2.《ネタバレ》 009またやってるみたいなんで、その前に前作にあたるこれを拝見。わかります。わかりますぞ。このアニメが評価が低いのが。そりゃサイボーグ009ときて、この物語じゃ、納得しない人多いっしょ。全員揃わないわ、活躍しない人おるわ、クライマックスあんま盛り上がらんわ、なんか話が難解やわ、終わり方がお客さんの解釈にゆだねる系やわ、ダメっしょ。ただ当初の企画の押井監督版なら、001が犬で、003がおばーちゃんになってるそーなので、それもどーなんやろって感じやけど。でもね、でも、実は正直にゆーと、僕は、このアニメ、ちょっと好きです。攻殻っぽくアレンジされてる世界観、サイボーグたちがみんなリアルな感じになってるとこ、サスペンスタッチで、そこに現代のアレンジが施されて、最後まで結構ワクワクして観ました。009の加速装置のヒョエーーーな表現、なんか気持ちいい。003がエロくてしかも索敵能力サイボーグとゆう新たな解釈が素敵。002がアイアンマンみたいでかっちょいい。004のニヒルさ、001の超能力の頼もしさ、005のパワフルさ、なんかいい。監督は最後の解釈を、あの世界は002の脳内って言ってたらしいけど、そこは、見た人が好きにしたらえーんちゃう。恐らく、監督自身もテキトーにゆーて、本当は作った本人ですら、確実には決めてないっぽいし。天使の化石は、00ナンバーのサイボーグっぽくも見えるので、そこは狙いやとは思うけど。ラストは僕も、え?これで終わり?って肩透かしになったけど、全体的な雰囲気は好きです。この雰囲気のまま、攻殻みたいにテレビシリーズ化して、各話で、それぞれが、普通に悪を倒すのに活躍するってお話、作って欲しいなー。でも、次の009はこのイメージをそのまま引き継いだ感じなので、新作がちょっと楽しみなアニメでした。