16.時代を超えてある歌が人の運命を変えていく。こういう話、好きだな。中でもやっぱり1975年のバンドの奴らが良い。 【noji】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-12-13 08:52:42) |
15.《ネタバレ》 1つ1つのエピソードはそんなたいしたことはないけれど、それがつながって世界を救うことになっちゃう爽快な結末。 1975年、1982年、1999年、2009年、2012年。 異なる時代で起きた出来事を1つにつなげる壮大な物語。 こんな大掛かりにも関わらず、すっきりまとまっていてわかりやすい。しかも2時間以内にきれいに収めてしまう。かといって、駆け足になっている感じは全くしません。1つ1つのエピソードを、じっくり丁寧に見せてくれます。そこに描かれる登場人物たちの心の機微までしっかり伝わってくるのです。 こーゆー仕掛けの作品って、奇をてらうものも多いですが、この作品は至極真っ当でストレート。そこが好感触でもあり、物足りなさでもあります。 森山未來を育てたのは濱田岳ってすぐわかっちゃうし、ミサイルの計算をしたのが多部未華子ってすぐわかっちゃいます。ですので、良くも悪くもこちらの予想を超えてくることはないでしょう。 また、どう考えても要らない人物とエピソードの存在が気になります。それが谷口と1999年。要る?私はそこだけ不協和音を感じてしまって、正直谷口も1999年も無くてよかったです。というか、無いほうが良かったです。ついでに言うなら、健太郎と悟が1999年に登場してくるのだって正直蛇足だと思っちゃうのです。 それなら、高橋真唯があのあとどうなったのか、そっちのほうを教えてほしいくらいです。 【たきたて】さん [DVD(邦画)] 7点(2020-06-02 00:38:46) (良:1票) |
14.相関図を描いたら一発でネタバレできそう。それは答えを見ながらナゾナゾを考えるようなもので、面白くもなんともないのでやりませんが。というわけで、答えを知らない分、そこそこ楽しめました。 【眉山】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2019-10-18 23:29:39) |
13.無関係な出来事の連なりが実は一部で少しず連なり、 人類を救うほどのきっかけを産む。 人の意思が少しだけなにかを変えてそれがどこかで別の花を咲かせる 嘘みたいだけどあったらいいな。というお話。 まずシークエンスの長さ連なりの示唆。 そうした構成がとんでもなく上手。出来上がりがしっかりと頭の中にあるのでしょう。 音楽や演出も秀逸でまさにどこに出しても恥ずかしくない そんな映画です。 きっちりとまとまりすぎている事が逆に広がりを産まなかったのが 残念でしたが十分な余韻を楽しめる美しさのある映画でした。 【病気の犬】さん [DVD(邦画)] 7点(2015-11-05 15:00:53) (良:2票) |
12.一見バラバラ風のいくつものエピソードが一つの物語に繋がっていく表現スタイルをよく見かけるが、なるほどと思えるストーリーはなかなか面白い。最後の種明かしを知らないのでミステリアスな展開も結構楽しめる。よく出来たお伽話だが、時空を超えた繋がりで地球を救う割にはタイトルにもなっているフィッシュストーリーとの関わりがイマイチでちょっと物足りない。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-10-09 18:30:04) |
11.《ネタバレ》 関係無さそうな人たちが、繋がっていくのが面白かった、ホラ話が現実になっちゃったてのも良いね。 【ないとれいん】さん [地上波(邦画)] 7点(2013-06-24 09:03:47) |
10.《ネタバレ》 二つ分の原作小説を読んでしまったのがいけなかったか。シーズンが終わった後にクリーニングし忘れたコートから五百円出てきた様な爽やかさは得られなかった。でも何となく良い話になったな、と思えるのはもう片方の話がグッドエンドしたからだろう。 もちろんあの終末を味わい深く見つめるのだって心地よさがあったのだけれど、こんな風に大風呂敷を広げて、たたんでみせるのも悪くない。 あと、多部未華子って良い名前だなぁ。見た目はすんごく普通なのに、それと相まって古風な良い名前に感じられる。不思議。 【黒猫クック】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-05-09 20:34:18) |
9.《ネタバレ》 原作は未読です。ストーリー自体に特筆する面白さは感じなかったのですが、日常的な人の営みが連鎖してどこかへ繋がって行くという考え方はとても大きなことを示唆していると思いました。明確な意思を持って何かを為そうとしなくても、人は世界に深く関わっていること。反対に、過去に意味を持った事象には、無関係と思える人が関わっていることが意識されました。それはこの映画のように良いことばかりでも無い。誰かがくしゃみをしたから交通事故で人が死ぬような可能性だってある訳です。ただ、人生とか生の意義を前向きに捉えるには十分な内容だと思いました。 自分のやることが何かの役に立つと考えるなら、多くの人と接触し、人の目に触れるものを残す方が貢献できる可能性も高い。このサイトに残しているレビューが100年後に人類を救うかも知れません。そんなことを考えると愉快な気分にもなります。 本編に戻って、キャストの良し悪しがハッキリ分かれる作品でした。多部ちゃんと森山クンはとても良かったです。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-04-30 04:48:55) (良:2票) |
