16.《ネタバレ》 マイケル・ジャクソンのコンサート的にTHIS IS ITを訳すと「これだよコレ!(これしかないでしょ!)」的な意味になると思いますが、、これが結構クールな題名です。 メイキングビデオのマイケル・ジャクソンは非常に物腰が柔らかく誰にでも優しくて驚きました。この映画のおかげで彼の普段の雰囲気を感じることができて素敵でした。反面「キング・オブ・ポップ」としての重圧や苦悩、クリエィティブな部分も含めたった一人で全てを背負っていたという物悲しい一面も垣間見えました。もしも自分が彼の立場だったら南極基地か宇宙ステーションに逃げこむと思います。。 この重圧、プレッシャーの中でも彼自身は自分に天才的な才能があることを知っていただろうし、それを表現する生き方を選んだのだと考えると素直に「偉い!」と感じてしまいました。印象的だったのが、リハーサルではあっても場の中心にいるMJ本人が一番忙しくて大変なハズですが、周りのどのダンサーよりも息が上がっていない、ブレイク中には本当に微動だにしないのです。この点は心底驚きました。 他のレビュアーも指摘しているように映画としてはイマイチですが、完璧主義のマイケル・ジャクソンがおそらく見せたくなかったであろう、コンサートの裏側(メイキング)が見られたという意味では価値があったと思います。また、マイケル・ジャクソンに関わる全ての人達が本当に一流の人達ばかりで、そしてその彼らがマイケル・ジャクソンと関われただけでもう何もいらないという趣旨の話をしているのには感動を覚えます。やはりMJは本物の「キング・オブ・ポップ」なのを痛感しました。 【アラジン2014】さん [地上波(字幕)] 7点(2024-07-30 16:08:11) |
15.マイケルの凄さがよく分かる作品。綿密なリハーサルをちゃんとやっていたのと、どんなときも気を抜かないプロとしての姿勢に感心させられる。 っていうか、これは映画じゃなくてすごく完成度の高いドキュメンタリーだと思うんだけど。 【mhiro】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-11-29 22:43:59) |
14.採点するのが難しい映画。 というかこれは映画か? 生前メディアから伝わる人柄とこの映画の中の人柄が全く違うことが恐い。 メディアというフィルターとのつき合い方を考えさせられる映画。 |
13.この作品を観て彼へのイメージが変り親近感も増しました。音楽もダンスも伝わってくる人間性もよかったです。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-09-30 20:37:52) |
12.《ネタバレ》 こりゃーやっぱり凄いっす。脱帽。生唄格好いい。ダンスヤバイ。キレッキレ。(特にBilly Jeanのダンスは本当に凄い。)マイケルジャクソンの音楽は100年後も聴かれるでしょうね。マイケルジャクソンの凄さを後世の人物らに伝えるための唯一無二の音楽ビデオとして、コレを作った価値は十分あると思います。 【bolody】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-08-10 00:00:26) |
11.《ネタバレ》 映画か?ってのはおいといて、マイケルと同じ時代を生きたことはいずれ後世に自慢できるひとつになると思います。 っちゅーことで映画館に観に行きました。 これはドキュメントフィルムなんですが、スーパースターのありえないテクニック、作品に臨む姿勢などなど、確かに実在したはずなんですがフィクションかのような存在とも思えるマイケル・ジャクソンを収めた、なんとも不思議な作品です。 【ろにまさ】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-07-03 06:44:03) |
10.《ネタバレ》 マイケルファンは必見。マイケルのステージに対するプロフェッショナル意識が垣間見え、感動です。劇場で観たかった…。他の『自称』アーティストの人達にも参考にして貰いたいですな。ファンを大事にしているのが良く判ります。 【キノコ頭】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-12-09 23:07:17) |
