65.《ネタバレ》 前半はものすごい振りになっているのですね。 他のユダヤ人が迫害される映画よりは暗さや重さがないです。 それは息子のために、明るい嘘をつきつづけた主人公のおかげです。 終戦して後少しで自由になれたはずなのに、殺されてしまったことが無念。後少しだったのに。 とっても素敵なお父さん。 【ブリーバンデカンプ】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-04-04 07:25:41) |
64.《ネタバレ》 感動させようとしないところが好感を持てます。前半のラブロマンスも日本人には結構抵抗あるかもしれないけど、ラテンのあのいい加減なノリも地球上にはあるということで。若干ご都合的だなと思うのはジョズエがガス室に送られずに生き延びるというところ。ああいう極限の状態だと自分の息子は殺されたのにという嫉妬でチクリが余裕であると思うので1点減点。うまいなと思うのは収容所解放後、連合軍の戦車が来たのを本当の賞品だとジョズエに思わせたところ。そして最後の感動の母との再会で「勝った」のセリフがゲームと戦争ですれちがっているところ。この伏線回収と落ちの2点のすばらしさで1点プラス。 【エリア加算】さん [地上波(吹替)] 7点(2021-02-06 22:07:12) (良:1票) |
63.《ネタバレ》 さすがロベルト・ベニーニ!という映画でした。二人がお家に入って、朝を迎えたと思ったら息子が出てくるシーン、素敵でした!息子を守り続けたお父さんが助からなかったのはとても残念だけれど、不思議と救われた気持ちになる映画でした。夫婦共演というのも素敵。本当に仲良しの夫婦なんでしょうね。 【SAEKO】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2016-04-02 16:59:30) |
62.10年以上前に観て凄く感動した映画(珍しく2、3度観ている)。 今回、改めて観なおした。映画の構成を気にしながら観たら、やはり作り方が上手いと思う。でも、以前感じたほどの感動は無かった。 自分が10年前とは違う感覚になっているのかもしれない、と認識できた映画だった。人生において同じ映画に常に同じ感想を持つわけではないのかも。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-03-07 13:49:40) (良:1票) |
61.《ネタバレ》 ずっと気になってた映画で、ただその内容は知らず、予備知識なしで購入。 DVDのパッケージから受け取った印象は、主人公とヒロインがシアワセな家庭を築く「のほほんとしたイメージ」。 前半から中盤までは予想的中で、コメディ色あふれるにぎやかな人と、明るい街が描かれていた。 後半の戦場になってからは戦場における父と子のストーリーになっていて、前半で温まったぶん、後半で戦争の持つ冷たさが普通以上に感じられる。 そんな厳しい状況のもとで描かれる父親の子に対する深い愛情は余計に際立った。 【カジノ愛】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-12-03 11:37:58) |
60.《ネタバレ》 評価が分かれる映画ですね。 どんな辛い状況にあっても希望を失わず生きて行こう、生き抜こう。 その主題は、確かに素晴らしいのだが、 収容所の描き方が軽過ぎて、どうしても違和感が拭えない。 陽気なイタリア人の感覚なのか、ベニーニの感覚なのか…と困惑してしまう。 しかし、映画として受け入れられないかと言うと、そういう訳でもない。 悪い意味ではなくて「子ども向け映画」として捕らえると、しっくり来る。 鬼や山姥に囲まれても、知恵と勇気で生き抜いた…と言った類の昔話。 確か冒頭で、「これは童話の様な~」と言ってた様な気がする。 父が子どもへ「将来、ひどい状況に置かれても希望を捨ててはいけないよ」と、 解りやすく伝える為の映画。 【じょるる】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-02-07 00:35:43) |
59.《ネタバレ》 物陰に連れ込まれて銃声が響いた時、まさかこの男に限って殺されるなんてことがあるとは思えなかった。それほど奇跡的なお話だった訳です。でも、ステキなお話だったと思います。 収容所の現実を踏まえると、フィクション色が強いストーリーです。以前に「縞模様のパジャマの少年」で、収容所で起こったことの脚色に否定的なレビューを書いたこともあります。でも、コチラはすんなりと観られました。本作のテーマが収容所の悲劇の描出では無いからです。収容所は、あくまで主人公の姿勢を描くための背景だったと思います。 映画的なご都合と偶然が連なり続けますが、そこに対してさほど嫌な気分にならない。むしろ、これくらいポジティブであれば、ホントに運が廻って来そうな気さえする。そう思わせるところが本作のパワーだと思います。性格的に、私には決して真似が出来ない態度だけど、ちょっと多めに喋ってみる気になります。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-07-31 22:47:06) (良:1票) |
58.《ネタバレ》 映画としてこーゆーお話ならわからんでもないって感じでしょうか。 前半ドーラとの出会いまでを丁寧に描くことでグイドのキャラを確立させて、いよいよ後半へ。 地団駄踏むのがかわいいジョズエに収容所の現実を悟らせまいとする嘘は、なかなかよくできたものでした(相手が子供なのでベタベタした感じは仕方がないですけど)。 歴史的な虐殺事件が題材になってることでシチュエーション的に受け付けがたいとする向きのレビューもいくつか拝見しましたが、わたし的にはそこまで深くは考えずに『こんな時こんな状況ならこーゆーのも映画としてアリかな?』程度に楽しめました。 映画も興行ですからね、『息子に悲しい嘘をつく』と言うテーマをしっかりと描けた点で、この作品は良かったんじゃないでしょうか。 あとはお好みで。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-04-15 17:11:49) |
