1.《ネタバレ》 アピチャッポン監督、初鑑賞。
ヘルツォークを思い出させるような文明批判映画と感じた。
人類の記憶の中に、西欧文明だけでは不可侵な分野がある、そういうメッセージを受けた。
あのラストの宇宙船が、その象徴だろう。
幻聴のする女性と、石の声が聞こえる男性。
この二人の邂逅に物語は大きく盛り上がる。
そして聞こえてきたのが・・
砂浜での箱の中に主人公が閉じこめられていて、それをハンマーか何かで、
叩いて、箱をこじ開けようとする声だ。
これが宇宙船なのか(放射線とか言ってる)、彼女を殺そうとした別のなにかがあったのかは分からない。
(ただ素直に考えると、この女性は宇宙から来た人じゃないか?と思えるのだが・・)
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