14.フランクリン・J・シャフナーは「猿の惑星」、「パットン大戦車軍団」、「パピヨン」は見たことがありましたが、本作はレンタル店にも動画サイトにもなかったので見たことありませんでした。
最近TSUTAYAレンタルでたまたま見つけたので見ました。
タイトルは「浦安鉄筋家族」の単行本に収録されていた作品に引用されていたので有名な作品なんだろうと思っていました。
タイトルだけでいつも「未来世紀ブラジル」と混同していた作品です。
実際見てみたら割かしちゃんとしていて「ナチス」とか「クローン」とか、当時としては斬新な内容だったんじゃないかと思います。
確かルパンの最初の映画版と並んでクローンを題材にした代表的な作品…と書いてあった気がします。
キャスティングは年老いたグレゴリー・ペックとローレンス・オリヴィエと大御所。
バットマンの執事役で有名なマイケル・ガフ(この時点でもうジジイ)、ヴィム・ヴェンダースの映画に出てたブルーノ・ガンツと地味に知ってる人が出ています。
ま~、「ナチス」と「クローン」を題材にすれば、やっぱりそれなりに面白いです。
しかし、フランクリン・J・シャフナーの作品は先に挙げた作品も含め、質が高く、斬新だったり、題材から着眼点が面白かったりするんですが、僕の中では良くも悪くも7点なんです。
個人的に作風的にはもっと高い点数を付けたい気もするんですが、客観的に評価するとやっぱり7点です。
ま~客観的にといっても評価しているのは私なので結局は主観的ではありますが…