57.良くも悪くも「映画」っぽい。映画としてかなり上手くできているが、突っ込みながらみるコメディとしては破綻していると思う。下手すると前半30分で止めてしまいそうな一作。 【楊秀清】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-01-23 17:29:20) |
56.とても切り口の面白いドラマ。主人公が明るく、ややコメディータッチということで、 これまで詰め込んできた強制収容所に関しての知識が、お話に集中させる事を邪魔するのだが、 彼の妻と息子に対する思いは十分伝わってくる。本来なら前半と後半でメリハリをつけた方が ドラマとしての深みは出たのだろうが、主人公のキャラ自体が物語の伏線になっているような、 変わった趣向の作品なので、ちょっと難しい部分もあったのかも。 創作ドラマとしてはとてもよく出来てるし、彼一人で監督・脚本・主演をこなした事を考えると、 がんばって作ったなぁと、感心することしきりの作品だった。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-09-11 15:53:06) |
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55.《ネタバレ》 最初、何この映画?コメディ?と前半は思いつつ(よく喋るイタリア人だなぁ~と) 、後半になるとガラッとシリアスな感じになり引き込まれました。 泣きはしませんでしたが、最後の最後まで父親の子に対する愛情がヒシヒシと伝わり(子だけじゃなく妻に対しても)胸に響きました。 若干、話が出来過ぎな感じもしますが、傑作だと思います。 【ぐうたらパパ】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-02-16 13:47:18) |
54.泣けるか?と聞かれればそこまで泣ける話とは思わないが、 ストーリーの完成度はとても高い。 主人公、妻、息子それぞれの演技も本当の親子のようで微笑ましかった。 戦争の無意味さ、やるせなさを後世に伝えることを狙いとしてたまでどうかわからないが、たぶん、何十年経っても、語り継がれるだけの完成度はある。 だからこそ、感情移入できなかったのかもしれないが。 【バニーボーイ】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-03-04 09:55:58) |
53.戦争映画は嫌いだが、この映画はきつい場面を永遠と見せ付け無いから好き。 ドラマとしても良。 【のははすひ】さん [DVD(吹替)] 7点(2010-02-17 23:42:46) |
【シトロエン】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-12-29 17:45:43) |
51.映画が終わった後の満員の劇場は凄いコトになっておりました。みんなぐちゃぐちゃ。さて私はこの映画、ラブストーリーが展開する前半が好きでした。テーブルの下のシーンなんか、微笑ましくてちょっと泣けてきて。対して後半は、んー、なんと言うか、痛々しい感じ。子供のために一生懸命な父親の姿は、とても笑えないですし無理をして生きている状態なのでツラいですし。その上でファンタジーでは終われない結末があって。彼が息子に対して行った行為は美しかったのかもしれませんし、彼自身もそれで満足だったのでしょうけれど、ホロコーストに対する怒りや憎悪までが浄化されてしまっているような感じは、ちょっと首を傾げてしまう私でした。コメディ映画のナチスのソレとは違うハズなのですから。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-07-11 13:24:03) |
50.《ネタバレ》 おそらく後半とのギャップを出すための手法なんでしょうが、前半の恋愛部がやや冗長で退屈というか無駄に感じてしまいました。 収容所に連れてかれてからはオヤジの健気な嘘が切ないです。最後誰もいなくなってから出てくる子供のシーンとかは強く印象に残りますね。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-10-29 11:13:39) |
49.《ネタバレ》 良い映画です。前半はわりと退屈でしたが、強制収容所へ向かう列車の中でグイドがジョズエにゲームだと嘘をついたあたりから面白くなった。ラストに大人になったジョズエが「これが私の物語 父が命を捧げてくれた」とナレーションするところで感動しました。後半は良かったのですが、前半がいまいちだったので、8点をあげたいところですが7点にします。 【エムシュー】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-01-24 12:17:39) |
48.前半と後半、それぞれひとつの映画として楽しめました。一粒で二度おいしい。 【バムセ】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-01-15 09:01:13) |
47.たしかにラストは感動するが、それまでが乱雑で ちと見るのがキツい所があった。 前半と後半でガラリと変わる感じはいいとして 後半の展開は無理があるとしかいいようがない。 全体が駆け足な印象を受ける。 もう少しゆっくり時間をかけた作品にしてほしかった。 それにしたって終盤の一番感動する場面で母が「あ~疲れたぁ~」なんて言いながら仕事から帰ってきたもんだから感動する空気なんて削がれたもんな。。 ライフイズビューティフルは母であった。。そんなもんだよ。 【突っ込み】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-08-11 02:38:27) |
46.《ネタバレ》 底抜けに明るかったグイドの銃殺劇は衝撃的でした。ジョズエ役は天才子役ですね。甘い音楽を背景に、考え方一つでどんな苦しい事でも乗り越えていけると終始語っていました。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-08-09 22:50:08) |