2.僕はこの作品知らなかったのだけれど、最近ある雑誌で発表された「世界10万人が選ぶベスト映画100」という企画では堂々の78位(ちなみに79位が「ディア・ハンター」で77位が「ターミネーター2」。さらに言えば1位が「ロード・オブ・ザ・リング」で我が「シザーハンズ」はランク外!納得行かーん!)。僕には正直、なぜこの作品がそこまで支持を集めたのか分からなかったのだけれど(多分僕が、コレの元ネタとなっているスパイものとかをあまり観てないのも大きいと思う)、ユニークな作品であることは確か。アクション映画的要素とラブコメ的要素、それに30代という微妙なお年頃の同窓会、というネタと80年代に対する懐古主義とある種の政治風刺がごちゃまぜになった、何とも不思議な作品でした。人間臭い殺し屋役のジョン・キューザックも良かったけど、彼の秘書を楽しそうに演じてるジョーン・キューザックも、可愛かった。