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8.《ネタバレ》 文字通り馬鹿なほら話ではあるんだけれど、これだけ壮大なほら話、馬鹿話はかえって心地良かった。 だいたい、想像ができるエピソードの繋がりを最後に時系列を直してつなげて見せてくれるのも親切かと。 何かいままで味わったことのない新鮮味のある面白さ。 原作を読んで再見。う~ん、この監督は伊坂さんと相性いいはずなんだけど、どうなんだろう。もちろん、原作の面白さを殺すようなことはしてないんだけれど、アヒルと鴨や、ポテチまでの完成度は感じられなかった。どちらかというと、映画オリジナルの部分に不必要だったり、不必要に長かったりするものが感じられて。あと、最初に濱田君をいたぶるジャイアン男とか、あるいは石丸さん演じるかまってちゃん男とか、必ずしも必要性がないのに、あからさまに不愉快な登場人物をオリジナルで作り出す意図がわからない。ただ、意外なことに、多部みか子という女優を知ってから初めて、ほんの少しだけ魅力を感じたのは、自分でも意外だった。(どこか体調でも悪いんだろうかw) 【rhforever】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-04-22 11:53:47) (良:1票) |
7.《ネタバレ》 タバコを吸う伊藤君、すごい違和感あった。キャスティングを一部間違えてる気がするが、まぁそこは置いておこう。ただ、フィッシュストーリーって音楽は名曲といかないまでもなかなか良かったよ。ベタでキャッチーな音楽だとしても、70年代の作品と考えるとなかなか。歌ってるフリだけのBECKに比べると断然印象はいい。答え合わせが唐突に始まるラストも嫌いではない、強引だけどもフィッシュ・ストーリーだしね。 【ライトニングボルト】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-04-03 12:22:57) |
6.フィッシュストーリーという楽曲の歌詞とフレーズがずっと耳に残り 頭に残る・・・ もうそれだけでいいじゃないか 安っぽい映像の入り方にドン引きしたとかいちいち言わん。 石丸謙二郎の民放のドラマ並の芝居に気が滅入ってしまったとかいちいち言わん。 ちびノリダーの台詞の臭さにうなだれてしまったしまったとかいちいち言わん。 言わんと言ったら 言わんの。だからこの話はもうおしまい。 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-01-03 21:45:37) |
5.《ネタバレ》 アイドルに疎い私としては「モーニング娘。も、初期は五人」という台詞が「へぇ、そうなんだ」的な台詞だったが、モノが「フィッシュストーリー」なので、この豆知識は信用していないままだ。 【aksweet】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-08-21 00:34:55) |
4.《ネタバレ》 いろんな時代の話が最後に繋がる展開がとても面白かった。無駄なこともきっと何かに繋がってるなんて夢見たいな話ですが、とても素敵な映画でした。 【osamurai】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-02-08 18:56:41) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 何かを表現することは、世界を確実に(ほんのわずかかも知れませんが)変えていき、その積み重ねが我々の歴史を築きあげていく。なんというかそんな壮大な事を考えさせてくれる素敵な「FISH STORY(ほら話)」でした。 まあ、75年のシーンの登場人物たちがちょっとキレイ過ぎな感じがしましたけどね。 【TM】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-12-06 23:48:39) (良:2票) |
2.この一見無関係な話がつながるんだとしたらこうなんだろうなという予想は裏切らないラストであった。これもつながるという映画の宣伝文句のせいではあったので、それがなかったら予想外の展開だったのかもしれない。原作は未読だったが文庫になったら読んでみたいと思う。無理があるとも思うけれどそもそもがほら話なのでありなのではないだろうか。 【HK】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-10-08 22:20:40) |
1.《ネタバレ》 今日伊坂原作のラッシュライフを観てきましたが、酷かった…それに比べると、フィッシュストーリーはとても楽しく観れました。原作は短編集の一遍なのですが、これをうまく広げて映画にしたなぁという印象です。映画を観てから原作を再読しましたが、個人的には原作より面白くなってると思います。終末のフールとくっつけたのかなというラストの設定が、フィッシュストーリー=ホラ話という意味合いにピッタリな感じのあり得なさで好きです。あと森山君のアクションはなかなかかっこ良くて見直しちゃいました。伊坂原作の映画は、撮る監督さんによって随分違う顔を見せますが、これくらいポップに描いてくれた方が合ってると思います。アヒルと鴨~の次に好きです。 【パンダ侍】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-06-17 00:05:27) (良:1票) |