23.《ネタバレ》 白昼堂々の無差別殺人。オープニングから衝撃の展開。 容疑者ジェームズ・バーはただ一言『ジャック・リーチャーを呼べ』 導入はなんだかダーティハリーみたいだと思っていたのですが、全然違いました。 無差別だと思われていた白昼の凶行が、実は無差別ではなかった・・・!ストーリの面白さにこんなにひきつけられたのは久しぶり。 前半~中盤にかけては、ミステリーとしてもサスペンスとしても最高。 で、残念だったのは後半。 中盤までのミステリアスな展開が嘘のように、突然始まるカーチェイス。このカーチェイスがくどいし長い。途中で飽きちゃう。 で、どんな頭脳プレイで逆転していくのかと思いきや、頭脳プレイどころかパワープレイ。しかも急に出てきた射撃場のおっちゃんが、なぜか相棒みたいになっていて。いやいや、あんたは完全に部外者でしょ?突然湧いて出て、仲間になって、ジャック顔負けの活躍をして、前半までとの温度差がすごいんですが。 ジャック・リーチャーが真犯人の背後をとったあと、なぜか銃を捨てて素手のタイマン勝負。そんなばかな。ジャック、今までそんなキャラじゃなかったでしょ? 黒幕のゼックも出てきた時こそ危険なオーラ出しまくりの大物感がすごかったのに、その幕引きのしょぼいこと。 そしてエマーソンがなぜこの人たちに力を貸していたのかをはっきりさせないまま、あえなく昇天。 すごくワクワクさせてくれた前半に比べて後半の完成度の低さ。なんかもったいないです。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2023-10-01 04:12:36) (良:1票) |
22.《ネタバレ》 前知識なしで鑑賞。「真実」が少しずつ明らかになっていく過程のシナリオの描き方が見どころ。 その後の展開は平凡。ピストルを置いて殴り合うのは笑えました。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 7点(2023-01-08 01:20:51) |
21.《ネタバレ》 前情報はトレーラーとこちらの評価だけでした、トムにしては低予算といった感じで派手さは無いけど楽しめました、後味もまあ悪くない。中ボスとの戦いで、銃を捨てて素手でどつきあうのががっかりですが、割とあっさり決着したのでギリギリセーフです。ハリウッドに限らずラストは素手でどつき合いってなんか多いよね。6or7点で迷いましたが、四捨五入して7点てことで。原題は「ジャック・リーチャー」なんだけど、そのまんまで良い気がするんだけどな 【追記】続編はアウトロー2ではなく「ジャックリーチャーなんたら」になってました。邦題失敗事例かも? 【ないとれいん】さん [映画館(字幕)] 7点(2022-12-06 09:43:22) |
20.とってもおもしろかった。謎解きとアクションが程よい割合で配合されている。緊迫したシーンでの演出も中々。 【センブリーヌ】さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-01-09 04:29:19) |
19.アクション映画って聞いていたんで、ダメだかな〜っと思って観て観たら、 全然シリアスで、楽しめました。 バスに並ぶところと、スナイパーおじいさんがイイね! 【へまち】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-04-13 19:01:53) |
18.2016.10/26 DVD鑑賞。久し振りのDVD鑑賞。タイトル名はジャック・リーチャーの方が良い。続編を期待する。オープニングのシーンは後半にも影響する大事な場面。痺れる!! 【ご自由さん】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-02-02 18:31:44) |
17.《ネタバレ》 冒頭の犯行シーンから、元軍人スナイパーの逮捕、そして意味不明の「ジャック・リーチャー」を呼べ……と、導入からのサスペンス演出には見事に引き込まれた。 原作未読だが、最初から犯人を明かしながら、その企てを女性弁護士と主人公が協力しながら解き明かしていく王道のサスペンスに、無敵ともいえる主人公の素手でのアクションが加わり独自の世界観を確立している。 トム・クルーズもイーサン・ハントとは違うキャラクターづくりに成功しており、役者としての幅の広さをまた一つ披露した作品になった。 そしてヒロイン役の女性弁護士、特徴的な顔立ちでどこかで見た顔……と思っていたら「ゴーンガール」の妻役だったことを思い出したが、芯が強く、知的で魅力的なキャラクターを演じている。 捜査当局に内通者がいる展開も、最後まで上手にミスリードしたところは原作の秀逸さにもよるのだろう。 ありがちなラブシーンも排除し、ジャック・リーチャーというキャラクター一本で押し通す硬派な作りだが、掘り出し物の上質なサスペンスアクションに仕上がっている。 ただ一点、ありふれた邦題は興行的には損をしたと思う。今年続編が公開されるが、毛色の違うキャラクターで複数のシリーズをこなすトム・クルーズははやり稀代の千両役者なのだろう。 【田吾作】さん [インターネット(字幕)] 7点(2016-07-27 11:41:29) |
