7.《ネタバレ》 いかにもアメリカンな気軽に楽しめる娯楽作品。
タイムスリップをパラドックスは一切触れずに設定としてのみ使っており、名作にしようという嫌味な作り込みがなく、娯楽に徹するその姿勢が潔い。
セットもそれなりに豪華に作りこまれてるし、ご都合主義満載のシナリオも深く考えずにテンポよく進む冒険コメディーとしてちょうど良い感じ。
当然にありえない展開のオンパレードなのだが、テンポとワクワク感とのバランスが上手く配分され、突っ込んだり首を傾げる暇もなく最後まで一気に楽しく見られる。
細かい粗探しや、映画の芸術性どうのこうのを語る映画ではないが、誰が見ても楽しめる娯楽映画の王道を行っている。