スクールガール・コンプレックス~放送部篇~のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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スクールガール・コンプレックス~放送部篇~

[スクールガールコンプレックスホウソウブヘン]
2013年上映時間:96分
平均点:5.50 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
公開開始日(2013-08-17)
青春もの
新規登録(2013-09-16)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2016-06-11)【かっぱ堰】さん
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監督小沼雄一
キャスト森川葵(女優)新谷マナミ
門脇麦(女優)三塚チユキ
近藤真彩(女優)森野アイ
吉倉あおい(女優)小田カズミ
今野鮎莉(女優)西野マユ
新木優子(女優)江里口フタバ
寿美菜子(女優)本西郁美
長谷川朝晴(男優)ユキヤ
脚本足立紳
撮影相馬大輔
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2.《ネタバレ》 そもそも女子高というのが自分にとっては異世界だが、さすがにガールズラブ(以下GL)には全くついて行けない。劇中で登場人物の感情があふれ出す場面では、その感情自体は伝わるものの、自分としては共感できずに気恥ずかしいので笑ってしまうということを3回くらい繰り返した。主人公の親友(演・近藤真彩)の告白場面は切なくて笑ったが(笑ってごめんなさい)、最後の発表会の場面もいたたまれなくなって悶えながら笑い泣きした。

その一方で、部活の場は意外に規律正しいので安心できる。屋上の練習風景は常に青空で清々しく、これこそが明るく正しい青春という感じを出していた。その延長で、発表会でも最終的にはちゃんとやってくれるはずと信じていたわけだが、しかしそこでGL世界からの悪しき影響力が及んでしまい、規律担当の副部長(怖い方/演・吉倉あおい)の組織力で何とか支えようとはしたものの、結局全てがぶち壊しになってしまった。
これはいわゆる黒歴史だろうと思ったが、しかし終わってみれば「みんなふられちゃったね」とか言って意外に気分が明るい。どうやら一部の部員の生々しい心情の吐露が青春の真実の一端を明らかにし、この年の3年生だけのユニークな価値を太宰治の短編小説に付加したと解されるようである。ラストもまた開放感のある爽やかな屋上に戻り、全てが明るく正しい青春の一幕に組み入れられて終わったらしい。
結果として、この劇中世界ではGLというものが全面肯定されていたことがわかり、なるほどそういう映画だったのかと呆れるというか感心した。究極のノーマライゼーションともいえるが、あるいは女子高という環境からすれば、異性との恋愛に踏み出せないまま学校内部で悶々としている状態の表現と取れる。
自分の立場としては感動的ともいえないが、後味が変にいい映画だったので(エンディング部分の手書きと音楽)悪い点はつけられない。ほか細かいところでは貞子の場面が好きだ(意味不明だが)。

登場人物としては、女子高が舞台ながらいかにもな美少女はほとんどいない。特にW主演の一方は高校生には全く見えず、脂ぎったような顔が誰かに似ていると思ったらうちの同僚Aであって、その連想もかなりマイナス方向に働く(本人のせいではないが)。もう一人の主演は個性的な風貌が非常に好印象で、単なる普通の女子のようでいながら場面によって愛らしさも美しさも出せるという特徴を見せている。副部長2人も存在感を出していたが、その他の部員は関西弁しか記憶に残らないのが残念だった。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 7点(2019-07-13 10:55:46)
1.冒頭からエロくて良いとは思うけど、内容的にもちゃんとしてるので、真面目に観賞するべきか、エロ目線で鑑賞するべきか悩ましい作品でした。
ちょっと深刻な展開になって、やっぱり真面目に見ないと駄目だなって思いつつ、見えそうで見えない挑発的なスカート丈が気になって仕方ない。
キャスティングはかなりの粒揃いで、可愛い娘がいっぱい出てくるんだけど、いちばんそうでもない娘に泣かされそうになったのは、同情の気持ちからだろうか?
それを狙ってそういう配役にされたんだとしたら、それはそれで切ない。
個人的には新木優子をもっと食い込ませて欲しかったけど、切ないような甘酸っぱいような良い青春映画だったと思います。
あと、いちいち関西弁を注意される後輩が面白かったです。
もとやさん [DVD(邦画)] 7点(2017-05-29 17:53:44)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 5.50点
000.00%
100.00%
2125.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6125.00%
7250.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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