16.《ネタバレ》 『ミッション・インポッシブル:ローグ・ネーション』がよかったので、同じ監督&トム・クルーズ作品ということで鑑賞。これは、掘り出し物。好みは分かれると思うけど、最初の銃撃シーンからサスペンスの持たせ方がうまい。派手さはないけど構成がしっかりしてて目が離せない。あと、主人公リーチャーのキャラがいい。車乗れない(っていっても免許がないから、という理由はちょっと笑える)、武器も持ってない、クレジット・カードも使えない。で、バスで移動っていうのが、何だか笑える。序盤の弁護士ヘレンとのやりとりもちょいコメディ入ってる。律儀にチンピラやら弁護士に車を借りてやっと移動手段ができたり、武器がないから射撃場の親父(ロバート・デュバル!)を呼び出したりとか、真面目にやってるのにどこか笑えてしまう。その意味では、トムの現実離れした「スター」感がうまくハマってるのかも。よく見てみると、なんでチンピラの仲間に簡単に頭、殴られちゃうのか(痛そうだからわざとではなさそうだし)とか、凄腕の敵のはずなのにラストの銃撃ではなぜ1発も当たらないのかとか、詰めの甘さはあるけど、シリアスなのにちょいクスッとくる新しいハードボイルドものとして、楽しめる1作だと思います。 【ころりさん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-01-22 11:08:54) |
15.正義のヒーローじゃないって言っているけど~ジャックリーチャーかっちょいい!ロザムンド・パイク、「バーニーズ」もよかったけど知的な感じで今回もよかったです。声がいい♪風呂場のシーン、ちょっとドリフ入りすぎ(笑)原作は長く続いているようなので、期待しちゃいます。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-07-25 09:58:21) |
14.《ネタバレ》 展開が早くサクサク進むスピード感があって良かった。ときどきはご都合主義的なところもあったが、、、。どちらかといえばコラテラルの方が好みであった。 【lalala】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-03-21 13:38:21) |
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13.《ネタバレ》 冒頭の狙撃シーンから一気に惹き込まれる緊迫感のある展開、姿を現した謎の人物「ジャック・リーチャー」の活躍ぶり、そして巧みなストーリー。原作がベストセラーであることを頷かせる出来栄えです。 ただ、原作未読なの多少の疑問が…。何故第9作から映画化したのか?ジャック・リーチャー像はトムで正解なのか?等々。シリーズ化してその答えを出してくれるのでしょうか? ちなみに、邦題(原作邦題)の「アウトロー」や原題の「JACK REACHER」より、原作原題の「One Shot」がかっこ良かったかな?「アウトロー」は多分本来の意味の使い方で、法の保護から外れた挙句、瀕死の重症を負ってしまった容疑者のジェームズ・バーを意図して命名したのでしょうけれど。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-03-09 23:31:00) |
12.トム・クルーズっぽい派手さはないけど、ハードボイルドなのに、いつもにやにやしているあの表情が、この映画でもいい感じでした。西部劇のような正義のヒーローもの、結構面白いと思います。 【木村一号】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-02-23 18:35:05) |
11.結構夜遅くから見始めたので、途中で寝ようと思ってみていたのだが、結局最後までみてしまった。そのくらい、全体の構成がよくできていて、飽きさせない作りの娯楽作になっている。 雰囲気もダーティーハリーを彷彿させるような、ハードボイルドな感じなのに、笑いも忘れておらず、新たなトムクルーズのシリーズ物の誕生を感じさせる作品だった。 【シネマファン55号】さん [DVD(吹替)] 7点(2013-12-09 10:54:49) |
10.ライフルの乾いた銃声。カマロの唸るようなエンジン音。観ている者の骨にも響く殴打音。 BGMを極力廃し、数々の無骨な音が、“アウトロー”が行き着いた映画世界に響き渡る。 派手なアクションシーンがひたすらに羅列されがちな昨今のアクション映画に対して、この映画の骨格は、とてもオーソドックスで一見地味なシーンが連なる。 それに対して古臭さと退屈を感じる人もいるだろうけれど、じっくりと見れば見る程、深い味わいが染み渡ってくる現代においては少々異質なアクション映画に仕上がっている。 このところのトム・クルーズの最新作を観て、毎度感じていることだが、このハリウッドスターの日々の「鍛錬」と俳優として、映画人としての飽くなき「意欲」は尊敬に値する。 50歳を越えて、また自ら新しいヒーロー像に挑戦し、シリーズ化を目論むなんてことは、並の神経では出来ない。 長年彼の映画を観てきた映画ファンとしては、当然「老けたな」という印象は拭えないけれど、それはそれとして主人公としてしっかりと“様”になっているのだから、文句は無い。 ヒロインがやけに熟女だなと思ったけれど、冷静に考えれば50歳のトム・クルーズの相手役としては相応しいバランスだよな……と思いきや、ヒロイン役のロザムンド・パイクはなんと34歳……。 彼女も含め、過去にトム・クルーズと共演してきた女優たちは時間の流れの“不平等さ”を恨んでいることだろうと関係ないことを思ったり。 一方で、脚本家出身の監督の作品のわりには、ストーリーそのものの面白味は薄かった。 話自体は、思ったよりもミステリー仕立てだったので、もっと二転三転のストーリーテリングがあっても良かったと思う。 が、“ニューヒーロー”のシリーズ第一作目だとするならば、新たなキャラクター性を際立たせることを優先したことも納得はできる。 ともかく、衰え知らずのハリウッドスターが新たに生み出した“ジャック・リーチャー”というヒーロー像は、充分に魅力的で、今後のシリーズ化も彼の目論見通りに期待したくなる。 【鉄腕麗人】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-11-03 14:29:19) (良:1票) |
