14.《ネタバレ》 実話だということですが、レビューを見ると『実わ実話でもないかも』という、誇大広告疑惑のある作品。 ですが、面白い作品ですよね、これ。重すぎず、軽すぎず、絶妙な匙加減です。ただ、どーなんでしょう。良く言えばバランスの良い作品ですが、悪く言えばバランスが良すぎて遊びや刺激が足りない作品でもあります。如何せん、映画としての盛り上がりに欠けます。 『ガーデニング+刑務所もの+サクセスストーリー』っていうめったにない珍しい組み合わせですから、もっともっとドラマチックにしちゃって良かったんじゃないですかねー。面白いんですが、それ以上に『なんか惜しいな~。』という気持ちが先にきちゃいます。 ただ、音楽が抜群に良くて、各シーンにぴったり。音楽で多少助けられている部分はありそうですね。 また、嫌な人物がほとんどいないところも、この作品には合っていますね。その中でも、ジョージナ・ウッドハウスやハッジ刑務署長の、御伽噺のような公正かつ寛大な人となりは、一際光っています。どんな人とも、色眼鏡をかけず、公平に接するその姿勢。かっちょいいですね。たとえフィクションの世界でも、こーゆー立場の人たちが自分のことを認めてくれれば、それはコリンでなくたって自信が持てそうです。 それにしてもこの映画、見方によっちゃ、『刑務所ってすっげー良いとこジャン!よし、俺もなんか悪いことしよー。』って、犯罪を助長しかねない危険思想の作品にもなりますね。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-06-23 05:01:30) |
13.《ネタバレ》 7点にはしたけれど、ちょっとどうしても気になって納得できないことがあります。映画の始まりに「これは本当にあった物語である」と日本語字幕が出ます。けれど原文は「This story is inspired by actual events」です。英語は得意じゃないけれど、この日本語字幕は少々乱暴なのではと思い、見終わった後にDVDに収録された「プロダクションノート」というのを覗いてみると・・・・「プロデューサーがニューヨーク・タイムズの記事『英国でベルフラワーを育てる自由』を読み、イギリスで囚人達がガーデニングをしていることを知った。そして、脚本・監督のジョエル・ハーシュマンは、美しく繊細な一輪の花と、無骨な男という、対照的な二つのイメージをモチーフに、この笑いと感動に溢れた、救いと再生のヒューマン・ドラマを作り上げた」とありました。結局、ほとんど作り話なんじゃないですか??? 最後の最後に出る字幕とかホントなんですか??? もう、どこまで信じたらいいのか分かんないんですけど・・・もうさ『一杯のかけそば』的なことだけはしないでいただきたいです。うまく作った作り話で構わないのに、「実は実話じゃないんです」みたいなシャレにもならんことがあると後味悪くなっちゃいますけど。そこんとこハッキリしないから目をつぶって「最初から作り話」としての7点です。 【だみお】さん [DVD(吹替)] 7点(2011-07-03 01:35:20) (良:1票) |
12.《ネタバレ》 素直に見てよかったと思える良質の刑務所を舞台にしたヒューマンドラマでした。実話というのもいいですね。「大きな大会に出るからって緊張しなくていい。監獄生まれだけど勝てないわけじゃないぞ。誰にだって勝つチャンスはあるんだ」というハンプトンコートに出品予定の花たちにコリンが語りかける台詞がすごく印象に残りました。刑務所モノには珍しく所長のいい人ぶりが良かったですね。品評会の後、所長が囚人たちに語りかけた言葉が良かったです。また、ハンプトンコートの彼らの出品作品の中にファーガスがいたのにはびっくりと同時に感動しました。刑務所モノにお約束のどうしようもない人間が一人も登場せず、刑務所の持つ暗さも無く、軽いタッチで描かれ、誰とでも気軽に楽しめる作品だと思います。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-01-12 17:14:46) |
11.《ネタバレ》 全体的に気分良く観ることが出来ます、庭師としての成長の部分やトニーの濡れ衣&恋人の妊娠の顛末等をもう少し掘り下げて欲しかったところです。 【ないとれいん】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-03-30 13:14:33) |
10.《ネタバレ》 深夜に何気なく観たんですが、ついつい最後まで観ちゃいました(もう朝だよ)。主役の囚人コリンを演じたクライヴ・オーウェンの淡々とした演技がよかったなぁ。老囚人ファーガスがコリンを「Adversity is your ally(“逆境は友だち”って訳してました)」って慰める台詞もいいですね。U2やブルース・スプリングスティーンの曲も映像とマッチしてました。 それからちょっと展開が早い気がしたのは、テレビなんで、カットされていたからなのかなぁ? 【上野若宮深】さん [地上波(字幕)] 7点(2007-11-05 00:33:42) |
9.囚人で犯罪者である彼等が、ガーデニングにはまり、コンテストに向かって頑張る姿は微笑ましい。ほのぼのとした映像ですが、夢と生きていく希望と、愛情を見付け出す展開は心が暖かくなりました。 【sirou92】さん 7点(2003-11-05 15:51:30) |
【福助】さん 7点(2003-07-08 15:18:33) |
|
7.テーマから雰囲気からいかにもイギリス映画。実話をもとにしている分どうしても間延びした場面はあるけれど、それを差し引いてもいい映画です。終わり方も素敵。彼らは最高の栄誉を手に入れたのです。 【ゆあり】さん 7点(2003-06-27 00:20:13) |
6.同じ囚人ものなら「ショーシャンク・・」よりこっちのほうが好き。みんなに疑惑抱かれて逃亡した囚人が、子供連れて品評会にこっそり来てたり、なんかもう嬉しくなっちゃうほど優しい映画。佳作です。 【mimi】さん 7点(2003-02-23 02:23:36) |
5.ほのぼーのしてるね、単純にいい話。冒頭のシーンが実はかなり後半のシーンだったのは巧かった。脱走した兄ちゃんのその後も知りたかったなぁ。 【C-14219】さん 7点(2002-09-25 06:10:52) |
4.個人的に好きな作品!ほのぼのとした作品でした。心温まる映画でした。実話だし!一度は見てみてもいいですよ。 【Naoto】さん 7点(2002-09-13 19:36:16) |
3.もっと評価されていて欲しい作品。甘い部分もあると思うが十分楽しめる。 【017】さん 7点(2002-07-15 12:45:42) |
2.こんな感じのほのぼの系イギリス映画って、肩が凝らなくて良いですよね。ブラスとかリトルダンサーとかみたいにね。主役の人(ごめん名前知りません)も良かったけど、脇の人達もいい味でてました。ほんわか、まったりしたい時観て下さい。 【イリーナjp】さん 7点(2002-02-09 21:22:12) |
1.ただ何となく観よう~という軽い気持ちで観たら、何ていい映画なんだろう!と感動した。でもものすごいいい映画なのに、あまり話題にならなかったのはなぜなんだろう??ただ、本当にこんなすんなりいい人達ばっか?と思いたくなるのは、自分の見識が狭いせいだろうか??(笑)少し花を植えるのが上手いと分かった、じゃあガーデニングすっか~っていうくだりは、いかにもイギリスらしい。それにあそこまで気合いいれた大会あるのもいかにもイギリス。だからよけいにイギリスちっくで、これがもしアメリカだと「わざとらし」となるけど、イギリスだと思わずクスっとなる。 【mmm】さん 7点(2001-11-26 00:32:06) |