8.《ネタバレ》 これは何が魅力かというと、第二の殺人の被害者であるラサンカ夫人役でバーバラ・コルビーを起用したことでしょう。この濃いキャラはものすごく暑苦しくてうっとおしいのだが、それが犯人役のジャック・キャシディーの違う意味での濃いキャラ、悪役としての堂々としたワルの魅力とがっぷり四つに絡み合って、作品の中で強烈な印象を放っている。目撃者ラサンカ夫人の口をふさぐため、犯人キャシディーが親密さを取り繕う必要からいやいやキスをするシーンなどは、吉本喜劇も顔負けの爆笑シーン。いやあ、この組み合わせは最高でした。このキャスティングは多分監督が決めたのでしょう。監督はスティーブン・スピルバーグというらしい。この監督の他の作品もぜひ見てみたいものだ。 【パセリセージ】さん [地上波(吹替)] 7点(2019-02-11 19:22:08) |
7.古畑任三郎にもこういうエピソードがありましたね。中盤まではとても面白かったです。ラストはもう一捻りあるかと思ったので拍子抜けでした。 【次郎丸三郎】さん [DVD(吹替)] 7点(2016-02-11 20:43:04) |
6.スピルバーグだからとは言いたくないが、映像もストーリーも、そして謎解きもシリーズ中で抜けていると思う。ただし、最後の「下げ」は、ちょっと弱い。 自白をひっくり返されたら、状況証拠だけ。 【みんな嫌い】さん [DVD(吹替)] 7点(2011-04-02 12:24:35) |
5.ただただ、ジャック・キャシディを堪能する作品です。自信に裏打ちされたエレガントな立居振舞と語り口、冷酷非情な凶悪さを併せ持っている事を示す彼の眼に俳優の凄みを感じ、惹かれて止みません。軍門に下る姿も彼らしいので、その決め手が極めて弱い点が何とも惜しいです。 |
4.原作者のリチャード・レビンソン、ウィリアム・リンクを始め、脚本のスティーブン・ボチコなど製作スタッフが全シリーズの中でも最も気に入っているエピソードがこの作品らしいですが、そういう事実を踏まえた上で観たら以前より面白かったです。実質上コロンボの第一作目でもある本作は、監督の若き日のスティーブン・スピルバーグがその才能の片鱗を見せ付けます。ヒッチコックを意識した緊迫感ある犯行シーン、丁寧な描写。そして犯人役のジャック・キャシディの如何にも楽しそうな、ある種応援さえもしたくなる軽快な悪役ぶり。新鮮さに満ちたアイディアから、まさしく傑作と呼ぶに相応しい一本だと思いますが、こういう予備知識を仕込んだ上での鑑賞はやはり正当ではないと思うので、元のままの点数で採点させて頂きます。 【かんたーた】さん [地上波(吹替)] 7点(2005-12-31 21:09:56) |
3.犯人が最初から妙にえらそうにしているのが、かえって、「あんた、コロンボに嫌われたら犯人と思われるよ~」って感じで、最初から犯人!という感じが強すぎました。このシリーズではちょっと同情的な犯人の方が私は好きです。 でも最後の方のコロンボのセリフで2番目のどうしようもない殺人の方があんたが考えたというのにはなんかしてやったりという感じがしました。犯人の負け惜しみのようなセリフで最後は終わっていたけど。 証拠としてはなんか物足りない結末のような気がします。 【JEWEL】さん 7点(2004-06-12 00:27:45) |
2.今まで唯一見たことがあるコロンボは確かこれだっと思うんですが…(汗)。コロンボのいいキャラにこれで惚れました。 【カワセミ】さん 7点(2003-07-31 23:03:23) |
1.コロンボの名作中の名作です。あのおばちゃんがいい。あんまり内容については話したくないんですけど、一言だけ。「見栄」うっ。ほかに「祝砲の挽歌」も見てね。 【阿佐ヶ谷】さん 7点(2001-04-17 00:44:20) |