9.《ネタバレ》 強引な部分もあるが徐々に無実を晴らしていくのは良い。 最後の突入は不自然に強すぎると思う。ルパン三世のレベルで弾丸が当たらない。 【虎王】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-09-06 04:34:16) (笑:1票) |
8.《ネタバレ》 アクション満載のド派手な映画を想像していたら、あらまぁミステリー映画じゃあ~りませんか!ビックリ!推理も割としっかりとしていて、おぉ!な~るほどって、グイグイと引き込まれた。結末も、よくあるハリウッドお得意の力技で片付けるのかと思いきや、ちゃんと法廷で決着を付ける伏せんを残してくれたので、その点は評価できますね。黒幕や黒人刑事が曖昧なままなのは、そういう曖昧さが蔓延している世の中そのものが敵であるわけだから、あれはあれでいいと思います。その曖昧さ不確かさこそがこの映画の根底に流れるテーマだと、私は確信します。ただあれですよね、黒人刑事さん、主人公をどこかに呼び出すなりなんなりして、ビリビリってやってそれからサンディを殺害した罪を工作して逮捕、で解決出来たのにね。乱射殺人に見立てた計画を企てるだけの知恵があるというのに・・・情けない。まぁそんなこと言ったら、2時間弱の尺に収まりきらなくなりますか。はは。はたして、続編はあるんでしょうか?私はそれなりに気に入ったので、もし作られたならきっと観るでしょう。ああそうそう、ロマンスを排除したのも、グッド!でした。 |
7.《ネタバレ》 トムクルーズにしては地味めな話ですが、ハードボイルドな重厚さがあって結構良かったです。主人公トムは、強くで頭の回転の速い相変わらずのスーパーマンなわけですが、余裕ありありのおちゃらけキャラではなく、渋く決めています。ラストの銃撃戦は安易で乱暴なラストに感じましたが、まあ面白かったので観て損はないと思います。 【ぽじっこ】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-07-07 09:22:40) |
6.《ネタバレ》 いつもより、ちょっぴり乱暴なワイルドトム! でも、いつもとあんまり変わらない気もする爽やかトム! 冒頭の無差別殺人から、軽く意表をつくストーリー展開は案外楽しい。王道ハードボイルドという感じで、特筆すべきところはあまりないので、トムじゃなきゃ、全く日の当たらない作品になってたかも。 おじいちゃんもカッコイイよ!! 【すべから】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-04-29 12:50:42) |
5.トム・クルーズが主役ならばもうそれだけで映画なのだから見て損はないはず。実際見てみて満足したわけだが、どこか腑に落ちないというか手放しに絶賛できないモヤモヤ感が残ったのも事実。例えばカーアクションは楽しかったけど物語上ではいらんよなとか、女弁護士や老助っ人のささやかなユーモアはわりに気に入っているんだけど物語からは浮いてるよなとか、戦いの火蓋を切る合図の雨がベタすぎて笑っちゃったのだが、そのうえ最後は武器捨てて殴りあいとかお約束すぎて呆れたのだが、もちろん気に入っているんだけど、なんかやっぱり物語を被う雰囲気からするとちょっと違うよなとか。で、後になって気付いた。ハードボイルドと甘いマスクのトム・クルーズがそもそも合わないのだ。たぶん。合わせるために原作にはないカーアクションを入れたり女と助っ人がしっかりヒーローを際立たせる役を担ったりして、つまりトムに合わないだろうハードボイルドにヒーロー映画を加味することでトムが活きるようにしているのだ。たぶん。だからちょっと変なのだ。でもトムはしっかり活きている。そこが一番重要なのだ。 【R&A】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-03-12 15:53:31) (良:2票) |
4.レザーを纏い、獣性を帯びたカマロを駆る流れ者トム・クルーズ。 勾配のロケを舞台とした狙撃戦から、雨中の徒手格闘へなだれ込むアクションの流れ。 決斗の場となるアジトの四角いドア枠に、細かいところではバスタブの意匠など。 映画は古典的なウェスタンの趣を漂わせる。 殺し屋の持つ携帯電話に、幾度も発信しては語気鋭く相手を挑発する主人公。 あるいは、ロザムンド・パイクの部屋にかかってくるトム・クルーズからの電話。 彼女の背後に立つ二者のどちらかが裏切り者だと伝えられる、その表情とリアクションのサスペンスが素晴らしい。 公衆電話と携帯電話を介した緊張感漲る駆け引きが光る。 ロバート・デュヴァルとの再共演もやはり感慨深い。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2013-02-22 01:42:28) |