9.《ネタバレ》 最初はバックダンサーへのインタビューから幕を開ける。笑顔が抑えられない者、涙を隠せない者、彼らの誰もがどれほど彼とのステージを夢見ていたかが、痛いほどよく分かる。「神」と同じ空間を共有することへの興奮や期待を語る彼らの言葉やしぐさはとても自然で違和感が無くて、まっすぐに僕の心に響いた。 往年の彼の名曲を一曲ずつ紹介していくことで、映画は進行する。ステージでの振り付けや巨大なバックスクリーン映し出される動画は全てが桁違いにファンタスティックだ。まさに惜しげも無い金の使い方で、マイケルのショウにかける意気込みの強さが、うかがわれる。 そして、最も驚かされるのはマイケル本人の動きだ。「smooth criminal」を観た時には思わず涙してしまった。なぜ、彼が死ななければならなかったのか。50歳と言う年齢を超越したダンスのキレは尋常ではない。そして、終盤の「billie jean」はムーンウォークこそ無かったものの、やはり演出の粋を集めた洗練の極みとも言える内容だった。この曲に限って言えば、マイケルの動きだけを追った映像で構成されているのも良かった。あの動きさえ見られれば、他の余計な映像など必要ない。 僕もこのコンサートがもし行われていたら、10万円出しても観たかったと思った。しかし、彼の死によってこの映画が公開されなければ、そうは思わなかっただろう。それだけの価値があると気づかなかっただろう。そして、皮肉なことにこの映画公開によってコンサートの観客の何十倍もの人が彼のステージを観ることになった。ある意味でマイケルは最期までショウを完遂したと言えるのかもしれない。 映画と呼ぶには抵抗があるが、最高にエンタテイメント性の高いメイキング映像と考えれば、一見の価値はある。そして、観るなら是非劇場の大画面で観たほうがよい。日本風の言い方をすれば、この映画を観て、皆が感動することが彼にとっての最高の供養なのかもしれないと思う。 【枕流】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-05-05 22:53:54) (良:1票) |
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8.マイコーのカッコよさは異常!この作品からは彼がプロとしての厳しさや優しさも垣間見れます。不思議なほどに魅力がある人だね。ガキの頃はただのイロモノとしか見てなかった私、残念すぎる… 【ライトニングボルト】さん [地上波(字幕)] 7点(2011-03-31 00:33:28) |
7.リハーサルですべてを取り仕切るマイケルを観て改めて天才的な才能を感じた。そしてこれほど愛された人物は他にいないだろう。 【しっぽり】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-03-26 10:27:44) |
6.まず映画としての完成度の高さに驚かされた。 リハーサルだけでなくインタビュー、ショートフィルム、マイケル自身の肉声。そして誰でも知っている大ヒット曲を最新のアレンジで再現し迫力は満点。 リハーサルなのでおそらくマイケルは6~7分の力しか出していない。このライブが実現していたらどんな凄い事になってたんだろうね。 【テツコ】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-01-23 10:24:43) |
5.《ネタバレ》 1つだけ確実なのは自殺じゃないですね、完全に本気ですから。さすがに見せる為に撮られた映像ではないだけに、画像が粗かったり画面サイズが頻繁に切り変わったりして気にはなりましたが、“スリラー”など折角作り込んだ映像が表に出せて良かったのではないでしょうか。個人的には“スムースクリミナル”が聞けただけでも十分満足の出来るものでしたが、映画作品としては少し難しい判断になると思います。 【HLB傭兵】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-12-12 01:55:42) |
