2.《ネタバレ》 ボクシング映画というより、女性映画ですね。
女性の生態がとてもよく描けてると思います。
ゆきのさんの表情がとてもリアルで、ドキュメンタリーのような自然体で、
彼女は今泉監督の時からもそうなんですけど、
なにか、ホントに画面を通して、お付き合いしている女性みたいに感じられる女優だと思います。
表情がとても生もので、僕らはあ然としてしまいます。
三宅監督は「プレイバック」でもそうでしたけど、
人間の距離感がとても現実と同じで、ホントに人と会ってきたような感じのする映画を撮る監督だと思います。