1.油絵が動くという、その表現方法がとにかく圧巻。
実際に俳優に動いてもらって、そこからCG加工してゴッホ風のタッチで仕上げて行くというもの。
ただ、映像が綺麗だからと言って面白いかと言われれば正直微妙。
私的にはやはり物語も重要だと思うので、こうも淡々と起伏に乏しい展開だとやや退屈だった。
でも、ゴッホが晩年耳を削いだ経緯や何故死に至ったかを解き明かして行こうというのはとても興味深かった。
また、長時間この動く油絵を見続けるというのも若干疲れてしまったので、もう少し短くまとめて短編にしてしまった方がかえって良かったんじゃないかなと思った。