5.少なくとも96年版よりは遥かに良いと思う。SFXも使わず役者がお年を召していてもそれほど気にならず、自国の宝ピノッキオを大事にしている感じが伝わる。空色の髪の仙女N・ブラスキとのコンビを最初に目にしたのはDOWN BY LAW。彼らの強い結束が人形と妖精の切れぬ絆に生かされているように思える。歴史あるイタリア美術も惜しみなく投入され目を引く。原作に忠実に作られながらも終盤では思わぬ遊びを見せ、父親のためそして自分のために優等生への道を歩みながらピノッキオの自由な心を残したラストが一陣の風をよぶ。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-03-13 19:41:54) |
4.始まって3分で、俺好みの映画だと分かりました。初めて「ネバーエンディング・ストーリー」を観た時のような、爽やかな感動に包まれました。こういう映画がもっともっと増えてくれるといいと思います。 【金子淳】さん 7点(2004-11-24 19:23:28) |
3.吹き替えで観たから、ユースケサンタマリアが演じてるみたいで楽しく感じちゃった。 【ゲソ】さん 7点(2004-06-10 03:02:57) |
2.ベニー二演技力の凄さを感じさせられた映画でした。仕草とか細かい部分に拘った演技がとても良かったです。全体的な雰囲気はまさにイタリアの映画といった感じです。詳しいピノッキオの話は一度も読んだことが無かったので「なるほど。こんな話なのか」とすこし感心させられました。音楽もピノッキオチックで良かったですよ。欲を言えば少しで良いのでピノッキオが学校で授業を受けるシーン等の少し無意味なシーンが見たかったですね。すんごいストレートな映画だと思わされたので。(笑 【ビスケ】さん 7点(2004-01-25 00:45:03) |
1.「両親に感謝したい!彼らは私に素晴らしいプレゼントをくれた。“貧乏!”というプレゼントだ!」ベニーニが(ライフ・イズ・・・)でオスカー獲った時の事、受賞式典でのこのコメントといつも通りのハイ・テンションに、私、正直言って圧倒されました。本作も賛否両論あるようですし、自分なりにも(賛否両観?)あるんですが、おそらくベニーニ自身は、演技だとか演出だとか、そんな小さなものにとらわれて映画作ってないんでしょう。近年、この人ほど(信念)を感じさせる人って稀だと思うんですよね。だから“力”があります。ベニーニ、おそるべし! 【シーバード】さん 7点(2003-09-12 19:26:43) |