって職を取り上げて、存在を違法にしようとするオバサンと、その支持者が恐ろしいです。正に子どもの発想。しかし、それが「普通」だったという、その事実こそが真に恐ろしい。今の世界の「普通」の中にも、後から観たら「異常」と思われるような事があるのでしょうね。 観易く、伝わりやすい映画でしたが、正直なところ、男同士のキスシーンやベッドシーンなんかはあんまり観たくないな、と僕は思いました。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-10-26 14:53:23) |