8.場所がニューヨークで、主人公の名前がギャッツビー(フィッツジェラルドを意識?)、小粋なジャズが流れるとてもスタイリッシュ。少し退屈なところもオシャレ。 観てるうちにいつの間にか別々の方向に進んでしまう主人公の二人、ホントに1つ1つの出来事はあまり深く迫ってこない。ホントにあれよあれよって感じです。 雨の映像ながらウェットにならずドライなマティーニのような映画 【amicky】さん [インターネット(字幕)] 7点(2023-04-07 22:37:01) |
7.《ネタバレ》 ザ・ウディアレン、ですねぇ。このロマンチックラブストーリーの主人公ギャツビーがまさにご自身の投影で、まだまだ自分はこんな人間なんだよと主張するその貪欲さと、80過ぎてなおラブコメの世界に生息しているという事に脱帽です。都会派男子と田舎娘の大学生カップルが、彼の地元で過ごす一日のすれ違いのお話。なんやかんやで雨降って地固まる、という結末を想像していると裏切られるわけなんですが、地元で自分を見つめ直した彼と、都会で弾け過ぎた彼女、このラストは実は一番しっくり来るのかな。 【ちゃか】さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-09-26 11:09:49) |
6.米国未公開作品ですか… 中身と関係なくても味噌をつけてしまうとバイアスかかってあまり評価されなかったとか… でもなかなか良かったです、主人公の母親のバックグラウンドが肝でありオチとなっていてグッとくる終盤でした。 【ProPace】さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-03-22 19:11:37) |
5.《ネタバレ》 アレン作品としては比較的クセの少ないシンプルめのロマンチック・コメディに仕上がってますが、そのジャンルとしては素直にかなり楽しく観れる作品だと思いますし、それでいて監督の個性とゆーのも大いに発揮されている非常に手堅い良品だと思います。個人的には、特にこの気怠い雨に包まれたまろやかな雰囲気というものが(監督の他作品と比較しても)とても心地好かったですね。そこは流石だなと。 ティモシー・シャラメにせよエル・ファニングにせよ、実際にまだ非常に若い俳優さんですし、若々しい、というよりは少し幼い、というか、しかしそこから生まれる微笑ましさとゆーのが本作の好ましい雰囲気の醸成に一役買っていたと思います。特にエル・ファニングの邪気(と頭の中身)の感じられない「純真」な感じは個人的に絶品でしたね(それでいて随所でかなり気合の入った「練った」演技を見せてくれたとも思いますし)。この作品が彼らのキャリアで無かったことになってしまうのは、やはり少し勿体無い。 【Yuki2Invy】さん [DVD(字幕)] 7点(2022-03-18 11:03:47) (良:2票) |
4.《ネタバレ》 上流階級のお話なので少し敷居が高く感じてしまうのですが、まあ言うなれば、有り得るような、有り得ないようなお話で。 でもまあ、誰も悪くはないんですよね。 悪意有る者は誰も居ない。 別れるに至るまでの過程が見事に描かれジ・エンドしていきます。 彼女の願いを叶えてあげながら、その馬車で急なお別れ。オチは効いてますけどそこに別にイヤミはないですし、ふいにポケットから出した紙幣を彼女に軽く握らせる様にも、そこにイヤミはひとつもない。雨降る一晩で二人の人生が大きく変わってしまったレイニーデイ・イン・ニューヨーク。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-03-16 21:09:01) (良:1票) |
3.予告編に釣られ 鑑賞..主人公の大学生カップルが ニューヨークを訪れ過ごした1日の物語..ちょっと すかした感じの 演出&台詞..すこし狙い過ぎかな~ 一般ウケしないだろうな~ って 感じの..玄人好みの作品..前半 台詞が多くて疲れた.. 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 7点(2021-05-02 09:25:57) |
2.ニューヨークの「ある」雨の日、なのですよ。一日を描いてる。カタカナばかりの邦題になるとちょっと興ざめしませんか? 相変わらずのガチャガチャ・ごたごたの会話劇、もう新作見納めなら寂しいなどと考えずにはいられなくなりますが。精力的に若い多才な俳優さんを作品に入れていくの、やっぱりうまいですよね。 ちょい悪に憧れる大学生が親を見直すきっかけ、に興味を持ちました。うまい起承転結だったと思います! 「カフェ・ソサエティ」のエンディングのような美しい風景をもっと期待したのですが、実際NYに住んでいたらそうも高層ビルやら景色やらを見る余裕もないでしょうね。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-01-20 17:22:15) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 公開中止を心配しておりましたが、まずは一安心。 のっけから、聴いてすぐにウディアレン監督とわかる音楽が相変わらずよいです。 それと、いつにも増して台詞をたくさん詰め込んだなあ、と。特にティモシー・シャラメにエル・ファニング、そしてジュードロウあたりは、まるで話していないと死んでしまう強迫観念にかられたように、よくしゃべります。 (そのジュードロウ、しばらく誰だか気付かなかった・・笑) その会話劇ですが、私は楽しめましたよ。映画監督、脚本家、俳優といった女好きの三バカに、インタビュアーは美人だけど頭の中がお花畑の田舎娘って、もう設定だけで勝ったようなもの。こういう、映画にまつわる大した仕事をこなす人らが総じて情けない感じで、最も一般人たるセレーナ・ゴメスのようなやさぐれたネエちゃんが誰よりも言葉に深みがあって冷静によく物事をみてる、それってやっぱり笑っちゃうよね。 強いて言うなら、雨とニューヨークといったロマンチックなキーワードに、撮影はかのヴィットリオ・ストラーロなので、忘れ難いような美しい一画を期待していましたが、それがなかったのが残念かな。 ではでは、ウディアレン監督。やはり私はこういうの、大好きです。今置かれている逆境はさておき、私はいつまでも支持します。 【タケノコ】さん [映画館(字幕)] 7点(2020-07-15 21:24:48) (良:1票) |