2.↓ははは、僕も気になりました。バナナ・ロワイヤル!多分、パフェみたいなもんでしょうね。主人公のニコラは夢の中だけでなく起きていても夢想してしまう少年。唯一表情を見せるのは大好きな「人魚姫」の話を語る時。よくぞ、こんな子役をひッ捕まえてきたなぁと思うくらい、微妙な表情を作り出す演技力には圧倒されました。現実では父親から病的な愛情とプレッシャーを掛けられ、学校にも馴染めない。夢の中では臓器密売だの猿の手だの、怖い話がどんどん膨らみ侵食していく。そう、彼には常に不安が付きまとってるんですよね。そして父親が何故ニコラの忘れ物を届けられなかったのかが明らかになる残酷で現実的なラスト。ここでもニコラの表情は微妙です。ビデオ屋ではホラーのコーナーに置いてありましたが、ホラーともサスペンスともいえない作品でした。