宇宙人王(ワン)さんとの遭遇のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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宇宙人王(ワン)さんとの遭遇

[ウチュウジンワンサントノソウグウ]
The Arrival of Wang
(L'arrivo di Wang)
2011年上映時間:83分
平均点:6.00 / 10(Review 18人) (点数分布表示)
公開開始日(2012-10-20)
アクションサスペンスSF
新規登録(2013-02-05)【3737】さん
タイトル情報更新(2023-05-10)【タコ太(ぺいぺい)】さん
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キャストエンニオ・ファンタスティキーニ(男優)キュルティ
フランチェスカ・クティカ(女優)ガイア
配給AMGエンタテインメント
あらすじ
ローマに住む中国語翻訳家ガイアのもとに、ある日緊急かつ不可思議な依頼が飛び込む。それは、高額な報酬であること以外、行き先も目的も対象も明かせない仕事だった。疑念を抱きながらも依頼を受けた彼女は、何も見えない暗闇の中、政府関係者らしき男と丁寧な中国語を話す一人の男性「王さん」との通訳を始めるのだったが、あまりの異常さに耐え切れず照明を点けることを要求。そこに照らし出された「王さん」とは… 数々の映画祭で物議を醸した異色のイタリア製SFサスペンス。
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5.《ネタバレ》 一帯一路で中国との関係に深入りしてしまったイタリア、そのおかげで中国に次ぐ新型コロナ感染被害国となってしまった。このイタリアSF映画に出てくるのはワンさんという中国語を話す宇宙人。礼儀正しく、愛嬌さえある宇宙人に主人公は同情してしまう…。たまたま観たのがパンデミックのときだったからか、ラストシーンはまさしく現在のイタリアの惨状とオーバーラップしてしまった。不気味なほど、先見性のあった映画といえるかもしれない。
あっちさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-03-14 12:09:03)(良:1票)
4.《ネタバレ》 最初、この邦題を見て「ふざけた邦題付けちゃって、三流映画丸出しでダメじゃん」と思ったのだが、鑑賞し終えると、この邦題がミスリードの役目を担ってる事に気付くのだ。日本語だからこその「さん」付けによって、「これから出てくる宇宙人は良いヤツだよ」と刷り込まれるのだ。途中、女主人公が宇宙人に対し地球の人道的法律を適用しようとするあたりは、冷静に考えれば失笑ものなのだが、ひたすら紳士的な物言いの宇宙人と邦題によって、もしかしたらそれを認めてもいいストーリー展開になるのかもと思わされてしまう。しかし、職員達が騒ぎ始めたあたりから、ラストの展開は想像出来てしまうのだが、それでもラストのラスト、宇宙人のひと言によって作品は引き締まる。人道人権と一方的な見方でしかない正義にこだわり続けてると後悔するぞというストーリーは、そっち方面の主張を繰り返している人達が鑑賞した場合どう思うのか、ちょっと興味が湧いた。
へろへろさん [地上波(字幕)] 7点(2015-07-15 11:09:30)(良:1票)
3.《ネタバレ》 これは物議をかもすなぁ。
アホなアメリカ人の学生が考えそうなストーリーで笑っちゃったもん。
緊迫感があって興味をそそるストーリーだったから楽しめたけど、結論としてはNOだ。
 
この映画に日本人としてきっぱりNOと言いたい。
言いやすいいい環境で育ったんだから。
 
世界観として「アミ小さな宇宙人」の方に賛成。
愛なくして文明の発達する見込みなし。
そっちのラスト期待したけど、まぁ、コンパクトに面白おかしくまとめよーとするとこーなるわな。
考えると本タイトルからして悪意のかたまり。
 
潔いダメな映画。
 

おでんの卵さん [DVD(字幕)] 7点(2013-06-09 23:41:17)
2.《ネタバレ》 鑑賞後、本作を振り返り、とても良く考えられ、練られた内容である事に気が付きました。(自分なりに) 普段からよく映画を観ている人は、途中ワンさんへの拷問が始まる辺りから、『オチ』を詮索し始めるんではないでしょうか?ここまでの展開から察するに、よほどひっくり返さないか、よほどあらぬ方向へ話が向かわない限り、オチは2つに1つ。ワンさんが本当の事を言っているか、それとも嘘をついているか、だと考えられます。事実、そのオチはぼくの予想出来た範囲のものだったんですが、そんな予見出来る範囲の幅が狭い話だからって、本作の『質』には何ら影響を与えません。ぼく自身、予見出来たラストなのに、ワンさんの『あの』ラストの言葉にドン底へ突き落とされてしまったワケなんです。それは何故か?ワンさんが地球へやって来た理由です。「人類と親交を深める為」何度同じ質問をされてもこうとしか答えません。観客はもしかしたら本当なのでは?と思い始め、次第に何故この政府の人は信じないのか?と逆に疑問と不快感を抱き始めます。その代弁者が通訳の彼女です。中盤、彼女は電話を探しに施設を捜索します。観客はその彼女へ感情移入し、彼女目線のサスペンス展開が始まります。観客はここで完全に施設側の人間が敵だと刷り込まれてしまいます。もうこの辺りで最初に抱いた『予想』はすっかり頭の片隅です。そしてワンさんと脱出します。階段を上れないワンさんに、その容姿に少なからず嫌悪を覚えていた彼女が進んで手を差し伸べるシーン…。もう完璧にやられました。人は目や耳にした情報(噂やカタログスペック等)にとても感化されやすい。とても見事なミスリードだったと思います。そして『あの』ラストシーンへ持って行くんだから、この演出をした監督サンは素晴らしい手腕だと思います。ムッキー!!アイツ憎たらしー!くやしー!そんなワケで、これをハリウッド一流スタッフでリメイクしたら、すんばらしい一級SFサスペンスに化けるんではないかと、実は期待したりしてます。そしてセットやCGに大金注ぎ込んでつまらない映画撮ってるハリウッド関係者はこちらを見習いなさい。
mikiさん [DVD(字幕)] 7点(2013-02-24 20:24:38)(良:2票)
1.ネタバレ御法度となりますので、言葉を選ぶのに苦労いたしますが、ある時を境に長い拷問シーンからサスペンスシーンへと移行します。そこから先、長く鳴り止まなかったサイレン(警告音)がやけに長く感じた。でもこのサイレン、観ている間は20分から30分ほど聞かされてたように感じていたのですが、実際、あとで計ってみますと、10分ちょいのことであったのですね。でも結果的に、あんなにも長い時間警告音を聞かされ続けたことって初めてのように思います。あのサイレンが鳴り響いてる間ずっとこちらの胸騒ぎも治まりませんでしたからね すごく上手い警告音の使い方だったと思います。そして全編通してラストのセリフとなった 『お前 ●●だな』 ってあれ  ちょっと耳を疑ってしまいましたが、ガビーーーン的衝撃! その一言で綺麗に清算。そしてジ・エンド迎えてしまいます。
3737さん [DVD(字幕)] 7点(2013-02-10 13:46:47)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 18人
平均点数 6.00点
015.56%
100.00%
200.00%
315.56%
400.00%
5211.11%
6633.33%
7527.78%
8316.67%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.00点 Review2人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.50点 Review2人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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