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残酷で異常

[ザンコクデイジョウ]
Cruel & Unusual
2014年カナダ上映時間:91分
平均点:6.91 / 10(Review 11人) (点数分布表示)
ホラーサスペンス
新規登録(2020-11-14)【なたね】さん
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音楽マーク・コーヴェン
撮影アダム・スリウィンスキー
編集マイケル・ジョン・ベイトマン
あらすじ
おっかない婆ちゃんが「座れ!」って命令してくる。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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4.《ネタバレ》 アマプラで鑑賞。やばそうなタイトルとパッケージの画像。主人公がそっち系の感じだし、突然、変な部屋にワープさせられ、自分の罪を認めろとか責められるし、自分の日常がループしてるしで、最初は妄想系でサイコ系の鬱的な話なんやとか思って観てました。正直、映画の中間くらいまでは、気持ち悪い映画の感じはありました。だけど、中盤あたりから、なんか違うと思えてきて、これ、どーなるの?って観てたら、後半の展開で、え?そーゆう映画だったの?となっちゃいました。最後に主人公の印象がガラッて変わったんだけど、映画のジャンルもガラって変わっちゃう印象。相手の立場になって考えるってのを確実に理解させるために、ほんまに相手になってもらうってのは、中々、地獄もイキなことします。
なにわ君さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-07-31 01:20:31)
3.《ネタバレ》 アマプラで見つけて予備知識ないままに鑑賞。あらすじ紹介でイメージした内容とはだいぶ違いました。

失礼ながら、邦題(原題直訳)から見てトンデモ映画を期待して観始めたのですが、これまた失礼ながら主な出演者さんたちが概ね見覚えのない役者さんたちばかりなので、作品世界に入って行くまでに少々退屈してしまいました。

ところが話が進んでいくにつれ、なんとも好みの設定と展開、思いもしなかった秀作との出逢いでした。ストレートな邦題(原題)にもある意味納得です。

追っかけ皆さんのレビューを読ませていただくと、あの建物は地獄であり、地獄で追体験をさせられることで永遠に苦しみ続けることになる、という解釈は理解出来ますが、自分なりには観終えた時点でタイムパラドックスをテーマにしたミステリー作品なのかなと思いました。

ただ、タイムパラドックスばかりに拘ってしまうと、ループしていること自体の理由や、自分の死をもってしてループを止めることについて今一つ重みが感じられないかも。

そう考えると、少なからず宗教的な意味合いを含めつつ、地獄で心から反省し懺悔し、身をもってその心を表せば愛する者は救われるといったことなのかな、と思えてきます。

なので、カテゴリ的には「SF」を追加かな?と思っていましたが自粛します。

ひとつだけ気になるのはラストシーン。主人公が例の部屋で平然と過ごしているように見えるのは、どんなに自らの行いを悔い改めようとも、自ら命を絶ったことは決して拭い去ることの出来ない罪であり、彼がそれを認め受け入れているからなのでしょうか?

それとも、自らの死をもってループを止めることで愛する妻の命を救ったことに満足し、そもそもの反省の意識は忘却の彼方へと飛んで行ってしまい、結局コイツはダメ!とばかりに地獄送りになったのでしょうか?

いずれにしても、妻の命は救えても自らの罪は決して消し去ることは出来ないということなのでしょうね。
タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-06-19 22:00:50)(良:1票)
2.《ネタバレ》 タイトルやパッケージのイメージと大違いの内容。
残酷という文字が気になって敬遠する人もいそうだが、グロテスクな表現は一切ない。
ジャンルはホラーではなく、サスペンス、そしてヒューマンドラマであろう。

序盤で、色々と不可思議な事が起こり、「これはいったい何?」と興味を惹きつけておいて、そこから更に生まれる謎、徐々に明かされる真実、意外な展開・・・と見るものをがっつり物語に引き込む構成は見事の一言。

しかし、こんな醜いのが主人公の映画も久しぶりだ(笑)
デブでメガネでダサい。いかにもモテなそう。モテないからアジア系の貧しい女性を金で釣って結婚し、モテないからひたすら彼女を独占しようとした、という解釈でよいのだろうか?うーん、中身もクズである。
死んでからやっと、イケメンになったけれども。

地獄なのに、けっこう簡単にそこから脱出する方法があったり、また、そのやり方さえ分かれば他の人間にもできそうなのになぜかやらない、あたりが少々引っかかるところか。


地獄の表現もいい。あのブラウン管にいるババアの恐ろしさは秀逸。
椎名みかんさん [インターネット(字幕)] 7点(2021-04-10 08:00:12)
1.《ネタバレ》 最近特に増えた感のある「死んでループ」系映画の一つなわけですが、この映画が斬新なのは「死んですぐループ」ではなく、そこに一つ「謎のグループセラピー」みたいな要素が挟まってるとこです。
そしてこの一見グループセラピーに見える物、実は全然セラピーじゃなく、その実態は「酷い事をした人がそのシーンを永遠にループ」させられるという、一種の「追体験型ループ地獄」である事です。
死んでループではなく、地獄での追体験なので基本的に参加者はループから脱出できません。まさに地獄。

そういう意味では「一見「死んでループ系」なんだけど実はその構造は全然違う」映画なわけですが、そこは地獄の超パワー。
なんと死んだ後に過去の出来事を変更できたり、関係ない人も送り込めたりするわけです。
すげーな地獄!
目隠シストさんはこの地獄システムを「バグ」と解釈してますが、あれはバグじゃなく「反省をしっかりして他人に助けてもらえると褒美でやり直しさせてもらえる」系のシステムじゃないか、と。
つまり自殺して戻った彼も、新しくきた新人に助けてもらって真のやり直しさせてもらえる、っていう意味を含んだラストなんじゃないかと思ったり。

序盤で最終的に自殺する木の事にふれていて、明らかなご近所さん伏線なわけですが、となるとあそこにいる人、実は全員わりとご近所さんでうまくすると関われる人単位で部屋にまとめられてんのかな、とか思うのです。
地獄にくる犯罪者の数としては圧倒的に少ないので、多分細かく地域単位でまとめられてるのかなぁ、と。
だからうまくかかわると脱出のチャンスがある、的なものかな、と個人的には思います。

なかなか上手にまとめてるとは思います…が、芥川の蜘蛛の糸じゃないですが、地獄脱出物はどうしても説教臭くなるのが玉に瑕ですな。
あばれて万歳さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-11-18 13:52:46)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 11人
平均点数 6.91点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
519.09%
6327.27%
7436.36%
8218.18%
919.09%
1000.00%

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