4.《ネタバレ》 ◇MJが素晴らしいエンターテイナーであることを再認識(いや、初めてかもしれません)させる作品でした。◇一般人の「期待」「満足」なんて、本当にミズモノで、絶対評価ではなく結局は相対評価でしかない。期待していなければ「満足」のバーは下がり、期待すればするほど「満足」のバーは上がっていく。◇そんなイタチごっこの「一般人の満足」に、完璧主義といわれるMJが真摯に向き合ってしまったことが、悲劇だったのかもしれません。◇あれだけの才能を持ちながら・・・、なんという損失。その事実を、彼の死後でしか知りえなかったことが、悲しいです。ご冥福を祈ります。 【ハクリキコ】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-11-26 00:48:41) |
3.★マイケル・ジャクソンの、とても50歳とは思えない衰え知らずのダンス、歌のパフォーマンスと、彼の仕事にかける真摯な態度、それらに心酔する共演者達の生の声を聞ける、そのことに対しては文句なく10点。私ははっきり言って特別にマイケルのファンでもなく、ミーハー気分で観にいったクチであるが、劇場で大スクリーン、良い音響で観ておいてよかった。 ★ただし(ドキュメンタリー)映画としてまじめに評価するならやや生煮え早出し拙速で編集や掘り下げ不足。前半は勢いだけでともかく、後半はけっこうだらだらして(音響だけはいつまでたっても大きいので)もういいやって気分になった。あと30分削ってもよかったろう。 ★まあ、こういうのは下世話ではあるが商売だからしかたないのだろう(現に自分もこうやって”のせられて”観にいったし。あまり間を空けすぎると冷めてしまうだろう)。ただ逆に生煮えだからこそ、妙にマイケルのことを美化しすぎたり感動的に盛り上げすぎたりせず、ひたすらパフォーマンスに浸れたのも良かったのかもしれない。 【wagasi】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-11-20 22:29:23) |
2.やっぱりマイケル・ジャクソンは素晴らしい。そんな当たり前の事を再確認できました。音楽に対するシビアな気持ちがスクリーンからビシビシ伝わってきます。しかも時には謙虚に他人の意見にも耳を傾ける。更に今でもダンスの腕はバックダンサーと比べても殆ど遜色が無いように見えた。全編が有名なナンバーばかりなのは、ファンから、ビギナーまで楽しめる構成になっているのかなと思えました。非常に親切設定。 まあ、そこまでは本当に良かったんです。あのマイケルが踊っている姿を観ているだけでグッと来ましたよ。 しかし急場凌ぎだったのでしょうか。監督の趣味の悪さでしょうか。スプリットスクリーンの使い方とか、だっさい映像のつなぎ方とか、個人的には好きになれない編集の仕方でしたね。はっきり言って画面が見にくい、というか凝り過ぎ。なんで必要もないシーンであんな技術使うかなぁ。それはこの映画に限った事ではありませんが。 それでもファンは観に行って損はないと思います。リハでの人間味溢れるマイケルをスクリーンで観れるなんて事、もう二度と無いと思いますから。本当に惜しい人を亡くしました。 【民朗】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-11-08 23:41:37) |
1.《ネタバレ》 特別マイケルファンではありませんが、先月映画館で観た予告映像がカッコ良かった為観ました。リハでは他のアーティストの方々も基本的には同じ様な内容を確認しながら進めるとは思いますが、「観客を楽しませる」見せ方、「観客が初めてこの曲を聴いた時と同じオリジナルのメロディで聴かせたい」等々、非常に細かいこだわりを感じました。一般的知識しかない自分でも、この映画の中の曲は全て知っていたし、改めて聞くと「ああ、いい曲だな」と聞き入ってしまいました。 この映画はマイケルは勿論、ツアーメンバーの方々にも多くのスポットを当てています。ラスト近くのシーンで思ったのですが、子供の頃からあこがれ続けたマイケルのツアーメンバーに選ばれ、厳しいながらも「今が人生の頂点」と喜びリハに参加していた方々。リハ中、ステージで歌うマイケルを客席側で観て、いちファンに戻り両手を挙げ歓声を送る方々。しかし結果的に、本番間近でマイケル死亡によるツアー中止。夢半ばで本番というステージを踏めなかった事への悔しさと、リハ中とはいえマイケルと一緒に活動出来た事をこれからの糧として生きていくのかなと、(いらぬ)感想を持ちました。 【夜光華】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-11-01 13:42:41) (良:1票) |