2.《ネタバレ》 予告編で散々ネタバレされてたので死ぬのは知ってたけど、まんまと泣かされました。
序盤からの丁寧なドラマの積み重ねと阿部寛の力技に屈しました。
それにしても、旦那が相談も無しに借金してスタジオ作り始めたら、普通の嫁なら激怒するでしょ。
まあ、ミムラ姉さんも多少は怒ってたけど、意外と簡単に受け入れてしまう辺りが天使過ぎます。
しかも、その動機が可愛い女子高生の夢を叶えたいからとか、男のロマンに溢れています。
その肝心の可愛い女子高生役に桜庭ななみをキャスティングしたのは正解だったのか、不正解だったのか悩ましい。
歌声も演技も薄っぺらくてどうしようもないんだけど、バンド始めたばかりの女子高生としてはリアリティがあったのかも。
桜庭ななみのルックスで歌が上手かったら、こんなおっさんの手助けなんて無くても簡単にメジャーデビュー出来ちゃいそうだしね。
そんな薄っぺらい歌を散々聞かされた後だったので、エンディングで流れてきた曲がなんだかとてもいい曲のように聞こえるという錯覚に陥りました。
あと、台風の多い沖縄であんな雨漏りするような欠陥スタジオじゃ困るでしょ。
三菱地所に頼んで建て直して貰った方がいいと思うよ。