4.意外に面白かった。太って変わり果てたソノコを目の前にして「愛している」とカオルはいうのだが、自分の心の揺れに気づき、耐えられなくなって、逃げ出してしまう。ソノコのカオルになげかけた「あなたが愛しているのはカオルという自分よ」いう言葉どおり、人間は愛している相手の中に、自分を投影して見て、自分自身を愛しているのかもしれない。だからどうしたのだ、この映画はそういっているような気がした。青春映画として完成しているし、テーマもしっかり掘り下げられている作品だと感じた。 【K・T】さん 7点(2004-08-16 16:16:32) |
3.今ではすっかり「お宝映画」になっている感があるが、映画そのものもとっても面白い。なんといっても、行動の脈絡のなさ(正常な感覚に比べてってこと)、ぶっ飛び度がいい。快感だ。これぞ漫画の醍醐味。とくに、筒井道隆やばい。声変わってねぇ。この人演技してないんじゃないかと思うぐらいはまってる。おまけに、歩く時ちょっと右側に傾いてるし。大勢で見てもおもろいし、一人でこっそり見るのもいいとおもう。 |
2.《ネタバレ》 セリフのわざとらしさが面白い。筒井道隆が好演してる。鬱陶しいけど、憎めないアホな男子キャラ。それに対して高岡早紀のキャラは憎たらしいこと限りない。だから最後に筒井道隆が高岡早紀をどつきまくるシーンが快感。他の登場人物も皆個性があってよい。この浅野忠信は必見です。 【ぷりんぐるしゅ】さん 7点(2004-03-28 14:13:11) |
1.当時は映画館ではなくレンタルで借りて観ました。この作品の勢いってやつ、これが好きです。筒井さんが嵌り役だと思いましたね。今にして思えば牛くんは浅野さんだったんですよね。楽しい作品です。 【じふぶき】さん 7点(2004-02-11 21:26:14) |