6.《ネタバレ》 え!?これ本当にCGなの!?と思わせる人形の質感と汚れ、もしかしたらこの街全部本物で出来てるのかもしれないと思わせる作り!
本当にレゴばかりで出来たレゴの世界。そこで繰り広げられるアホっぽくもとてもセンス溢れる迫力の組み立てシーン。こんなの感動モノですよ。ホント凄い。
そしてこれがCGだとわかっても作られてるパーツがどれも遊んだ事ある人間なら見た覚えがあるパーツばかりで懐かしく感じます。
しかも破壊描写がレゴだから許されるからなのか結構人でもなんでもバラバラになります。まぁレゴだからいっか。
ストーリーはバットマンやスターウォーズなどいろんな作品のキャラクター達をも巻き込んだ、なんとも破天荒で高いテンションに付いて行けなくなると思いきや、意外な展開に驚きます。
そう、レゴで遊んでいた僕も、もういい大人だった。そして今もおもちゃコーナーに置かれていて子供達が遊んでいる。
簡単ながらもストーリーテラーであり、創造主である親子の話にはグっときました。本来あるべきレゴの「作っては壊す」その楽しさも伝わってきました。
これを見ていると、どこかにしまっていたレゴをまたひっくり返してなにか作りたくなってきます。本作はそんな童心を思い出す傑作です。