1.今月だけで何本目の漫画原作による邦画か。さすがに全てを追えないので今作は原作未読だが、いやはや、おもいっきりぶっ飛んだ漫画的世界観の映画だった。とにかく、とことん下品!下ネタのオンパレード!「HK/変態仮面」と争うレベル。そういう意味では安田顕はこれ以上ない適役だったと言えるだろう。だって、もし途中でパンティ被って変身したとしても、物語上何も不都合は生じなかったであろうから。笑
とにかく思ったのは、安田顕演じる主人公はじめ、出てくる奴ら全員が自分勝手。全員がやりたい放題行動した結果、カオスすぎる展開を巻き起こしている。なのでかなり大袈裟な演出だったり、過剰な演技が目立つ為、リアリティーは全く感じられなかった(フィクションだからいいんですけども)。しかし、時に狂気を極めると逆に爆笑してしまう事がままあって、今作はまさにそれ。常人の理解を超えてしまっている。
あと、キャラクターの面白さ。安田顕演じる主人公がとにかく馬鹿だし、共感度0なんだけど、あの死んだ魚のような目だけは凄い印象に残った。あと、木野花の狂った演技!
ストーリー的には4点位だったが、コメディとしての面白さと安田顕のファンである事を加味して7点!
最後に注意点として、カップルで観に行くのは爆死行為であると記しておく。